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邦画(ドキュメンタリー)

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「ピース・ニッポン」

中野裕之監督
(2018年/日本)

2018年 7月14日 日本公開

1970年代後半に、CM業界出身の映像作家が、映画界を席巻してきた
「炎のランナー」のヒューハドソンや、
「エイリアン」「ブレードランナー」のリドリー・スコット
その後、1980年代半ばから、MTV業界出身の映像作家が乱入
その生き残りの代表が、「エイリアン3」「セブン」のデビッド・フィンチャー
そんなMTV業界から、1998年の布袋寅泰主演「SF サムライ・フィクション」で、
遅咲きデビューしたのが、映像作家 中野裕之
近年、ミュージシャンのライブ・ドキメンタリーばかりだった彼の久々の新作は、
日本全土の風景を捉えたドキュメンタリー作品

一連のテレンス・マリック作品を始め、
(ボヤージュ・オブ・タイム) https://blogs.yahoo.co.jp/xfmwj424/37455378.html
最近、この手の心象風景を捉えたドキュメンタリー映画が増えてきた

その先駆けとなったのは…
全編空撮で、台湾全土を捉えた2013年のチー・ポーリン監督「天国からの招待状」
同じ様に、日本を捉えた作品なら、既にある
1997年、菅野美穂のヘアヌード写真集「NUDITY」で有名になった
写真家 宮澤正明の初監督作品
2014年の「うみやまあひだ 伊勢神宮の森から響くメッセージ」

正直、ドローンも開発され、今では誰でも、こういった映像を、簡単に撮る事ができる
動画配信サイトには、日本へやって来た外国人観光客が撮影し、
自身で編集&音入れを行った映像で溢れている

だから、綺麗に撮られた風景を、ただ延々長時間観せられるだけなら、
おそらく退屈で、ずっと観続けるのも、苦痛に感じてしまうだろう
一応、日本史、信仰、四季、花火etc チャプター替わりにカテゴリー分けされ、
ナビゲーターの2人、小泉今日子、東出昌大が、
絶え間なくナレーションで説明を行うので、退屈さは感じなかった
ただ、そのカテゴリーが、途中から、少し曖昧な区分けになってしまうのが、気になった
付け加えて、そのカテゴリーに、”天災(自然災害)”も加えて貰いたかったかな

また、途中から唐突に、ドラマ仕立ての展開に持っていくのだが…
そこに、登場するのが、渡辺謙の長男 渡辺大
東出昌大とは、義兄弟の間柄であり、
何よりも鑑賞直前に、2018年の柿崎ゆうじ監督「ウスケボーイズ」で、
第7回(2018年度)マドリード国際映画祭
外国語映画賞&主演男優賞を受賞したとの報道があったばかりだった

気になったのは、その渡辺大の相手役 及川さきの
これまで全く観た事のない女性…新人のモデルか?女優か?
後で調べたら、モデルらしい

「MIFUNE:THE LAST SAMURAI」

スティーブン・オカザキ監督
(2015年/日本)

第72回(2015年度)ベネチア国際映画祭 ベネチア・クラシック部門 選出
第60回(2016年度)ロンドン映画祭 スリル部門 選出
第17回(2017年度)ニッポン・コネクション 選出
2016年11月25日 アメリカ公開
2018年 5月12日 日本公開

当初地元では、ミニシアター系劇場での公開が決まっていた
が、その後、新たに大手シネコンの支店での公開が加わった
私にとっては、そちらの方が、距離的にも近いので有り難いのだが…
この劇場が、公開に踏み切ったのには、訳がある
現在、そこでは、「午前十時の映画祭9」が開催されている
(公式サイト) http://asa10.eiga.com/
しかも、公開時期を、わざわざ6月にズレ込ませたのも、
その時期に、「用心棒」「椿三十郎」「七人の侍」が公開されるから
おそらく、支配人による”小憎らしい配慮”だと思われる
以前ふれた通り、ココでは、大手シネコンでは滅多にやってくれない作品群を、
珍しくよくセレクトしてくれている
その代表が、我らがニコラス・ケイジ作品だ!

