チーム森田の“天気で斬る!”

森田正光はじめ人気お天気キャスターによるチームブログ。

台風

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台風の上陸数に関する話です。

今日は10月15日。10月もちょうど半ばになりました。

先月から今月初めにかけて、台風13号と15号が相次いで本州付近に接近しましたが、
結局は上陸することはなく、未だ台風の上陸数はゼロのままとなっています。

台風統計のある1951年以降で、
10月以降に上陸した台風は合計14個ありますが、
10月下旬以降(21日以降)に限定すると、わずかに2個しかありません。

ですから単純計算でいくと、
10月中旬まで(20日まで)に台風の上陸がなければ、
そのまま一つも上陸しない確率は96%強に跳ね上がることになります。*

北半球の雲の様子をみると、
ベトナムの沿岸に熱帯低気圧が一つありますが、
日本の南ですぐに台風になるような雲の塊は解析されていません。

しかし、今日発表された週間予報の支援図によると、
19日〜20日にかけて小笠原諸島付近で低気圧の発生(熱帯低気圧も含む)が予想され、
日本の東を北東に進む予想となっています。

目先、台風の上陸うんぬんという観点からすると、
こちらの予想に注目が集まりそうですが、
仮に発生したとしても、その擾乱が陸地に近付く可能性はかなり低いとみられます。

この擾乱が抜けると共に季節は10月下旬に突入するため、
更に台風上陸数ゼロの年に近付くことになりそうです。(あくまでも確率論です。)


*10月下旬以降なると台風上陸数が激減するのは・・・
●偏西風帯が本州の南まで南下する。
●太平洋高気圧が北緯25度以南にまで後退する。
などが主な要因です。

逆に言えば、10月下旬以降に台風の上陸があるとすれば、
台風接近時に、
●深い気圧の谷(上空に強い南西風)が接近する。
●季節外れに太平洋高気圧の勢力が強くなる。
ということしかあり得なくなります。

(上図は気象庁発表資料を加工 了承済み 杉江勇次)

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台風15号は今朝9時に九州の南海上で、温帯低気圧に変わりました。

もちろん温帯低気圧に変わったとは言え、前線を伴う低気圧に姿を変えただけで、
突然消滅するものでも、風がなくなるものでもありません。
場合によっては冷たい空気を巻き込んで再発達する事も多々あります。

ですから、日本の南海上や伊豆諸島を中心に、
低気圧が離れるまでは、強風や高波、強雨(伊豆諸島南部)などに注意が必要です。

ところで、たまたま昨日、一昨日と勤務が休みだったために、
今回の台風15号報道を一視聴者として自宅で見る機会がありました。

前記事で増田君が書いている通り、
『今年最強の台風が日本に接近へ』などの過大表現をしている報道はもちろん気になりましたが、
前回の台風13号と同様、比較的小さな、勢力としてはあまり強くない台風をどう扱うか?
報道するか?が大変難しいですね。

今回の台風15号は、*以前の台風表現で言えば、台湾通過後は小型で弱い台風レベル。

しかし、昨日までの報道では、かなり強い台風(大きな)が日本に接近し、
九州南部に接近した後、東海や関東にも大きな影響を与えるというような印象がありました。
(少なくともあまり台風の知識がない一般視聴者にはそう聞こえたかもしれません)

もちろん、今回の台風が現状よりも北よりもコースを通った場合は、
関東や東海にも大きな影響があったかもしれませんが、
『台風がコンパクトなために、少しでも南にそれるとほぼ影響なし。』
という声がもっとあっても良かったかもしれません。

しかし、ものが台風だけに安易な表現も出来ないし・・・。
難しいですね。

ただし、時と場合によっては、
以前のような台風のクラス分けも必要かな?と感じた次第です。

*以前の台風表現とは・・・
1999年までは台風に小型や中型、また弱い、並みなどの表現がありましたが、
その年に起きた弱い熱帯低気圧に伴う大災害により、
弱い熱帯低気圧と台風の表現が変更になりました。

(杉江 勇次)

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台風15号は、
今朝9時に種子島の南海上で温帯低気圧に変わりました。

今朝までは暖かな黒潮上で再びやや勢力を盛り返しながら、
伊豆諸島の南部にあすの午前中最接近する予想でしたが、
北からの冷たい空気を巻き込んで予想以上に構造が崩れた様です。

