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アフガニスタンで空爆が始まった頃、次の様な報道を皮肉る川柳を 何かで見かけた。
アフガンの 裏で 大食い選手権
テレビが、連日のようにアフガニスタンの空爆と国民の悲惨さを報道しているとき、裏番組では、大食い選手権番組が華やかに流れていた。当時、大食い競争番組はどちらかと言うと人気番組だった様に思う。
その後、だいぶ低調になったように感じ、“罰当たり競争”がなくなりつつあるのかと思っていたが、どうもそうではないらしい。
最近も若い女の子が大皿に盛りつけた焼きソバにかぶりついている様子を見せている番組があった。
こんな番組を目にする度に、「この放送局は、この内容で視聴者に何を伝えようとしているのだろうか? そんな事は関係なく“面白ければ(視聴率が上がれば)何でもいい”という事だろうか。
放送局が死守しようとしているように見える報道の自由に関する倫理観とはその程度のモノなのだろうか?
「国民の”知る権利”を護る」という大義名分に隠れて“下らない情報の押し売り”をしている事になっているとしたら、視聴者(国民)はたまったものではない。
下らない番組と共に、毎日続く不必要なほどにくどい様々な事件報道を思うにつけ、大宅壮一さんが言われた『一億 総白痴化』が現実のものになりつつあるような錯覚に陥る事がある。
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