三船敏郎の生い立ちに関しては、昔テレビでよくやっていたので、
真新しい発見はなかった

また、マーティン・スコセッシ、スティーブン・スピルバーグという2巨頭に、
出演して貰ったのは、箔付けには持って来いなんだが…
近年、この手のドキュメンタリー映画で、頻繁に見かける為、新鮮味はない
2015年のケント・ジョーンズ監督「ヒッチコック/トリュフォー」
2016年の日比遊一監督「健さん」

ただ、このインタビューを最後に亡くなられた出演者が数人いるので、
そういう点では、貴重ではある

終盤、スキャンダルがどうしたこうしたとナレーションが入る
「スキャンダル?三船プロダクション倒産の事かな?」位に思ってた
が、後々、「そういえば、三船美佳が出てなかったな」
「あ〜、スキャンダルって、そっちか!」と、気付いた
もし、彼女が出てたら、長男 三船史郎は出てなかったかもしれない
本家と分家のいざこざ、一生平行線のままかな?
板屋宏幸監督
(2018年/日本)

2018年 2月 9日 日本限定公開(2週間)

私が、浜田省吾(以下、浜省)を、初めて知った(聴いた)のは…
姉貴が、友人から借りてきた1979年の4枚目のアルバム「MIND SCREEN」
「(その当時の)今時の曲だな」位の印象しか持たず、正直何も感じなかった

完全にのめり込むきっかけは…
クラスメイトから、カセットテープに録音して貰った1982年のライブアルバム「ON THE ROAD」
そこから、過去のアルバムを遡って聴く様になった
だから、私にとってのファン歴は、1982年から換算すると、36年になる

そして、タイミング良く、地元でコンサート(「ON THE ROAD '82」)があるのを知り、
クラスメイトと行ったのがきっかけで、ドハマリする事に…
翌1983年には、初の野外ライブ(「A PLACE IN THE SUN」)も、地元で開催
*1989年のビデオ作品「ON THE ROAD ”FILMS”」
野外ライブの模様が、一瞬だけ紹介されるのだが…
そこに、タオルをバンダナ替わりに巻いた私が映ってる

さて今回、浜省史上初となる「ライブドキュメンタリー映画」は…
ホールツアーの「ON THE ROAD 2015 ”Journey of a Songwriter”」と、
アリーナツアーの「ON THE ROAD 2016 ”Journey of a Songwriter” since 1976」
約2年間に及ぶ2つのツアーを構成して、1時間56分にまとめた作品らしい

一応、私もライブには参加している
ホールツアーは、チケットが全く取れず、諦めたが…
アリーナツアーは、当時の寄稿あり
丁度、体調が最悪な上、死にかけた時期だった
*なお、私が参加する予定だった地元でのライブは、本人体調不良により、延期に
振替は、翌年となった

そういえば、まだシネコンが普及する前は、「フィルム・コンサート」と称して、
こういうライブ映像を、コンサートホールで、普通に上映していたっけ

浜省も、独立事務所を立ち上げてから、積極的にあらゆる媒体を利用してきた
定期的に、大型複合施設で、「浜田省吾展」と称したイベントを行っており、
まだ、ビデオが普及する前から、そこでしか見られないライブ映像を流してた

昔と変わらない恰好とはいえ、もう65歳
いつまでも観たいのは、山々だが…
そろそろ毎回3時間もやらずに、2時間内に留めて、途中温泉にでも浸かりながら、
のんびりと時間を掛けて、全国行脚して貰いたいと思うのは、私だけ?

