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フィラメント導通あり以外コンディション不明の866A、これまた博打でしたが4本で送料込み約5000円は激安だったので落札してしまいました。
結果、2本は多分新品、そしてもう2本は相当にくたびれていて、まぁ使えなくはないというものでした。
2本捨てることになりそうですが1本2500円でも相場を考えればお買い得だったと思います。そうしておきましょう。ただし!これどうやって廃棄するんでしょ!

さて、世間の評価では水銀蒸気整流管は音が良いと言われていますが実際のところどうなんだろうかと、興味があったので入手してみたのですが、トランスの塗装の為、バラックもばらしてしまった為、球のエージングを実施し、まずは整流ノイズがどの程度のものなのかを観測してみます。

実は水銀蒸気整流管は過去、801プッシュプルアンプを組んだ時に83を使用したことがありますが、後にも先にもそれ一回こっきり、音が良かったとかって記憶は一切ありません。
ただまぁ当時のアンプは代々木のえげつないお店で売りつけられたラジオの音の出力トランスを使用していたのでまとまな音では鳴っていなかったのでね、再評価です。
あの時代は自分にとっては黒歴史と言える時代です。

水銀蒸気整流管は非常に扱い辛い球です。新品や長く眠っていたものはフィラメントエージングをじっくり行う必要があると記憶していますがどのくらいエージングしたら良いのか判らないのでネットで調べてみました。

まず、いきなり定格フィラメント電圧をかけず、半分くらいの電圧で数分加熱するのが望ましいということです。
これは、フィラメントに染み込んだ水銀が爆発的に蒸発し、酸化物被膜が剥がれ落ちてしまうことがある為らしいですが、それなら半分の電圧でも十分にインパクトはあるだろうと思ったので4本直列したうえで2.5Vを10分ほど印可しました。

次に定格電圧で30分加熱でエージング完了としましたが、いきなり定格電圧をかけず、まずは軽い負荷でしばらく運用することが望ましいとなっていますので、200Vで使ってみます。


冷え冷えの状態からフィラメント電圧を印可すると、水銀の蒸発が始まり、蒸発した水銀が管壁に付着してクロームメッキをかけたような状態になります。 管壁がまだ冷えているからです。
イメージ 1


更に時間が経過すると管壁の温度も上がってくるため、ガラス面に付着した水銀も再度蒸発し、管壁が透明に戻ってきます。
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いつ電圧を印可しても良いのかという目安は、いったん管壁が曇ったあと、またほぼ透明に戻った時点とすれば良いようです。
電圧を印可しました。大体100mAほど流しています。綺麗な色ですね、これは人気があるのも判ります。
83ではフィラメントはプレートで囲われていますのでここまで派手に発光しませんでした。
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無事球の生存確認が出来たので整流ノイズがどのくらい出るのかを見てみます。
比較のため、同クラスの1616の場合の整流後波形を見てみます。
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次に866Aです。なかなか派手に整流ノイズ出てますね。
高圧のディスクセラミックを並列に入れれば改善できるでしょうか???
イメージ 5


どんな音がするのか楽しみです。早く組み始めたいんですが。。中々。。。


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今日は。。

866(2H66)ですが、フィラメント熟成が巧く行って良かったですね。
当方も、水銀整流管は音質面で使用して来まして、大きなアンプですと872(4H72)を使ってます。

水銀入り放電管は、通常10年以上放置させた場合、一気にフィラメントに規定電圧を印可しますと破損する事が往々にあって、大事な希少管の余命を絶ってしまいます。
ゆえ、極めて慎重に印可する必要がありますね。

ちなみに、866系ですと0.5V位から時間を掛けて2.5Vまで、時間の経過は球の水銀気化状況に応じて対応する必要がありますね。

何故、態々、この様な管を使う必要があるのか。。
これは案外、何方も語られないですが、整流管の大小もパワー管の大小と似た現象と言いますか、サウンド傾向になると言う点でしょうかね。

まあ、整流管遊びも奥義がありますよね。
尚、これは御承知かとは思いますが、基本放電管を使用する場合は、チョークインプット整流が本流です。
でないと管の余命に影響します。

2017/10/30(月) 午後 4:14 [ グッドマン ]


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