チーム森田の“天気で斬る!”

森田正光はじめ人気お天気キャスターによるチームブログ。

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測候所廃止を考える

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森田正光        「気象・歳時・防災コラム!」より(写真掲載許可済み)




このブログに、よくトラックバックしていただく「気象・歳時・防災コラム!」
に、測候所廃止の反対論が掲載されていました。


測候所廃止について、何が問題なのかがよく整理され、
論点が分かり易く提示されています。
詳しくは、そちらを参考にしていただくとして、
測候所廃止の一番の問題点は、観測の廃止にあるという
主張は、私もその通りだと考える者です。


いま、東京では都議選の開票が伝えられています。


政治とは、何が大切かの優先順位を決めることだと思います。
気象にとって、測候所問題は大切なことのひとつだと
多くの人に知っていただきたいと思います。


ご興味のある方は、以下のブログ記事をお読み下さるよう、
お願いします。







【7/13 11時55分追記(月曜日担当の片平です)】
(↑日付が間違っていました、すみません。ご指摘ありがとうございます)

 私(片平)も、測候所廃止の施策については反対です。
 測候所廃止に反対の理由は森田さんやご紹介ブログの方と全く同じです。
 無人化により観測が絶たれる生物観測・季節観測は、
その失われた時間は二度と取り返すことができません。

 森田さんの記事やご紹介ブログを読んで、私も一言言いたくて加筆します。
 以下、私個人の意見です。

 森田さんがおっしゃるようにこの問題は「政治」の話でもあるし、
私はさらにもうひとつ、「世論」の問題でもあるように思います。
 
 以前、何人もの気象庁の方と本音トークをしたことがありますが、
やはり「気象庁職員も測候所廃止は良くないと思う人が多い」とのこと。
観測の継続がいかに重要かは、もちろん観測していた気象庁の方が一番よくご存知なんです。

 では、なぜそれでも測候所廃止の流れになってしまったのか。
「世論の声」を利用された、からではないでしょうか。

邪推するに、“不景気なのに公務員だけが…”といういわゆる「公務員バッシング」を受け、
「公務員だってこんなに頑張っているんだ」と形で見せるための分かりやすいシンボルとして、
国民にもよく名前が知られていて、しかも抵抗できない弱小官庁である「気象庁」が
ひとつのターゲットにされたのではないか、とも思えてなりません。
(もちろん、国民が憤りを感じる悪徳公務員は毎日のようにニュースを騒がせているし、
 電話や窓口対応の悪い職員が(気象庁にも)いるのも事実ですが)

 世論は、本当に「生物季節観測なんて要らない」という声なのでしょうか。
こちら近畿では、おととしに豊岡が閉鎖され、今年は最後の測候所・潮岬も無人化されます。
「税金をかけて、公務員を常駐させる価値」があるのか、という問題は、
政治家や一部高級官僚が勝手に決めることではなくて、国民一人一人が考えることでしょう。

それが要らない、という世論の声であるならば、
税金を使って行っている以上、いくら気象の世界で大切なことでも廃止せざるを得ません。

ただ、50年も100年も継続して観測してきたデータが、ある年から急になくなる。
気候的な統計値としても、身近な季節の便りとしても、「生物・季節観測」は、
削る項目ではなく、残すべき優先順位の高い項目だ、と私も思うんです。
それが分かっていて、この「測候所廃止」の流れになったのでしょうか。
国民の皆さんはこの施策に対してOKを出したということなんでしょうか。

今回の都議選もそうですが、政治は世論の大きな声によって変えることができます。
政治や行政に無関心、ただ一辺倒に批判だけするのではなくて、
気象行政についても一人一人に考えてほしい、意見を持ってほしいと強く思いました。

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九州南部梅雨明け

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森田正光           レーダー・降水ナウキャスト



梅雨前線は、水蒸気前線という言われ方をします。
この時期は、前線に向かって大量の水蒸気が補給され、
それが大雨をもたらすからです。


レーダー画像等によると、日本海にその水蒸気による大雨が
写し出されており、少しずつ東へ広がっています。
北陸地方から東北南部は、今日の午後から激しい雨の
降りだすところが多くなるみこみです。


一方、九州南部は朝から晴天の区域が広がっています。
おそらく、今日中には梅雨明けが発表になるでしょう。


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11時50分追加


鹿児島地方気象台は、今日午前11時に九州南部の梅雨明けを
発表しました。(平年より1日早く、昨年より6日遅い)

なお、その他の地方は当面、梅雨の晴れ間が広がるものの
梅雨明けは、来週以降になりそうです。

タイトルの「?」マークを取りました。

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