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長狭高校野球部

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白球を夢にかえて

今回は、我が家のこと。
末っ子の息子は、小学校から野球漬けで、
大学に一般入試する際も、セレクションを受けに行ったほど。

そんな息子が、大学卒業後、自分の道を模索して
たどり着いたのが
「林業」
何処で、どんな出会いがあってか?
を、親は知らない。
しかし、私なんぞより
数倍 男らしく、信念を持って 流行に流されない彼が選んだ道。

5月から 震災で復興を目指している陸前高田に移住していった。
それも、
一緒に暮らしていた女性と入籍して 二人で「林業」にたずさわっていくという。
***
今風をきらい
まっすぐに生きている息子に心からエールを送る。
このブログの書庫にある「白球を追いかけた軌跡」が
なにか、そのまま 続いていく気がする。
イメージ 1

我が家の2階の電話の横には
硬式のボールが置いてある。
「ありがとう」の文字の入ったそのボールは息子が
10年間以上野球とともに駆けてきた日々を思い、
高校の卒業時に親にポン!と渡してくれたもの。

あれから、彼は野球を続けるか迷い、
大学のセレクションも受け、膝の手術もした。
大学で野球は続けなかった。
地元に戻って、
高校や中学校の仲間のチームでボールを追いかける彼を観るのも
最初はなにか辛かったが、生き生きと楽しげにボールを追いかける
彼が観てるうちに・・・親の思いは違うような気がしてきた。


l高校野球の地区予選が真っ盛り。
息子の高校は大健闘で、激戦千葉の中で、シード校を押しのけて
ベスト16まで進んだ。

3年間の高校野球生活。
初めてグランドに足を運んで、
毎晩、素振りをする我が子のために
漁網のダメになってしまったのをもらってきてトスバッティング用のネットも作った。
先輩のこと、先生のこと、そういうことを絶対に言わず
弱音を吐くことは一度もなかった。

試合にはほとんど出かけた。
いつしか、
先発で試合に出せせていただけるようになった彼を
ずっと追いかけさせてもらっていた我々夫婦は幸せ者だった。
イメージ 1

そして・・・
あの夏。
雨の県野球場で彼の10数年は終わった。
喚くように泣きじゃくっていた彼の声がいまでも耳に残っている。

***

高校球児の夏が終わっていく。
今日は茨城大会の決勝では常総学院が勝った。
横浜は好投手率いる桐光を破った。
千葉県大会は木更津総合か専大松戸か・・・
いや、最後まで勝っていくのはたったの1校。

甲子園を目指す数多くの球児の夏は大粒の涙と泥だらけの汗とともに過ぎていく。
昨日は千葉の強豪成田高校がサヨナラで敗退した。
延長12回裏、ショートの子のエラーで出塁したランナーは3塁まで進み2アウト。
そこで、打者の放った打球はもう一度ショートへ飛んだ。
そして、結果は残酷だった。

立ち上がれなかった6番の子の後ろ姿を見て、
同じショートだった息子の姿を思い出していた。

みんなどこかで終わる。
そこに向かって必死に走っている野球小僧たち。
いや、終わりではなく、そこがスタートラインだったといつかく気づくはず。
イメージ 2


すべての野球小僧たちに乾杯!

いや、

素晴らしきすべてのマネージャーさんたちにも!
(長狭高校のたった一人の3年生マネジャーさん、ありがとう!)











野球小僧に!

全国各地で今、高校野球の予選が真っ盛り。
我が母校は昨日3回戦で負けてしまった。
甲子園に常連校である母校であっても
我が息子の母校のような1,2回戦をいかに切り抜けるかを戦っている学校も
新聞の対戦表の1行で、それまでの涙、汗、思いは終わってしまう。
 
 
 
あの夏、
今から5年前の
県球場は雨だった。
試合が終わり泣きじゃくるわが子の叫び声を聞いたときの
あの思いが、全国で今、1行の勝敗の向こうにあるのだろう。
 
 
 
小学校低学年の頃
はじめはグローブが大きく
グローブの真ん中をめがけて投げてあげたボール。
 
いつか
「キャッチボールは相手の胸に投げろ!」
なんて教える父がいた。
 
試合では一喜一憂、本当に楽しませてもらい
イメージ 2
いつの間にか
硬式でのキャッチボールでは
息子は手加減をしてくれるようになった。
軍手を2枚はめてグローブをつけても
強いボールを投げてこない・・・
 
たくさんの怪我もして
思い通りに試合に出られなくて
それでも、
壮行会で背番号をもらって
母親に縫い付けてもらっている彼は
何か誇らしげだった。
 
泣きじゃくる我が子を遠くから眺めることしかできなかった
あの夏・・・
イメージ 1
 
たくさんの一つ一つの
      一人一人のドラマが
           今、終わっていく、そして・・始まっていくのかもしれない
 
 
マネージャーがあの時作ってくれた
お守りは、
東京で働くわが子の使わなくなった部屋の机の上にある。
「お父さん、お母さん今までありがとう」の文字の刻まれた硬式ボールと一緒に。
 
 
野球小僧たちよ!
最高の夏を!
 

