チーム森田の“天気で斬る!”

森田正光はじめ人気お天気キャスターによるチームブログ。
こんにちは、宮城の小杉です。
昨日から今日にかけては関東〜東北の太平洋側で大雪になり、私が住んでいる仙台でも最大19cmの雪が積もりました。仙台で10cm以上の雪が積もるのは2年ぶりです。

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この大雪をもたらした“南岸低気圧”は、既に東に離れていますので太平洋側の雪はもう峠を越えています。
が、日本海側ではこれからが大雪の本番です。
 
この南岸低気圧は、昨日の朝9時の時点では1008hPaだったものが今朝は962hPaまで急速に発達しています。
 
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(左:きのう9時の天気図 右:今朝9時の天気図)
 
低気圧が発達するエネルギー源は南北の温度差です。これだけ低気圧が発達するということは、それだけ後ろに控えている上空の寒気が強いということを意味しています。この先はこの上空の寒気により日本海側の地域で大雪になります。

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(今朝9時の上空約5500mの寒気)
 
しかも南岸低気圧の雪は、低気圧が抜ければ終わる「単発」の大雪ですが、日本海側ではそうはいきません。
今回の寒気は強く、そして長いです。週末にかけて日本付近に居座る予想で、日本海側の地域では大雪に厳重な警戒が必要です。
 
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(23日11時気象庁発表の週間予報)
 
いわば昨日の南岸低気圧は冬将軍の露払いのようなものです。この先、一層雪や寒さに注意・警戒をするようにしてください。


小杉浩史

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静岡の手塚です。
先週、新聞でこのような記事を読みました。
「ウナギが記録的不漁。前期の1%」
静岡県内でもウナギが有名な場所があり、深刻な不漁になっています。
シラスウナギは11月〜4月に台湾、中国、日本の海岸に回遊してきます。
漁はこれから本格化する時期ではあるのですが、土用の丑とは言っていられない状況であるように感じます。
原因として1つには、「黒潮大蛇行」が影響しているかもという考え方もあるようです。

          (↓↓気象庁HPより抜粋↓↓)
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(上の図で言う3番のルートが大蛇行にあたります)

そしてその「黒潮大蛇行」  この先の関東の天気にも影響するかもしれません。
鹿児島大学の研究で以下のような研究結果があります。
「過去38年間(1969年〜2007年) 南岸低気圧が東海沖を通過した時の東京の降雪回数」
 大蛇行流路  →  58回中 12回(21%)
  直進流路   →  25回中 0回(0%)

大蛇行時は東京では雪日数が増えると言う研究結果です。

その原因として、以下の事が考えられます。
①大蛇行時の方が低気圧が関東南岸から離れやすい → 北から寒気を引き込みやすい(反対に低気圧が陸地の近くを通ると低気圧が暖気を引き込む)
②暖かい海流が蛇行しているので、その内側(関東南岸)に現れる冷水で関東の大気が暖められにくい

今日はすでに東京で雪が観測され、明日の朝にかけて積雪する恐れが高くなってきました。

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南岸低気圧はシベリアの寒気がピークを越えたこれからが多くなる時期。
今年、関東の予報で雨や雪マークがあるときは天気予報を要チェックです。
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こちらはあすにかけて予想される降雪量です。
関東の雪や雨はあすの未明にはやんできますが
今夜、そして明日の朝も交通機関に影響が出てくるおそれがあります。
また、今週は雪や雨の後に非常に強い寒気が入ってくるので、
積雪した場合は雪が残りやすく、路面凍結なども長い期間注意が必要になるかもしれません。


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河津です。
今冬はじめての関東の雪は大雪となる可能性が高くなってきました。地域ごとの降り方は動画で確認していただきたいのですが、今回は降水量が多いため、関東では数年に一度レベルの大雪になるおそれがあります。

<24時間予想降雪量>

20日(日)の夕方〜21日(月)の夕方 多いところ
関東 20センチ
東京23区 3センチ

21日(月)の夕方〜22日(火) 多いところ
関東の山沿い 20〜40センチ
関東の平野部 10〜20センチ
東京23区 5〜10センチ

普段あまり雪が降らない関東でこの数字はかなりインパクトがあります。この数字がそのまま積もるわけではありませんが、都市部でもある程度積もって交通機関が大きく乱れると考えておいてください。22日(月)の夜から23日(火)の朝は、不要不急な外出や移動を控えた方がよさそうです。


23日(火)の朝には関東の雪はやみますが、その後は冬型の気圧配置が強まり、日本海側の地方で大雪となります。27日(土)ごろまでは冬型が続きそうで、しばらくは大雪やふぶきに警戒が必要となります。風も強いですから、日本海側の地方でも交通機関に影響が出るのは避けられないでしょう。

あすから全国的に大雪に警戒が必要です。台風にも劣らない気象災害ですから、しっかりと情報を確認して大過なくお過ごしください。



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