4212E シングルアンプ

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試聴

本日真っ先に聴いた愛聴盤の中の愛聴盤、「HOLLY COLE temptation」
手前味噌95%くらいだが、久しぶりに鳥肌が立った。
モノラルでありながら目の前に空間が出現した感じだ。ボーカルは最高の鳴り方をしてくれる。
 
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若干ダンピングが悪い感じだが、ただダンピングが曖昧な低音の出方ではなく、きっちりと制動している。
シングルならではの滑らかな低音がどこまでも下に伸び、音にならない音まで再生している感じだ。
ただほんの少しだがざらついたというか透明感に欠ける感じがある。
オリエントコアだから仕方がないのか?それとももう少しダンピングファクタを改善してやれば良くなるのか??
 
次は「RED GARLAND x RON CARTER x PHILLY JOE JONES CROSSING」
 
意外と聴けるがシンバルはことごとく引っ込んでしまい、精がない情けない鳴り方。
もう高域特性の通りの結果だろう、出力トランスは完全にやり直しだ。昨日感じた音の荒さは感じない。
ピアノの強いアタック音は崩れることなくきっちり再生してくれる。
さすがに30Wもあれば余裕がある。数Wの出力のアンプでは間違いなく飛んでこないような音もガツンと脳みそに入ってくる。
ただやはり高域特性の悪さの影響だろう、一音一音の切れ味がイマイチ。
 
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決定的にこりゃだめだと思った一枚が「DEEP PURPLE WHO DO WE THINK WE ARE」
こういう系でスカッと高域が伸ていないアンプはフラストレーションが溜まる。
しかし、音楽としての完成度というか、なんというか、もう40年近くも前に発表されたアルバムなのだが今聴いても全然違和感なく聴ける。 恐るべしDeep purple!
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本番プロト完成

とりあえず完成した。
しかし整流管は5AR4ではなく、5R4。
最初期の消費電流の見積もりが甘く、途中でプレートトランスを設変したが、これにより5AR4では容量が足りなくなってしまっている。
5R4では所要電圧が得られないため、またプレートトランスを巻き直すか、パービアンスの高い整流管を選定しなおす必要がある。
 
まぁとにもかくにも完成したので聴いてみたいがもう夜中なので音量を上げられない。
小音量で聴いてみたがどうも荒っぽいぞ???
 
じっくり聴くのは明日のお楽しみとしてざっくり計測してみた。
まずf特、1W出力時の-3dBが10Hz〜14KHz、上がもう少し伸びてほしい。聴感上はもっと高域が延びてるように感じたがひょっとしたら上のほうにピークがあるのかも知れない。
 
ちなみに4212Eのグリッドでのf特-3dBポイントは7Hz〜100KHz、出力トランスをもう少しなんとかしなければならないようだ。
歪率5%時の出力は30W、Ep=1100V、Ip=100mAなので能率は27%、良い方だろう。
 
残留ノイズは7mVrmsとかなり大きい。
殆どは4212Eのフィラメントハム。ハムバランサを付けていないので仕方ない。
 
これから弄繰り回しの日々の始まりである。
 
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本番プロト製作中

ドライバ管のフィラメント点火回路の配線と初段ヒーター点火回路の配線を完了した。
今日はこの状態で2時間ほど高圧を印加してみる。
この間、同じ部屋で出力トランスを巻いていたが、異常が起きたとき即座に対処できるように1分たりとも傍を離れずに監視し続ける。
Ipは105〜110mAで安定しており、球は既に十分に安定した状態であることが確認できた。
エージング用アンプまで製作してエージングをした甲斐があるというものだ。
 
プレートトランスは比較的長い時間通電するのは今回が初めてなのだが、通電中、時折唸り音が聞こえることがあった。
おそらくAC電源の波形が汚くなることがあるのだろう。ただそれは改善のしようがないので、再度ワニス含浸を行い、徹底的にコイルを固めるしか方法はないだろう。
 
【上からみたところ】
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本番プロト製作中

ここのところ何かと忙しく、帰宅してから集中して作業する気にもならなかったが、少しずつでもと作業を進めていた。
 
ようやく、高圧回路の配線が完了し、ほぼ設計電圧で4212Eを動作させてみた。
整流管には5AR4の代わりにパービアンスの低い5R4を使用している。
B電圧は設計値1350Vより低い1220Vで110mAのIpが流れる。
カソード抵抗は450ΩなのでEg=-50V、Ep=1170Vとなる。
データシートの特性曲線では、Ep=1170VでIp=110mAとなるグリッドバイアス電圧は大体-43Vほどと見て取れる。
やはりデータシートよりも相当電流の流れやすい個体のようだ。
 
【本番プロト 高圧回路配線完了】
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【Ip監視電流計】
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設計電圧で動作させるとIpが多く流れすぎると考えられ、若干B電圧を低めにするか或いはカソードバイアス抵抗を大きくする必要がありそうだ。
 
プレート損失は130W、最大損失の半分以下での使用だが、プレートはほんのりと赤くなる。
この状態でようやくプレートに塗布されたジルコニウムゲッターが効力を発揮する。 このまま数日も運転すれば更に真空度は上がってくると思われるがこのクソ暑い季節にまるでストーブをつけっ放しにするようなもの。とてもじゃないが無理な相談である。
 
【プレート】
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