イメージ 1

テレビでは、甲子園の野球が始まった。
 
東千葉代表の木更津総合高校の1回戦は、後半に点数を入れたが辛勝。
娘が総合高校だったこともあり、それなりに応援はしていた。
息子が中学を卒業するころ、総合(中央から変わったばかりのころ)の先生と話をした。
甲子園を目標としていた息子には内緒だったが、まあ、そのころの推薦には色々あって、
A選抜やら、Bやら・・・安房の片隅の実績のない中学校のわが子には、声がかかるはずもなく、
ただ、野球にかける思い、真剣さ(親はみなそう思うのだろうが)だけは、つなげてあげたくて、
娘経由で学校に連絡した。
総合では、野球部の子は寮に入る。そして、寮に入れる子はA選抜の子であり、通うことのできない子は、近くに居を構えるしかなく、バスでの通学では朝の練習に参加できなく、夜遅くまでの練習も無理
であると話してくださった。
娘が、A選抜で違うスポーツで、寮生活を送っていたので、それくらいのことはわかっていたが、現実の
厳しさに断念し・・・県立の地元の高校へ進学した。

3年間、息子は、素晴らしい時を「白球。仲間」と共に過ごすことができた。
言い訳でなく、甲子園はそこにあったし、グランドには「めざせ甲子園」の旗が翻っていた。
ここで、野球ができ、幸せだったと彼自身も感じているだろう。
追いかけていた自分もまた素晴らしい出会いをさせてもらった。

「熱球」(重松清)は、これまで読んでいなかった。
テレビからの校歌やサイレンを聴きながら、この3日間で読み終えた。
20年前の球児が、今の自分にプレイボールできるまで・・・。
青春賛歌には決してならないが、生きる糧としての「仲間・故郷・野球」が胸につきささった。
息子に読ませよう!と思ったが、
きっと、違うかな?
まだ、今!のような気がして、立ち止まっている。

昨日は、息子の大学の寮に荷物を取りに出かけた。
野球は、高校3年までだましだまし痛み止めやリハを続けていたひざの手術により、
硬式野球部は入部できなかったが、今もそれなりに追い続けている。
そんな息子が、夏の間の帰省に忘れた一番の荷物はグローブだった。
使いこんだ2つのグローブと、毎日手入れしていたグリースをしまっている姿を見て何かうれしかった。

今日、遅くなっていた「長狹高校野球部OB会」の会費を払いに行こう!
そう、OB会の名称は
「甲子会」・・・・。

白球にかける思い

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誰が見てもあのボールはストライクだ!

 「しかし、試合が終わって、監督がそれを言ってはいけない。
 子どもたちにとって、これからもそれを引きずってしまうから。
 審判に任せたのだから、ボールでも、ストライクなのだ!」

 朝のテレビでコメンテーターが話していた。
 その1球に渾身の思いとそれまでの練習の成果を出して投げた野村選手がいる。
 子どもたちと毎日向かい合い汗し涙してきた監督がいる。

 終わったことに口を出すな、それも青春なんだ!
 人生を学んだんだ!

 ということはたやすい。日本的であるし、いつの間にか水に流されてしまうのだろう。
 そして、そういうことを言った監督は矢面に立つ。

 高校野球の審判は総じて判官贔屓なところがある。がんばりはアウトにしたり、それによって盛り上がる高校野球ではある。 審判はそれでいい。間違いもある。

 ただ我々は、それについて、端から見て、誰が悪い、とか 言うべきでない!とか 簡単に言ってみたり、 誰かをスケープゴートにしてみたり、することはできないと思う。

 試合終了のサイレンが聞こえてきたとき、我が息子のチームの子どもたちの顔が浮かんできた。
 この頂点に向かって、白球を追いかけてきた日本中の子どもたち一人一人のドラマが終わった気がした。
 ありがとう。みんなに感動しました。

 

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