<写真>手前はポルトガル時代の洋館、その先には大陸のお金持ち御用達のカジノや高級ホテルが林立。
聖ポール天主堂よりの眺め。
20年前に訪れた時と明らかに変わっていたこと…
それは街がきれいに垢ぬけていたこと、どこもかしこも北京語を話す大陸の観光客で溢れかえっていたこ
と、それとその観光客目当ての高級ホテルやカジノが贅を競うかのごとく林立していたことだった。
元々、マカオは半島地区と2つの島から成るところだったが、近年大規模な再開発でその2つの島と島の
間が埋め立てられ一つに人口的に繋がった。その埋め立てられた場所にそびえ立つのがそれらの建築物。
全面ガラス張りの近未来的であったり、合体ロボットを思わせるような巨大なビルもあった。
大陸の繁栄、好景気、巨大な投資といったものが露骨に反映されている「趣味の」建物たちである。
聞くところによればマカオのカジノの売上規模は本場ラスベガスのそれを抜いたとか、あるいはそろそろ
追い抜くか−、という凄いものらしい。
マカオでカジノといえば、その大御所・老舗の「リスボアホテル」がある。今回、このホテルの前をバス
で通ったが、他の周囲の建物があまりにも立派過ぎるため、かつてのマカオのランドマークだったこの
ホテルが何とも小さく、みすぼらしく見えたのだった。(蛇足だが以前、ここに入ろうとしたらドアマン
にドレスコードというもので入店を断られた過去がある。トホホ…)
ポルトガル情緒の街並みも、観光客誘致の為、きれいに外壁を塗り直したのだろう。パステルカラーの
ライムイエローやピンクの建物が鮮やかに蘇っているのには、これも驚き。
朽ちた建物と石畳の坂道の奥からポルトガルの民謡ファドが聴こえてくるよう…と昔は思ったがそれも
遠い過去の記憶になってしまったようだ。
|