電気バカ日記

○○と電気屋は三日やったら辞められない!?

全体表示

[ リスト ]

がいし引き配線

 がいし(碍子)引き配線とは屋内配線の場合、ノップ碍子を造営材に取付け、そのノップ碍子に電線をバインド線で縛り付けて固定する配線方法です。

 昭和30年代頃まで盛んに配線されていましたが、現在はVVFケーブル配線が主流となり、新設のものはほとんど見ることができなくなってしまいました。

 最近の電気設備はなるべく隠ぺいにして、表面に出るのは配線器具と照明器具ぐらいですが、この碍子引き配線はあえて見せてもおかしくない、非常に美しく存在感のある配線方法です。



施設場所

屋内の露出場所または点検できる隠ぺい場所。
屋側、屋外の露出場所または点検できる隠ぺい場所(300V超過の場合は露出場所のみ)
かつ、人が容易に触れる恐れがないように施設する。(屋内1.8m以上、屋側、屋外2.0m以上)
300V超過の場合は人が触れる恐れがないように施設する。(屋内2.3m以上、屋側、屋外2.5m以上)


使用電線

絶縁電線   OW(屋外用ビニル絶縁電線),DV(引込用ビニル絶縁電線)を除く。
裸 電 線  電気炉の周辺で熱の影響を受ける場所に施設する場合、被服絶縁物が腐食する場所に施設する場合または取扱者以外の者が出入りできないように設備した場所に施設する場合に限る


電線の離隔距離
 
電線相互間  6cm以上
電線と造営財 使用電圧300V以下-2.5cm 使用電圧300V超過-4.5cm(ただし乾燥した場所では2.5cm以上)


配線方法

造営材の下面または側面に取付ける。ただし工事上やむを得ない場合は上面に取付けることができる。
支持点間の距離は造営材に沿って取付ける場合2.0m以下(1.5m程度がよい)
梁から次の梁に飛ばすなどの場合は、6m以下



露出場所の配線例;山梨県御坂峠の天下茶屋店内。
イメージ 1

点検できる隠ぺい場所の配線例;昭和38年頃に建てられた木造住宅の天井裏の碍子引き配線。天井やコンセントなどの立ち下げにはFケーブルが使われている。
イメージ 2

居酒屋の店内に施された碍子引き。内装とよくマッチしている。
イメージ 3

職業訓練施設では碍子引きの訓練も行われています。
イメージ 4

閉じる コメント(3)

はじめまして。コンセントボックス内のコンセント送り配線から、新たに電源を引こうと思ったら、既に送りが埋まっていました。そう言った場合、どの様に電源を引くのが良いのでしょうか?(スイッチボックス内で分岐するのでしょうか?)いきなりの質問ですいません。

2010/5/27(木) 午後 9:38 那須塩原大好き人間

顔アイコン

はじめまして。ご質問のケースではボックス内でジョイントですね。現在電源が送られている線、すでに配線されていた線、新たに配線した線、それから、その場所のコンセントに差し込む線の合計4本をジョイントして、送りにはしないほうがいいと思います。(電流容量の関係でなるべくコンセントに通過する電流は少なくしたいです)

2010/5/28(金) 午後 8:33 [ 電気男 ]

ご回答どうもありがとうございます!!

2010/5/30(日) 午後 1:13 那須塩原大好き人間


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事