チーム森田の“天気で斬る!”

森田正光はじめ人気お天気キャスターによるチームブログ。

チーム森田の”天気で斬る!”

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毎年この時期、夏至の頃になると思い出す苦い経験があります。

タイにムエタイ修行に行ったときの話しです。



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  (タイの国技ともと言われる、格闘技・ムエタイ)



タイでは観光客を騙してお金をたかられるので気をつけろ!」

と言われていた私は、

絶対に騙されないぞ!

と心に決めてバンコクの空港に降り立ちました。

 

まずホテルまでのタクシーを拾いますが、油断できません。

わざと遠回りして2倍くらいの運賃を吹っ掛けてくることもあるそうです。

私は地図を握りしめながらタクシーに乗り込みました。

 

案の定、逆方向に走り出すタクシー

土地勘はなくても、太陽の位置で南の方角はわかります

早速、慣れない英語で文句を言う私。

間違いないと言って、逆方向に走り続ける運転手。

車の中で延々と口論が続きました。

 

やがて車は停止しました。

私の泊まるホテルでした

キツネにつままれた思いです。

 

平謝りで、「お釣りはいらないから」と言って多めにお金を渡す私に対し、

運転手はきっちりお釣りを返し、正規運賃だけを受け取りました。

そしてタイ語で意味不明な捨て台詞を吐いて、走り去って行きました。

 

「おかしい! 絶対に逆方向に走っていたのに・・・」

私は、地図と太陽の位置をもう一度にらめっこしました。

 

「あっ!」

その時気付いたのです。

 

『今は夏至。 太陽は北回帰線上にあり!』

つまりこの時期タイでは、太陽は北の方角にあるのです。

 

「太陽は南」

そんなちっぽけな常識にとらわれている自分を解き放ってくれる。

それこそが旅の醍醐味。

今となっては懐かしい思い出です。


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こんにちは、片山美紀です。
先日の梅雨の晴れ間に静岡県・下田市を訪ねました。
江戸時代末期にペリー率いる黒船が来航し、開国の地として知られる、この街。
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藤枝さんも紹介されていましたが、今の時季は「あじさい祭り」が開かれていて、
異国情緒の漂う中に、あじさいが彩りを添えていました。
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街を散策していると、ふと目に付くのが、この黒と白の碁盤目が斜めに交差する壁です。

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これは「なまこ壁」と呼ばれ、風や雨に強く、防火・保温にも優れているため、
下田では古くから土蔵や民家で使われていました。

「なまこ壁」は平瓦を土壁に貼り付け、継ぎ目に漆喰を盛り上げて固めています。
(この盛り上がりが「なまこ」に似ていることから、なまこ壁と呼ばれたそうです。)

こうすることで、瓦の継ぎ目から水が浸透するのを防ぎ
さらに、瓦を斜めに貼ることで、盛り上がった継ぎ目にも雨水がたまりません。

伊豆半島の先端に位置する下田は、台風による雨風も強く、地震が発生すると津波による被害も大きいと想定されている地です。

先人の知恵と工夫により生み出された美しい景観を愛でつつ、時代は移り変わっても,
私たちは自然とともに生き、災害と隣合わせにいるということを忘れずにいなければならないと感じました。

さて、あす土曜日は西・東日本は広く雨で、
西日本〜東海の太平洋側を中心に再び雨の強まる所がありそうです。

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先日は近畿で大きな地震がありましたが、気象災害は地震と違い、ある程度の予測が可能です。
備えを怠らず、個々人が自分の命を守る行動を取ることが重要です。

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ひまわりで感じる四季

福岡良子です。


きょうは一年で一番昼が長い夏至
東京の日の出は4時25分、日の入りは19時00分で、昼の長さは14時間35分
一年で一番昼が短い冬至と比べて約5時間も昼が長くなります。



これは地球が少し傾いた状態で太陽の周りをまわっているために起こる現象で
夏至の前後は、北極では真夜中でも日が沈まない白夜
反対に南極では一日太陽が昇らない極夜が続きます。






実は宇宙からもその様子がわかります。


気象衛星が捉えた地球の様子。
南極あたりによーく注目してみると・・・

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南極付近は昼間も太陽の光があたらず暗い


逆に北極付近は夜でも明るい
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そして冬至の前後は、夏至とは真逆の現象が起こります。



北極付近は昼間でも暗く
南極付近は夜でも明るい

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(2017年)