*【余談】
私が最初に参加したライブで、バックバンド「FUSE」のピアノ担当は、板倉雅一だった
その後任として、シンセ担当で参加したのが、梁邦彦
1990年代以降、坂本龍一ばりに、インストゥルメンタル・アルバムを何枚もリリースしている
何枚か持ってるが、正直それ程印象に残る楽曲はなし
最近、偶然知ったのだが、在日2世だったんだ!
その影響もあり、ソチ五輪の閉会式〜平昌五輪PRセレモニーの音楽監督に抜擢
(Sochi hands over to PyeongChang) https://www.youtube.com/watch?v=g_7TbwtKm8Q
あ〜、いるね!ピアノを弾くシーンが、一瞬だけ映る
それから、最初に登場する歌手は、スミ・ジョーだね
詳しくは、2015年のパオロ・ソレンティーニ監督「グランドフィナーレ」を参照
当時、かなり酷評されたけど、それを踏まえて観直すと、そこまで酷くはないかも?
やはり”浜省様様”だな!
スティーブン・ノムラ・シブル監督
(2017年/日本)

第68回(2018年度)ベルリン国際映画祭 ベルリナーレ・スペシャル部門 選出
*坂本龍一は、審査員としても選出された
2017年11月 3日 日本公開

地元劇場では、エグザイルやら、AKBやら、中島みゆきやら、未だにK-POPやらの
生&録画問わずライブ・ビューイングを、よくやっているが、一度も観た事がない
理由の大半は、自分の好きなミュージシャンのライブをやってくれないから
今回初めて観たが、やっぱり本物に勝るものはない!

そういえば、翌2018年 2月に、浜田省吾も初めてやるらしい
2018年の板屋宏幸監督「SHOGO HAMADA ON THE ROAD 2015-2016
旅するソングライター ”Journey of a Songwriter”」
ただ、公開劇場が偏重過ぎて、また遠方まで出向かないと観れそうにない!
私が、マニアックなのか?はたまた、単に需要がないのか?は知らないが…

坂本龍一に、5年間密着したドキュメンタリー映画
2017年のスティーブン・ノムラ・シブル監督「Ryuichi Sakamoto:CODA」
その間に、リリースされた2017年のオリジナル・アルバム「async」
そのプロモーションの一環として、2017年 4月25〜26日に、
ニューヨーク市のパーク・アベニュー・アーモリーで、
(公式サイト) http://armoryonpark.org/
200人限定で行われたライブ映像を収めたドキュメンタリー映画

上映時間 - 1時間 5分
特別料金 - 当日2500円
前売り券 - イープラス&チケットぴあにて
ムビチケ - オンライン券(番号通知)のみ
よくあるライブ・ビューイングと同じ形態

上映終了後、館内が明るくなった時、私の真後ろに座ってたカップルの男が、
開口一番に、「あ〜あ、♪戦メリやらね〜んだ」と言いやがった
思わず「アホか!」と、口に出しかかってしまった
あくまで、ニューアルバムの為のライブというのを理解してないんだ

「Ryuichi Sakamoto:CODA」をご覧になった方はわかると思うが、
「async」創作の為、色んな音を求めて、世界中を旅したり、
楽器じゃないもの使って、模索するシーンがある
ある種、実験的な音作りを目指したアルバムとなっている

確か、エンニオ・モリコーネのドキュメンタリー映画にも、
例えば、弦楽器を打楽器として使用したりするシーンがあった
それに、日本では、この分野の先駆者として、武満透がいる

ただ、坂本龍一は、過去に何度も、似た形態の音楽を創造している
サントラなら、その代表作は…
1990年のフォルカー・シュレンドルフ監督「侍女の物語」

1998年のジョン・メイブリー監督「愛の悪魔 フランシス・ベイコンの歪んだ肖像」

公式サイトによると、このアルバムのコンセプトは…
「もし、アンドレイ・タルコフスキーに、音楽を依頼されたら…」らしい
その中でも、1972年の「惑星ソラリス」の影響が、顕著にみられる
特に、メインテーマともいうべきバッハの「♪コラール前奏曲」は、
(♪コラール前奏曲) https://www.youtube.com/watch?v=w3uVf8p-sgE
アルバム3曲目に収録されている「♪solari」で、
メロディも、タイトルも、ほぼ丸パクリされている

