〈写真)知恩寺入り口のノボリ。手づくり市の開かれる毎月15日には周囲にも人、自転車が溢れる。
この為にわざわざ京都へ行きたくなる…、と言っても過言でもない月いちのお楽しみイベント。
今や名物と化し、関西中、はるばる関東からも人が訪れるという(ワタクシのことです)京大裏の百万遍
交差点脇にある知恩寺で毎月15日に開かれる、手づくり市。
この市を知ったのは10数年前。京都に住む友人が出店しており、たまたま京都滞在中に、その付き添いと
いうか、店番の手伝いのようなかたちで遊びに行ったのがきっかけ。
「東京にもフリーマーケットはあるけど、こういう市ってないなぁ…」とつくづく思ったもの。
普通、フリーマーケットといえば、家にある不要になったモノ、引き出物、着なくなった服、古本、聴か
なくなったCDなど…を雑然として並べて売っている、というものだが、この手づくり市の違うところは
その名の通り、あくまでも作家本人の手づくり、オリジナルというところ。
だからといって出店者が皆、「アーティストのたまごさん」という風でもなく、ご近所で採れたばかりの
京野菜を売るおばちゃんもいれば、コーヒー焙煎職人さんの淹れるこだわりのコーヒー屋台や、パティシ
エを目指しているらしいお姉さんの焼いた手づくりクッキー、着物の端切れを使った小物類、あるいは
「私は唄を売ってまーす」な、ギターの弾き語りをしつつオリジナルCDを売る人など、商品も人種も
年齢層も様々。 プロ・アマ渾然となったところが楽しい。ここでファンを掴み、市内に店を構えたとい
う人もいるという。そんな「プロ化」する人が現れてもなお、お寺の境内だけあってなんとなくユル〜イ
ムードが漂っているのはこの場所柄だろうか。
東京の池袋・鬼子母神でも、この京都・手づくり市に触発されてか、毎月「手創り市」が開かれるように
なった。(『近境・秘境・街歩き』の欄に前述してます)
しかし、いかんせん、また15日の日を仕事の休暇にどうにか絡めて京都まで行ってしまう気がする。
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