短歌

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野邊の風

掘り割りのぬた場を避けぬ春泥の道かはくまで花の散るまで

芥子菜を摘みつつ野べの風うくもいやな感じで犬の糞ふむ

夜汽車にてひまメール打つはなれ住む息子夫婦を少しからかひ

とけて春なり

ゆれやすきこころのままに野の風をそよぎてゆかむ雨水ときけば

さよならといふ言の葉のあをき影ひきつつ遠く橋わたりゆく

さうでしようさうよねなど言ひ交はし長けてゆくなり女の午後は

きみがそだてし実生の椿やぶつばきくれなゐひとつとけて春なり

木ゑうと土ゑうの間にうつくしき金のささめき置きし人はや

あなたにはあなたの家族わたしにはわたしの家族が待つクリスマス

ほころびてゆく縁ありほころびてうららをにほふくれなゐもあり

ほころびて去るそれぞれの春のためにほい起こせよ飛び梅のはな

なにもなきことは良きこと今しばしそよぎてをらむきみにもぐりて

こんな日がずつと続いてくれればいいごはんを炊いて あなたを待つて

野の雨にぬれてみどりにしづくするきみも菜の花も三月うまれ

しんしんと雪 ゆき ゆきのふりつもる 『鵞卵亭』より額をあげれば

君の少年

言はざること訊かざることのだんだんと増えてゆくなり一人とひとり

言はざればきみの少年訊かざればわれの少女の仲むつまじき

わがものと思ゆるものはなにもなし苦しき恋いを得しや この春

しほさひ

こぞの秋ひろひし貝をならべゐる君の黒かみ指のあやしさ

よりそひてしほさひを聞く明星の没りぬるまでを土佐のとまりに

灯をほそめ帯とく君のあやしけれ二世の契りにあらぬゆゑかも

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