この貴重なライブを堪能できた観客200名
はっきり認識できたのは、最前列だけ
半分位は、アジア系が占めていたと思う
皆ラフな格好してるのに、一人だけ眼鏡にスーツ姿の典型的日本人?がいたな〜

それから中盤、一瞬だけ客席が映るのだが…
おそらく、「ウルヴァリン:SAMURAI」「マンハント」のTAOがいたと思う

https://www.imdb.com/name/nm5148840/?ref_=nv_sr_2


「Ryuichi Sakamoto : CODA」

スティーブン・ノムラ・シブル監督
(2017年/日本、アメリカ)

(坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK:async) https://blogs.yahoo.co.jp/xfmwj424/37783435.html

第74回(2017年度)ベネチア国際映画祭 アウト・オブ・コンペティション部門 選出
2017年11月 4日 日本公開

残念ながら、地元では公開されそうもない
ハリウッドで活躍する作曲家たちのドキュメンタリー映画
2016年のマット・シュレイダー監督「すばらしき映画音楽たち」
映画音楽家を特集した映画自体が、極稀な為、これまでにも殆んど製作されていない
*1日&レイトショー限定公開されたが、都合がつかず…

以前紹介した「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレが製作してる
(ある天文学者の恋文 その①) https://blogs.yahoo.co.jp/xfmwj424/36921231.html
エンニオ・モリコーネのドキュメンタリー映画「THE GLANCE OF MUSIC」は、
かなり進行が遅れてる模様

タイトルの「CODA」とは、「締めくくり」「終結部」
1983年に発表したオリジナル・サウンドトラック「戦場のメリークリスマス」
それをピアノ・アレンジして、1983年に発表したカバーアルバム「Coda」のタイトルでもある

「東日本大震災」後、2012年から5年間密着取材した坂本龍一のドキュメンタリー映画
NHKが製作で参加してる事もあり、「プロフェッショナル 仕事の流儀」
あるいは、MBS(毎日放送)制作「情熱大陸」を想起すればいい

密着した5年間というのは…
急に「原発反対」を唱え出し、デモ活動が盛んだった頃
「本業(音楽)そっちのけで、一体どこへ向かおうとしてるんだ?」
「誰かの入れ知恵?洗脳されたのかな?」
「まさか、某政党から、立候補したりしないよね?」
「シンセという原発の恩恵を一番受けてた者が、急に反対なんておかしいだろ!」
「被災地(汚染地域)に頻繁に行ってたから、ガンになったんじゃないの?」
「で結局、放射線治療で治すんだ」
と、何かにつけ批判を浴び、いちファンとして危惧していた

そんな最中でも、一応本業で成果を上げている
その代表が、2015年のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督「レヴェナント 蘇えりし者」
また、最新アルバム、2017年の「Async」の為に、世界中から、”音”を収集する
その影響として、1972年のアンドレイ・タルコフスキー監督「惑星ソラリス」が映し出される
要は、タルコフスキー作品の特長である”自然の音”を、反映したかったらしい

なお、これまでの功績を、過去に遡り、映像で紹介していくシーンもある
1987年のベルナルド・ベルトルッチ監督「ラストエンペラー」では、
本編映像と共に、これまでメイキングでも見た事のない中国ロケの模様や、
スタジオでのサウンドトラック録音風景が映る
スタジオ内には、ベルナルド・ベルトルッチもいたが、
まだ裏方だった若きハンス・ジマーの姿も
そのハンス・ジマーが、映画音楽家として、初めて認められたのは、翌1988年
1988年のクリス・メンゲス監督「ワールド・アパート」で!
(♪エンド・タイトル) https://www.youtube.com/watch?v=mbihUX5Kr3M
ここから、快進撃が始まる

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