〈写真〉このちょっとヤバイ感じの写真のジャケットが香港のテープショップにズラリと前面的に
ディスプレイされていたのは89年、天安門事件直後のこと。
パンクやニューウェーブ、プログレにブルース、黒人音楽と貪欲に音楽に入れ込んでいた学生時代、
87、88年頃だったろうか、広州に住む中国人の友人が「今、中国で一番話題になっているロックだ」と
いう一文を添え、崔健のテープを送ってくれた。有名な「一無所有」が入っている海賊版だった。
(崔健については前述「中国ロックのゴッド・ファザー」を参) それを聴き「これは熱いぞ!」と
大いに盛り上がり、期待して中国へ。
中国ロックを求めてライブハウスやそれらしいショップなどを探したがついぞ、そういったものを発見
することは出来なかった。生バンドの入るカラオケパブといったものにはお目にかかったが、それは
全く期待するものとは異なるものだった。
”舞庁”と呼ばれるミラーボールの回るホールで「軽音楽」に合わせて社交ダンスを踊るといったもの
で、バブル絶頂期、お立ち台全盛期の日本から来た僕はその独特なノリにちょっと面食らったのを憶えて
いる。(古い話しでスミマセン)
そして旅の最後、中国から香港へ。(脱出)
天安門事件から100日目に香港島のヴィクトリア公園で行われた追悼集会に参加した。この数ヶ月前には
テレサ・テンがノーメイクで飛び入りし日本でも大きく報道され「もしや・・・」と思い、出かけたのだっ
た。(テレサ本人は『自分が北京の学生たちを煽って「ああいうこと」になってしまった。』と思いこみ
ショックで外出もできない状態だったという。)
そのステージでも歌われ、また香港の街でやたらと流れていたのがこのテープ。
THE WINDOWS IS OPENED”(窓は開かれた)
”CHINESE NEW WAVES VOLUME 1”
崔健の「最後一槍」「一無所有」それに、後に「我的1997」で有名になった「艾静」こと艾敬の曲、
「信天遊」も収録されている。タイトルの「チャイニーズ ニューウェーブ」を期待して聴くと
「アレ?」な音なのだが(正直、垢抜けていない・・・)80年代後半の中国ロック黎明期の息吹が聴ける
貴重なもの。
最近の華流ブームや北京ロック、上海ニューウェーブなんぞ聴くと、あのミラーボールに社交ダンスの頃
はまるで「鹿鳴館時代」といったかんじだろうか。
|
画像のジャケットになんだか恐怖を覚えてしまいました。 舞庁、今はDISCO吧に変わってしまったのでしょうか。 クラブはたくさん見かけますが、舞庁は見かけません。
2007/4/8(日) 午前 9:14 [ maa*o*ou ]
中国のロックの話興味深く読ませて頂きました。今の中国のロックも聴いたことがありません。ただ、外国アーチストが中国でライブして熱狂している姿を見ては、結構ファンがいるのだなぁと思っていたくらいです。
2007/4/8(日) 午前 9:42
舞庁はしいて言えば、高校の文化祭で体育館で行われる後夜祭のようなノリでしたね。昨年、上海に行った時もテクノやハウスの流れるクラブが結構ありました。今はまさかテクノで社交ダンスは踊っていることもないでしょうね(笑)。
2007/4/8(日) 午後 1:12 [ xie*ie_*ka*a ]
最近ではE・クラプトン、R・ストーンズなんかも上海で公演してますからね。チケットは相当高いそうですが。「ロック=反体制、危険分子」と見なされていたあの頃とは随分と変わりました。
2007/4/8(日) 午後 1:15 [ xie*ie_*ka*a ]
日本ではグレイがライブをしたんですよね〜。中国のファンのインタビューを聞いていたら、やっぱりグレイの中国語での情報が少ないと嘆いていました。
2007/4/9(月) 午前 10:24
GLAYは中国で若い子たちに凄く人気がありますね。あとは浜崎あゆみとか、SMAPも。日本のアイドル専門の雑誌も最近は結構、売れているみたいですが、まだ中国のファンにとっては情報不足なんでしょうね。
2007/4/9(月) 午前 10:47 [ xie*ie_*ka*a ]
上海では中国のロックってまだ聴いたことないですね。ロックらしい音楽を街角で聞くこともありません。北京は夜バーに行くと懐かしい80年代の欧米のハードロックが聴けますがそのくらいですね。
2007/4/9(月) 午後 1:21
JASONさん−ロックはまだ中国で定着している感じではありませんね。上海では新天地のARKというライブバーで中国のバンドのライブを去年、観てきました。あそこは「上海の武道館」的ステイタスのハコみたいですね。結構、面白いバンドも出てるみたいです。