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(2017年)


また夏至と冬至の間にあたる春分の日秋分の日は、地球全体に太陽光があたるため、
完全に丸い地球を観測することができる


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(2018年)

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(2017年)




そして夜は夏至や冬至と違って本当に真っ暗になります。
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(2018年)

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(2017年)




ちょっとマニアックですが、宇宙から四季を感じてみるのもいいかもしれません。




福岡良子

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こんにちは、千種ゆり子です。
先日都内にある地下変電設備を見学する機会を頂きました。

電気はエネルギーや地球温暖化とも関わりが深いですし
特に太陽光発電や電力の需要は天気と大きく関わっているので
もっと勉強したいと思っている分野です。

発電所で作られた電気は送電線や配電線(私たちが「電線」と呼んでいるもの)
を経て、各家庭や事業所に送られます。

しかし発電所から送られる電気では電圧が大きすぎるので
何度も変圧器を通って、電圧が下げられた状態で各家庭に送られてきます。(100から200ボルト)

その「変圧器」がたくさん置いてあるのが「変電所」ですが、
都内は特に土地が不足しているため、変電所は地下に多く設置されています。

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とっても広い!

職業柄一番気になったのが「防災対策」。

地下にあるということは、洪水や津波が起こったら
大量の水が流れ込んでくる恐れがあるということですが
電気設備なので、もちろん水への対策は必須です。
浸水を防ぐため、雨の日はいつもこちらの防潮板を設置しているそうです。

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ハザードマップを確認したところ、
こちらの変電所の洪水による浸水深想定は最大で50cm以上1m未満。
防潮板は60cmくらいしかなかったので、1m浸水した場合、防ぎきれません。

しかし、限られた予算の中で、優先順位をつけて、
様々な防災対策をしなければならないのも現実です。
(都内にはたくさんの変電施設があるので、
立地的な観点から優先順位をつける場合もあろうかと思います)

膨潮板のようなハード面での対策に加え、
すぐにはハード面の対策が難しい場合は
各事業所ごとに浸水等緊急時の対策マニュアルを整備し
ソフト面での対策も実施しているとのことでした。






ところで、私のような観点から質問をする見学者はあまりいないようで、
飛んでくる質問が新鮮だったとのお話も頂きました。
やはり色々な観点・視点を持つ人からの意見を貰うことの大切さを痛感しました。


さて、約4年執筆を担当していたこちらのブログですが
今回で卒業することになりました。
これからも、チーム森田の面々が面白い記事を書いてくれる
と思いますので、引き続きご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

私個人の宣伝となり恐縮ですが、毎日新聞に
隔週金曜日にコラムを掲載しておりますので
今後私の記事は、そちらをご覧いただければ幸いです。


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率先避難者たれ

こんにちは、秋田の津田です。

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あす20日にかけて、西日本を中心に雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる恐れがあります。
特に、きのう18日に強い揺れがあった大阪府などの近畿地方では、地盤が緩んでいるところがあります。
いつもより少ない雨でも土砂災害につながる恐れがあり、警戒が必要です。
 
天気の実況・予想などは、それぞれの地域のお天気キャスターに譲ることにして
今回は防災士としてお話ししたいと思います。
 
さて、人はいざというとき、危険だという情報を聞いていても
なかなか「逃げる」という行動に移すことができません。
 
「自分は大丈夫だろう」
「そんなにたいしたことないのでは?」
という考えに至ってしまうためです。
 
その考え方は、日常生活でのストレスや不安を減らしてくれる一方
本当に危険が差し迫ったときに、「逃げる」ことから人々を妨げてしまうことがあります。
 
では、どうすれば本当に危険が差し迫ったときに行動できるのか。
 
日頃から「危険だという情報を手に入れたときに、どういう行動をとるか具体的に決めておくこと」です。
去年7月に秋田県で記録的な大雨が降り河川が氾濫したとき、日頃から避難訓練をしていた人は
躊躇せず、すぐに避難できたといいます。
 
また、誰かが避難しているのを見ると、他の人も「私も逃げなければ」と同調するようになります。
 
日頃からの備えと正しい情報を使って、「率先避難者」となることが
たくさんの人を守ることにもつながります。
 
今回地震が起こらなかった地域の方も、他人事だと考えず
自分が住む地域で災害が起きたらどういう行動をとるか
ぜひ大切な人たちと話し合ってみてください。
 
津田紗矢佳

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