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「中身を見る視点が欠けていた。」
これは先日、タミフルを10代のインフルエンザ患者には原則使用禁止とする発表をした時の厚労省幹部の発言の一部である。
これは日本語だろうか? それとも官僚の高度な専門言葉なのか?
少なくとも、私たちの普段の会話や文書・報道の中ではお目にかかれない日本語である。
意地悪く取ろうと思えば、後でどうにでも言い抜けできる言い回しが出来るように苦心した「日本語」に聞こえる。「言語明瞭、意味不明瞭」を絵に書いたような傑作に見える。
昨日、その後の厚労省の調査結果は発表された。
異常行動128例の内訳は、10代が57人(44.5%)、10歳未満が43人(33.6 %)両方を合わせて88%との事で、この数字に対して大方の人は「やっぱり!」と言う印象を持ったのではないだろうか。
ところが、昨日までの結論には10歳未満に対するアクションは全く見えない。
タミフル問題に対し、厚労省の腰が引けている印象は初めからあったが、まだまだその心理状態は続きそうである。
これでいいのだろうか??
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