明日の日記

後ろから前から歓迎光臨!全開偏狭一人世界 百家争鳴!

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〈写真〉あのレトロな外観も今はもう・・・。 (2008年 秋)


休日の日、ひさびさに下北沢へ。

「シモキタ文化」「シモキタ系」などと称されるくらい独特な若者文化で活気づく街である。そこに入り

込む世田谷区の日々の日常−。買い物に行き向かう主婦、ご老人、そしてヒップな若者(死語?)で溢れ

かえる南口駅前の賑わいを少し抜けたあたりに古い洋館が佇んでいた。

昭和12年(1937年)に建てられたという元下宿屋だった古いアパートを改築した”露崎館”という建物。

元は住人が住んでいたであろう小部屋に骨董屋、雑貨屋、カフェなどが入り、何とも言えない風情を醸し

出していた。そこの2階にあった「喫茶ミケネコ舎」はコーヒー好きな輩にはつとに有名なお店。

僕も下北に行く際には何度か寄っていたお気に入りの一軒だった。

ありきたりにも「時間の流れが止まったような−」という活字表現がまさにシックリはまる、そんな空間

だった。

長年、愛された貴重な街のエアポケット的空間だった露崎館だが、「近いうちに取り壊される・・・」とい

う声を聞いたのは昨年のこと。そして、つい先日、行ってみたら、そこに彼の姿はなく跡形も無い更地に

なっていた。


下北沢駅北口に広がる戦後の闇市の面影を残すスークのような路地も数年後には姿を消すらしい。

あんなところもあってこそシモキタだったのに・・・。過去を知る埼玉のアラフォー(僕のことです)は

シモキタへの郷愁を禁じえないのであった。

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