2007/4/10(火) 午後 1:17 [ xie*ie_*ka*a ]
こんちはあ!この人の名前、きいたことあるなー。。昔中国パンク(?)で龍(だっけ?ドラゴンズ)ってバンドいた記憶ある。
2007/4/15(日) 午前 1:05
中国の伝説のパンクバンド、「ドラゴン」を知っていましたか!大昔、渋谷陽一のサウンドストリート(FM東京)で紹介され、話題になりましたね。80年代初頭のバンドで、SピストルズやRストーンズの曲をメチャクチャな中国語でカバーしてる、と話しには聞いていましたが、僕はまだ聴いた事がありません。
2007/4/15(日) 午前 10:06 [ xie*ie_*ka*a ]
そーそー!!凄いうろおぼえですが、革ジャン着た4人の写真を覚えています。「アナーキーインザUK」とか聞いたかも。。。。。。その後ボクは、ホイ3兄弟に行き、リチャード・ンを知り。。。サモハンキンポーはあまりかじらず、王家衛に恋する惑星で出会いました。
2007/4/15(日) 午後 6:27
ドラゴンの音源、ずっと探しているんですが、なかなかないですねぇ〜。 確か、広州のバンドと聞いたことがあります。広東語なんでしょうかね。 けんじさんの香港・中国遍歴、結構僕と結構似てます。
2007/4/16(月) 午後 10:43 [ xie*ie_*ka*a ]
MrBOOは、インベーダー作戦にかなり影響を受けました。テレビ業界を痛烈に皮肉った内容。使い捨て社会を当時痛感させられたなーー。。アイドルでは、プリシラチャンかわいかったな。。。
2007/4/18(水) 午前 0:24
僕のヒーローはジャッキー・チェンでした。ヒロインはテレサ・テンです。昨今、香港映画といえば王家衛監督のスタイリッシュな映像と認識されている感がありますが、あの頃のドタバタ喜劇の香港映画は別の意味で凄かったですね。
2007/4/18(水) 午後 5:19 [ xie*ie_*ka*a ]
はじめましてこんにちは。すごい好みのジャケットです。かっこいい。これから中国のロックシーンもどんどん進化をするのでしょうか。刺激的ですね。
2007/4/29(日) 午後 11:18 [ - ]
懐かしいです。ツイジェンもいいおじさんになりましたが、おじさんロックでがんばっているようです。
2007/4/30(月) 午前 7:27
はなさん、60、70年代のロック好きな人には強烈に来るものがありますよね、このジャケット。内容は「ニューウェーヴ」とは呼びがたいものでしたが、一応、バンド形式で中国語のオリジナルロックをガナっています。
2007/4/30(月) 午前 8:38 [ xie*ie_*ka*a ]
soukoさん、北京にお住まいなのでしょうか?崔健、最近はすっかり前髪が薄くなってしまって・・・Rストーンズの上海公演に飛び入りした時の写真をみてショックを受けました。でも、最新アルバムは相変わらず、アグレッシブかつソリッドでした。さすが「中国ロックのGOD FATHER」と呼ばれるだけありますね。
2007/4/30(月) 午前 8:43 [ xie*ie_*ka*a ]
こんにちは。
四半世紀も前、ドラゴンズの海賊版ビデオをテレビで見て
びっくりしました!
音も悪いし演奏もヘタで、話にならないレベルだったのですが
ロックが禁止されている中国でこんなバンドがあるなんて!
何やらメンバーの住む地域は、香港のラジオ放送が微弱ながらも
入るそうで、ロックというものを知ったそうですね。
メンバーの情熱に感動したものです。
彼らはインディーズなんですかね?
それにしても、いかに情報の海インターネットといえども
こんな情報は拾えないだろうと思いながら検索してたのに、
しっかりした情報に出会い、これもびっくりです。
ありがとうございました。
2010/6/25(金) 午前 4:51 [ のの ]
ののさん、こんにちは。ドラゴン(ズ?)、知っていらっしゃる方の書き込み、嬉しいです!ビジュアルは何かの本で見たことがありますが、メンバー全員人民服。イギリス人かフランス人だかが、彼らを「発掘」し、ポータブルカセットレコーダーで演奏を録音して、本国でインディーズとしてプレスしたらしいです。彼らは欧米人の「やらせ」だとか、中国当局に捕まり、全員処刑されたとか…?今だに話題が絶えませんね。一度だけレコードをディスクユニオンで見かけたのですが、買いそびれ未だに手に入れてません。一度、是非聴いてみたいものです。
2010/6/26(土) 午後 6:01 [ xie*ie_*ka*a ]