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若松節朗監督
(2019年/日本)
(豆瓣) *都合悪いらしく、削除処分
2019年 5月24日 日本公開
「ホワイトアウト」「沈まぬ太陽」「夜明けの街で」「柘榴(ざくろ)坂の仇討」
若松節朗最新作
ここ数年、中国サイトをチェックしてる為、気付いてたのだが…
中国公開を試みるも、ずっと実現に至らない日本映画がある
2016年の庵野秀明監督&樋口真嗣監督「シン・ゴジラ」
おそらく、その最大の理由は…
いくら”怪獣映画”といえども、見方によっては、
現在の日本の軍事力を、リアルなまでに誇示しており、
”プロパガンダ映画”と捉えられなくもないから
因みに、2018年 9月21日から、その代替え作品として、中国公開されたのが、
その後、3部作で製作されたアニメ映画
2017年の静野孔文監督&瀬下寛之監督「GODZILLA 怪獣惑星」
但し、現段階で公開されたのは、3部作の1作目のみ
とはいえ、よ〜く考えて欲しい!
相手が、宇宙人だろうが、怪物&怪獣だろうが、仮想&現実の敵国だろうが、
これまでアメリカは、娯楽映画として、日本以上に、軍事力を誇示してきた
昔(冷戦時代)、ソ連を名指しで敵国扱いしてたのが、今となっては懐かしい
その良い例が…
1984年のジョン・ミリアス監督「若き勇者たち」
冷戦真っ只中、敵はソ連だったのに…
28年後のリメイク版では、本来、ロシアか、中国にするべき敵国を、
”大人の事情”で北朝鮮に変更、ショボくなってしまった!
2012年のダン・ブラッドリー監督「レッド・ドーン」
(豆瓣) *都合悪いらしく、削除処分
それに、規制してる中国だって、そんな映画ばかり作り、自画自賛している
2017年のウー・ジン監督「戦狼 ウルフ・オブ・ウォー」
2017年のリー・チェン監督「スカイ・ハンター 空天猟」
2018年のダンテ・ラム監督「オペレーション:レッド・シー」
何だか、矛盾していないか?
さて、名指しこそしなかったが、日本映画が、仮想敵国を相手に抗戦する作品は…
2005年の阪本順治監督「亡国のイージス」以来、14年ぶり
その主要キャストだった中井貴一、佐藤浩市が、「空母いぶき」にも出演
公開直前、雑誌に載った佐藤浩市のインタビュー記事の内容が物議を醸す
また、一足先に、試写鑑賞した連中が、原作では、名指ししていた敵国を、
仮想敵国に変更した点と、クライマックスの展開を、大幅に変更した点に不満を漏らす
これが、功を奏したのかどうか?不明ながら、話題性は十分揃った
いつも通り、原作を知らない私の感想を、あれこれ列挙していく
🔴映画では、IS(イスラム国)みたいな過激派組織が、
日本領 最西端の島 初島を不法占拠したという設定
その位置は、当初尖閣諸島付近なのかと思ったら、グアム島辺りだった
この設定を、竹島や北方領土に置き換えたら、どうなっただろう?
🔴海上自衛隊、政府、マスコミ、そしてコンビニ(一般市民)
4つの視点で構成
さて、一番困ったのは、コンビニ
店長 中野啓一(中井貴一)って、例えば、誰かの家族なのかどうか?
他の媒体と、何か繫がりがあるのか?が、とても気になった
結果、「えっ、そんな事」と、ちょっと残念な気分に…
逆に、下手に回想シーンを入れず、写真のみだった横山由依の方が、印象に残った
🔴現政権批判と受け取られ兼ねないインタビュー記事で、非難された
首相 垂水慶一郎(佐藤浩市)は、何も現政権を想定したものではなく、
何でも先送りで、当たり障りもなく、ただ穏便に済ませようとする
きっと未来も、それを踏襲するであろう”事なかれ主義”的な歴代の政権を揶揄してる
2016年の佐藤太監督「太陽の蓋」みたいに、
各政党なら、こういう場合、どういった政策を図るのか?観てみたくなった
🔴ラストは、いつも通りの展開
もはや、日本では、こういった作風とエンディングでしか、
この手の作品は作れなくなってきた
そろそろ、過激で、ブラックユーモア溢れる作品があっても良いのでは?
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