チーム森田の“天気で斬る!”

森田正光はじめ人気お天気キャスターによるチームブログ。

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富士山の雪

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           新富士駅付近より(2月24日撮影)



森田正光です。



青森県・酸ケ湯では、昨日の朝5時、積雪がとうとう566センチに
達しました(今朝7時現在531センチ)


酸ケ湯の積雪記録は、現在稼動中のアメダスの中では歴代一位です。


ただかつては、観測所が今より多かったこともあり、5メートル台の
積雪はそれほど珍しいことではありませんでした。
ちなみに参考記録ですが、滋賀県の伊吹山では1927年(昭2)に、
11メートル82センチを記録したことがあります。


ところで今回の酸ケ湯の大雪ですが、「雪が軽い」というのも、
原因のひとつです。


降雪は雪の種類によって、同じ降水量でも深さが異なります。


よく言われるのは、1ミリで1センチという目安です。
これだと10ミリの降水量があれば、単純には10センチの雪が
降る事になります。


ところが気温が低いと、降水量が少なくてもフワフワの雪となり、
積雪が大きくなるのです。今回の酸ケ湯の場合は、気温が氷点下10度
以下でした。
したがって、降水量1ミリに対して、降雪は5センチ程度にもなり、
しかも軽い雪なので、圧雪されることもなく、積雪が大きくなったの
でしょう。


先日、新幹線で新富士付近を通過中、きれいな富士山が窓外に
広がっていました(写真)。日本海側で雪の多い年は、逆に
太平洋側の富士山は、雪が少ないことが多いようです。


ただ残念なことに、富士山では2008年10月から
積雪の観測が行われていません。今年の山頂の積雪も
正式には不明です。


これまでの記録は、338センチ(1989年4月27日)
でしたが、富士山の積雪記録というのは、重要な季節指標でも
ありますので、今後、積雪の観測をぜひ復活させていただきたいと
思います。

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