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週末楽園くらし
都心から80分の南国 “Tateyama” の魅力をお届けします。

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館山といえば、中村屋。老若男女に愛される老舗のパン屋。



東京で中村屋というと、「新宿中村屋」がまっさきに思い浮かぶかと思いますが、
ここ館山で中村屋といえば『館山中村屋』。

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実は、この二つの「中村屋」、もともとのルーツは一緒なのです。
明治34年、本郷の東大正門前に「中村屋」は誕生しました。
明治40年には、創業者である相馬愛蔵氏が新宿に出店し、
従業員の長束実氏に、本郷店を引き継いだそうです。

当時、本郷の中村屋の常連は、旧山手・本郷界隈のお金持ちや、文人墨客。
彼らは、夏になると避暑のため館山の別邸に民族大移動。

大正8年に独立を果たした長束氏は、
「館山でもおいしいパンが食べたい」という常連の熱い要望を受けて、
夏期限定で館山店を開業したそうです。

その後、本郷店を閉めて本格的に館山に移転し、
現在に至ったのだそうです。

以来、本郷「中村屋」の当時の味を大切に守り続け、
90年近くもの長い間、ここ館山でみんなに親しまれてきた店なのです。


1F はテイクアウト専門のパン屋ですが、
2F はカフェ&パスティッチェリアとして、お茶や食事ができます。



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めちゃくちゃレトロな店内。
子供の頃に行った、デパートの食堂のような雰囲気。
大きな金属製のワゴンで料理や飲み物が運ばれてくるのも、懐かしくてキュンとなります。

レモンスカッシュ(\350)も、最近ではめっきり見かけなくなりました。



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『館山中村屋』名物「チキンバスケット」(\600)。
館山で初めてのフライドチキンとして、大変ハイカラな食べ物だったそうです。
もちろん、今でも人気メニュー。

フライドチキンというより、片栗粉で揚げたチキンタツタ。
驚くほどジューシーでやわらかいチキンです。
焼きたてのバターロールに、野菜やマヨネーズと一緒に挟んで食べるのが、
僕は好きです。



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中村屋といえば「カリー」!
館山にも、ちゃんとあります。館山では「カリ」。

こちらは、「野菜カリ」(スープ、サラダが付いて\850)。
グリルしたおいしい野菜がたくさん乗ったカレーです。
ルーの中の、軟らかーく煮込まれたチキンと大粒ジャガイモがたまりません。



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「焼肉焼きサンド」(スープ、サラダが付いて\700)。
和と洋の融合。
ご飯に合いそうな、甘辛い豚焼肉が、おいしい食パントーストにはさまれています。
マヨネーズのおかげで、パンともマッチ。
テリヤキバーガー的な味が楽しめます。



館山に来て、驚いたことのひとつとして、パン屋が多いこと。
過疎化、超高齢化が進む館山で、そんなに需要があるのだろうか?と疑問でした。

でも、館山では、おじいちゃんやおばあちゃんもパンが大好きみたいなんです。
どのパン屋も、朝早くから夕方まで、
おじいちゃんやおばあちゃんが多いこと、多いこと。



中村屋が館山に開店したことで、
大正デモクラシーのハイカラな食文化が東京直結で入ってきたのでしょう。
だからこそ、パン食文化が館山には根付いているんですね。


往時の味をそのままに守り続ける「館山中村屋」のおいしさに触れるたび、
自分の知らない時代にタイムスリップしたかのようにワクワクしてしまうのは、
僕だけなのでしょうか。





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館山中村屋 カフェ&パスティッチェリア

館山駅前店
千葉県館山市北条1882 
0470-23-2133

営業時間: 6:40〜18:00
定休日: 不定期

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