明日の日記

後ろから前から歓迎光臨!全開偏狭一人世界 百家争鳴!

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<写真>とても20歳とは思えないアンニュイ感漂う歌声、雰囲気。


こういう旅先での偶然の「発見」というのは何とも嬉しいもの。

先月、香港格安ツアーに参加した折、何げにホテルの部屋のテレビを観ていて思わず身を乗り出した。

ギターを抱え、少し冷めた雰囲気で独特のハスキーボイスに乗せ、英語と北京語で唄う…彼女の名は

台湾の新人女性シンガー、ジョアンナ・ワン(王若琳)。


だいたい、ギターを持ってオリジナルの歌を唄う女性シンガーなどまだ華人明星界(中華系芸能界)に

少ない上、この貫禄溢れる唄いっぷり。すっかりアーティストというのが板についている…。

翌日、九龍のHMVにてCDを見つけ即買い。帰国後も我が家でヘビーローテーションのこの頃。


ご当地での売り出しキャッチコピーは「台湾のノラ・ジョーンズ、小野リサ」だとか…。

確かにそういう雰囲気出している。個人的にはどちらかといえばアン・サリー風な感じも受けたが、

ご本人はこういうレコード会社の「触れ込み」があまりお好きではないらしい。

よほど台湾での芸能活動が合わなかったと見え、結局、アルバム2枚を発表し、今は渡米し、生まれ故郷

のロサンゼルスで大学生活を送っているとのこと。


バックの演奏、曲調はボッサ風、70年代AOR風、ジャズあり、アコースティックありととても豊か。

北京語の歌詞もうまく乗っている。アルバム中、特筆するとすれば『玫瑰玫瑰我愛你』のカバーが白眉。

この曲はかつてシンガポールのディック・リー、香港のアニタ・ユン、そして日本では酒井(容疑者)

ノリピーも台湾公演の際にステージで北京語でカバーしていた戦前上海国語歌謡の名曲。華人にはおな

じみのナツメロをアコースティックギター一本の軽やかな伴奏で唄う。


彼女のアルバム、DVDを観て思ったのはその存在感。

おそらくこういったタイプの女性華人歌手はかつていなかったのではないかと。(CDはDVD付きでし

た)90年代のフェイ・ウォンがポップ界に一石を投じたこと思うと、「それ以来の新人出現か」と大袈裟

ではなく思っている。

これからの活躍が期待されるが、いかんせん今は音楽活動休止中。是非とも近いうちに、ライブを観てみ

たい。


●ジョアンナ・ワン(王若琳)hp(中文・繁体字)
 http://www.sonymusic.com.tw/pop/joannawang/p1_2.php

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