〈写真〉1967年という時代がこのアルバムを彼らに作らせた? ジャケット写真撮影時もミックは
アシッドトリップしていたという後日談もあり。
僕が最初に聴いたローリングストーンズのアルバムはこの”THEIR SATANIC MAJESTIES REQUEST”だっ
た。前述の高校時代、図書館に出入りするロック好きな先輩からレコードを借り、聴いたのが始め。
「世界最高のロックンロールバンド」とか言われ、何だかノリノリのロックやヤバイ不良性を漂わす黒人
音楽ベースの音楽を演奏するバンドかと思いきや、このアルバムを聴いた僕の感想は大きく外れて
「アレ?」だった。多分、ビートルズを最初に聴く人が”SGT PEPPERS”から入ったら同様に
「アレ?」だと思うのだが−。
とにかく僕は「ローリングストーンズってこういうバンドだったんだぁ…」と思い、しばらくは封印し、
それ以上、他のアルバムまでに手を出して聴くのを辞めてしまった。
改めて彼らの音楽を聴いて、「こんな曲もやるんだ!」と再認識させられたのは、”PAINT IT、BLACK”
や ”SYMPATHY FOR THE DEVIL”などを聴いてから。簡単に言えば当初の「ヤバイかんじの音楽」と
イメージが重なった曲だったかもしれない。その後、映画、「ギミーシェルター」やら「ハイドパーク」
のライブ映像を観て彼らの不良性に惚れ直し「ストーンズ最高、イェイ!」な状態に。
”THEIR SATANIC MAJESTIES REQUEST”というアルバムはプラス面、マイナス面においても自分にとっ
てインパクト大だった。今聴き直してみると、何とも微笑ましくてそのチープなかんじに思わず笑みが
こぼれる。特にKISSがカバーした ”2000MAN”など曲構成的にも秀逸だと思う。
なんて、今だから言えるお話−。
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