加來道雄氏『福島はチェルノブイリを超える史上最悪のものだ』- 日本の嘘 (海外報道)
文字おこし
史上最悪の原発事故から3ヶ月、日本から恐ろしいニュースです。
政府当局は、メルトダウンした3つの核燃料を現在もなお、
海水で冷やしていますが、
その核燃料は放射性物質の蒸気を大気に放出し、
毒性の強い汚染水を膨大に排出しており、
いまだに危険な状況が続いています。
先ほど、博士にこの現在進行中の危機について
お話を伺いました。
彼はニューヨーク市立大学の教授であり
”未来の物理”の筆者でいらっしゃいます。
*ニューヨーク市立大学論理物理学者
*加來道雄博士
(キャスター)
この時点で日本政府は状況をコントロールできていますか?
(博士)
いいえ、いまだに時限爆弾が時を刻んでいる状態にあります。
スマトラ地震が発生して90日後に
巨大な余震が襲ってきたことを思い出してください。
来年まで安全冷却が出来ないという状況下で、
もしも日本に巨大余震が襲ってきたら、
事故は再び振り出しに戻ります。
安定はしていますが、まるで、「指先で壁にへばりついているように」
辛うじて、という状況です。
(キャスター)
アメリカ人の中には、危機は終わった。あるいは、
危機は解決でき収拾したと考える人も居ますが、
そうではありません。現在何が起こっているのですか?
(博士)
この2週間で、事故について私たちが知っている全てのことが
完全にひっくり返りました。
私たちは、3つの部分的なメルトダウンであり、
「心配しなくてもよい」と言われていました。
しかし、今では、3つの全ての原子炉で核燃料が
100%溶解したことがわかっています。
放出した放射能も最小限といわれていましたが、
チェルノブイリに匹敵することがわかりました。
避難区域に関しては「12マイルで大丈夫、それ以上では避難する必要がない」
といわれましたが、
現在では、避難区域以外に4つのホットスポットが発見されています。
3万4千人の子供たちが登校時に放射線バッチをつけています。
4歳からですよ。想像できますか?
幼稚園が放射線バッチをつけて通うんですよ!
全ての事故(収束)の方法論はひっくり返ったのです。
なぜなら当事者はついに、本当の事故の重大さを白状したからです。
(キャスター)
あなたの見解では、政府は事故がどれだけ酷いか、
知っていたと思いますか?
知っていながら発表しなかったのでしょうか?
それとも悲劇の規模のあまりのおおきさに
我を失ってしまったのでしょうか?
(博士)
私たち物理学者は、彼らが提供する僅かな情報を元に、
コンピュータ上で、この事故の再現を試みています。
私達は、事態は日本政府が言うよりも遥かに深刻なことを
知っていました。
なぜなら、放射能はあちこちに行くからです。
言ってみれば、日本政府は私達に嘘をついたのです。
彼らは放射性物質の放出量、どれだけ危険か、
どれだけの核の溶解が起こっていたかを知っていました。
しかし、彼らは明るい顔をして誤魔化したのです。
(キャスター)
地震と津波の数時間後に、数時間ですよ、1日じゃないんですよ?
既に企業と国際原子力機関は全ての原子炉を安全停止できたと発表しました。
もちろん、最終的に私達は、それが真実でないことを知りましたが。
しかし、彼らは初めから状況は安全であると言おうとしていました。
(博士)
私達は事故の数時間は、てんやわんやの大騒ぎだったことを
知りました。人々は、解決の糸口もなく、知恵もなく、
狂ったように駆け回り、何をすれば良いかわからない状態でした。
私達は、事故を数分ごと、数時間ごとに再現し、
この混乱が、政府の指揮を台無しにしたことが見て取れます。
(キャスター)
そこで働いている人たちには、今何が起こっているのですか?
(博士)
まず、ご存知のように作業員たちは、そこに送り込まれて、
10分程度で数年分に相当する被爆を受けます。
チェルノブイリでは、60万人が動員されました。
一人につき数分だけ(原子炉建屋内に)入り、
それぞれがゴルバチョフからメダルをもらいました。
(キャスター)
これは、100年に渡る除染ですか?
あなたの見解では、除染にどれくらいかかると思いますか?
