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世の中はこれからもっともっと更に二極化していくそうである。
つまり、持てる者、持たざる者といった勝者、敗者の色分け、経済的な両極化ということだ。
「それで、あなたは一体どちら?」
そんな問いを常に突きつけられ、戦々恐々としているのが今のご時世だろうか。
答えは必ずイエスかノーのどちらかで、「どちらでもない。」「普通」といった曖昧なグレーゾーン的
答えは許されない。
それは今の世の全てに言えることで、その答えをハッキリ白黒できる人がいわゆる「できる人」といわれ
る。アングロサクソン的(米英的)な企業のグローバリズムという価値観の波が太平の眠りを覚まし、
今まで「ひとつの会社に入って定年まで勤めあげる。」「給与は勤務年数とともに、徐々にベースアップ
されていく。」といった日本独自の雇用制度が崩れ、また長く日本人が美徳としてきた「つつましさ、
謙虚さ、和を尊ぶ精神」などは急速に排除されつつある。
「俺が、俺が、私が、私が!」と己を声高に主張し、能力、実力をアピール、プレゼンテーションして
売り込まなければ生きてはいけない時代となった・・・。
などと、経済紙やビジネス本に書かれているようなことを書いてしまったが、事実、僕もその荒波にさら
されて日々それを実感し生きている「一小市民」のひとりに変わりはない。
何も世を憂いているのではない。僕はむしろ、この傾向を歓迎する。
むしろこれから必要とされるのは、世界のビジネスの流儀を踏まえた上で日本人が大事にしてきた
ホスピタリティ(世界に誇ってよいと思う。)との融合ではないだろうか。 どちらも欠いてはいけな
い。もしこれがなされれば、それは世界に誇る日本の武器になると思う。
さて、ところで本題、最近読んだ本について−。
1.フランス人の贅沢な節約生活 佐藤絵子 祥伝社黄金文庫
2.生活はアート パトリス・ジュリアン 幻冬舎文庫
1は日仏ハーフ、2はフランス人の著者。「フランス人的人生の愉しみ方の手引き」と言おうか。
今まで書いたことをひっくり返すようで申し訳ないが、こういう「第三の価値」を知る必要も感じている
のは確か。単に今流行りの「LOHASか」と言うなかれ。
様々な視点が斬新なアイデア、企画を生むように、この本は、目からウロコの価値観を提案してくれて
いる。人生をポジティブに楽しく、何でもない日常をちょっと特別なものに変える魔法を知っている
お二人のこの二冊の著書は僕に部屋の模様替えをさせた!(←単純)
勝ち、負けではないもう一つの「第三の価値」即ち「生活はアート」かな−。
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