ただし温帯低気圧に変わったとは言え、
九州の南部ではまだしばらくの間、強い風が吹く恐れがあり、
日本の南海上でも高い波や強風に対しては注意が必要です。

なお、低気圧があすの午前中近付く伊豆諸島の南部では、
低気圧が通り過ぎるまで、強風、高波、強雨にご注意下さい。

(上図は気象庁発表資料  杉江勇次)

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増田雅昭です。


台風15号は明日(1日)にかけて、九州南部へ接近の可能性が高まっています。
上陸も全くは否定できません。

台風が通り過ぎるまでは、九州・四国・紀伊半島を中心に雨が続き、
台風が最も近づく恐れのある九州南部で、特に雨の量が多くなります。
もちろん、風も強まり、広範囲で波も高まります。

先々週、台風13号が似たコースをたどりましたが、
この10日ほどの間に、だいぶ季節が進んだようです。
13号と15号で、違いが出てきています。

目立つのは日本上空の風。2週間前に比べて強まっています。
15号は当然、この風に流されますから、
13号の時よりは速く移動していくはずです。
( 2週間前の風:http://blogs.yahoo.co.jp/wth_map/54839026.html

また、こういった強風帯に台風が突っ込むと、台風は形が崩れやすくなり、
あとはなすがまま、よりいっそう上空の風に沿って動くことになります。
そう考えると、15号は九州南部付近を通過したあとは、
本州の南海上を通り、伊豆諸島南部(か、その南)を通る可能性が高いと思われます。

13号に比べ、東日本への影響は小さくなりそうですが、
雨や強風、高波が全くないというわけではありません。
完全に通り過ぎるまでは、「台風が近くにいる」を念頭に行動して頂きたいと思います。



昨日(29日)からの台風のニュースで目についたのが、『今年最強の台風が日本へ接近』の見出し。
たしかに、今年最も強くなりましたし、台湾では大きな被害も出ました。

でも、正確には『元・今年最強の台風が日本へ接近』ですよね。
台湾に上陸した時と比べると、明らかに勢力は落ちています。

注意・警戒を呼びかけるために、脅威感を出すというのは必要な手段の一つです。
ただ、適切な注意喚起と、煽(あお)るのは違います。
煽りへの慣れは「またか」に繋がり、それが油断・事故の原因になることもありえます。

ニュースを書いている人は、気象に詳しい人ばかりではありませんが、
そうだからこそ、局内にいる気象予報士なりに確認すべきではないでしょうか。

もし、「やや煽りぎみに」という気持ちで“確信的に”情報を出しているなら、
視聴者や、少しでも正確に情報を出そうとしている気象関係者に失礼だと思います。


※先程、台風17号がフィリピンの東で発生しました。フィリピン方面へ進み、
 目先すぐに日本へ影響することはありませんが、今後の情報にも注意して下さい。

増田雅昭(ますだ・まさあき)                                               気象予報士。株式会社ウェザーマップ所属。現在 TBSテレビ「JNNニュースバード」(月〜水)、「ピンポン」(金)、TBSラジオ「久米宏 ラジオなんですけど」などに出演中。滋賀県出身、A型。趣味は野球、スノーボード。得意技はスポーツにまつわる天気予報。

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沖縄の南の海上を北上している台風15号が、
あす(日)にかけて八重山地方を直撃する恐れが出てきました。

午後3時の発表では、台風15号の中心気圧は915hPa。
最大風速55メートル、最大瞬間風速75メートルで今年最強の台風に発達。(台風2号と同じ)

雲の様子でも、はっきりとした鋭い目を持っており、勢力の強さが伺えます。

今後はほぼこのまま勢力を維持したまま北西方向に進み、
あすの午後には台湾の北部付近に達する見込みです。

予想される進路の北側のコースを通ると、
与那国島や西表島などを直撃する恐れも出てきており、
昨日までの予想よりも、より厳重な警戒が必要な進路に変わってきました。

最新の台風情報はこちら
http://www.jma.go.jp/jp/typh/

そして与那国島といえば、
前回の台風13号で最大瞬間風速が60メートルを超え、総雨量も1000ミリ以上に達し、
電柱倒壊などの甚大な被害の出たところ。

今回の台風でも早ければ今夜遅くにも暴風域に入り、
中心が近くを通過すると、前回並みか、それ以上の暴風が吹き荒れる恐れがありそうです。

なお、台風は台湾付近で動きが遅くなり、北東方向に進路を変え、
来週の半ばに西日本に影響を与える恐れも出てきています。

月曜日からは本州付近に北上してくる秋雨前線の活動も活発となるため、
西日本や東日本でも今後の進路に注意する必要がありそうです。

(上図は気象庁発表資料 杉江勇次)

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