(博士)
50年から100年です。
(キャスター)
私達は、いまだに除染について話す段階にさえ達していません。
なぜなら彼らは、放射能の流出を止めていないのです。
いまだに続いていますよ!
(博士)
除染はまだ始まっていません。
彼らは来年まで冷却停止を達成できない状況にあります。
冷却停止とは、燃焼が収まった時です。
今も原子炉内には、煮えたぎる水があり、
環境と巨大な容器に放射線を放出しています。
(キャスター)
彼らはどのようにして核廃棄物を貯めて、どのように処理するのでしょう?
(博士)
これが危ない!
なぜなら全ての容器に汚染水が満ちており、それを再び
海に捨てなければならないかもしれません。
その時点で中国人、韓国人、猟師たちは、
黙っていないでしょう。なぜなら環境へのダメージがかくも大きいからです。
毎回水を入れるたびに、高い放射線を含む水が再び漏れ出します。
それがそこにたまっていきます。
現在、彼らは蓄積した汚染水の量を超えているのをみて、
必死になってより多くの「水を溜める容器」を持ってこようとしています。
(略)
チェルノブイリは1の炉心に相当する放射線で、
2千億ドルの損害を出し、今も進行中ということを考えてください。
福島は20の炉心に相当する放射線があるのです。
海外報道では東電対応が笑いの種
海外報道では東電対応が笑いの種 (2011年4月25日放送)
一部文字おこし
(キャスター)
東京電力はまだ嘘をついているんでしょうか?
(博士)
私は作業員の方々を尊敬しています。彼らはサムライです。
彼らは、そこへ行って、致死線量を浴びているのです。
しかし、東京電力はあまりにも無能なので、
原子力発電所を運転している、ホーマー・シンプソンを想像してしまうのです。
(キャスター)
それだけ酷いんですね。
(博士)
そうなんです。
彼らは全ての手がかりを見逃し、隠蔽し、事故の深刻さを
軽視し、アメリカの技術者たちの意見に反対したんです。
彼らは、その原子炉で何が本当に起こっているのかを
はっきりさせようと試みていたのにです。
世界はもう、日本政府と東電を信用していないようです
世界はもう、日本政府と東電を信用していないようです
一部文字おこし
日本の原子力業界は日本政府と親密でなあなあの関係を
作り上げてきました。
この関係は近すぎるという指摘もあります。
あなたはこの関係は不健全であり、変えなければならないとお考えですか?
そうです。東京電力は一世紀にも渡る独占企業です。
政府の多くの職員は、東京電力と密接に関係しています。
官僚たちは、彼らを厳しく監視してきたことはなく、
たいていは原子力を推進してきたんです。
また、独立した監視機関はないのです。
監督機関と原子力業界が同じ監督下にあるのです。
これらの問題は解決されるべきです。
私は東京電力の言うことを信用しません。
情報を持っていた東京電力は住民をもっとはやく、避難させるべきだったのです。
確実に、子供たちや妊娠中の女性たちをもっと速やかに避難
させるべきだったのです。
目の前の事実から目を背けることは酷いやり方です。
外国大使館、東電、国内大企業、マスコミが行った、自分たちだけの自己防衛対策
l 東電、東北電力は社員家族を福島から緊急避難指示
l 多くの大使館は、自国民の日本からの退去や関西への避難、汚染食品回避を指示
l 震災、原発対策のために宮城県沖に出動したアメリカ空母は、
放射能汚染を避けるためすぐに、宮城県沖から撤退
l 多くの大企業は本社機能を東京から大阪に移転
l 震災報道のため、仙台に拠点を作ったCNN(米)とBBC(英)放送は、すぐに拠点を山形と秋田に避難
l 国内大手マスコミ記者は、原発50km以内から撤退。
政府や自治体、東電が実際に行った事
l 東電、東北電力、政府は、震災当日に、7時間半後の原発爆発と、その後の大爆発、
深刻な放射能汚染を予測していた。
l 東電や東北電力は社員と家族を、緊急に福島から避難させた。
社員家族から連絡されて、福島県から避難できた一般住民も多い。
l 一般住民には知らせなかった。
l 政府とマスコミは「汚染はわずかだ、危険は無い。落ち着け、あわてるな、家に留まれ」と避難を抑制。
緊急時迅速放射能影響予測(SPEEDI)ネットワークシステム