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私の勤める日系企業は駅から離れたところにあるので、地下鉄から バスに乗り換えなければなりません。駅からバス停までは歩いて 3、4分かかります。朝、時々同じ電車に乗り合わせるお爺さんがいて このお爺さんも同じ駅で降り、同じバスに乗り、同じバス停で降ります。 いつの頃からか顔見知りになって挨拶を交わすようになりました。 ある日のことです。電車がいつもより数分遅れていました。急がないと バスに間に合わないかもしれません。私は電車を降りると駆け足で バス停に向かいました。お爺さんもできる限りの早さで後からついて きます。バスが来るのが見えましたが、バス停で待っている人もいたので、 一安心。先にバス停に着いた私はゆっくりとバスに乗り、扉が閉まらない ように乗降口に立つことにしました。 「お爺さん、もう少し!頑張れ!」心の中で(日本語で)叫びながらお爺さんが 走ってくるのを見守りました。私が扉の前で立ってるのだから運転手さん だって他に乗りたい人がいるのをわかってるはず。そう思ったのが大間違い。 扉は強引に閉まり、私は扉にぶつかって中に押されてしまいました。 お爺さんの手がもう少しで扉に届くところだったのに。 「待ってください。まだ乗る人がいます。」 そう言えればよかったのに、とっさのことで言葉が出てきませんでした。 あ、あ、あ、という間にバスは無情にも発車してしまい、お爺さんの 姿がまるでスローモーションのように消えていきました。あー、お爺さーん。 あとちょっとだったのに、バスを止めることができなかった。なんでも いいから叫べばよかったのに、それすらできなかった自分。情けない...。 次からは絶対大きな声で言えるように、「とっさのドイツ語・バス編」です。
「待ってください!」 Bitte, warten Sie! 「まだ乗る人がいます。」 Da kommt noch jemand.そして次にお爺さんに会ったら、 「バスを止めることができなくてごめんなさい。」 Tut mir Leid, ich konnte den Busfahrer nicht aufhalten. または Es tut mir Leid, dass ich den Busfahrer nicht aufhalten konnte. 「でもそういうとき、何て言えばいいか教わりましたよ。」 Aber ich habe schon gelernt was man in dieser situation sagt. 「そういうとき、どうすればいいか教わりましたよ。」(←片足だけバスに乗せ扉を押さえて待つ) Ich habe schon gelernt was man in dieser situation macht.実は今日お爺さんに会ったのですが、緊張してあまり上手に 言えませんでした(恥)。でもきっとわかってくれた、かな。 |

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とっさの一言ってなかなか出てこないですよね。それが使い慣れた日本語であったとしても。でも、運転手はxirominさんの行動をみて察してくれてもいいのに。
2006/2/1(水) 午後 7:09
読んでいて泣きそ〜になっちゃいましたぁ。その場面が鮮明に浮かんできます。優しさ・皮肉さ・無念さetc...でも間違いなくXirominママさんの気持ちはちゃ〜んとおじいさんに伝わってますよ〜☆私がそのおじいさんだったらとっても嬉しいです。
2006/2/2(木) 午前 4:13 [ sol*1*28wit*h ]
ドイツって、割と人に対する思いやりを見る機会が多かったけど、こんなケースも多いわけですね。そのおじいさんも既に、何度かそんな目に遭ってるかも。
2006/2/3(金) 午前 4:23
きっと伝わってますよぉ〜お爺さんはいつもひどい目にあってるみたいですね・・・かわいそう。私も日本でバス通勤ですが、バスの乗り口まで走って行ってるのにバスは無常に発車してしまいことがあります。運転手さんは、右側後方をすでに確認して前に進もうとしているので、もう左側後方は見てない為に起こるようです。きっとわざとじゃないから大丈夫ですよ〜。
2006/2/3(金) 午後 4:00
Liahさん、そういえば次に会ったときのお爺さん、走りに気合が入っていたかも(笑)。
2006/2/4(土) 午前 5:47
ペソママさん、実はバスが走り出してから勇気を出して運転手さんのところに言って英語で止まってくれって頼んだんですけど、時すでに遅し、でした〜。お爺さんは全然気にしていなかったようだったのでよかったですけどね。
2006/2/4(土) 午前 5:49
Palupaluさん、そうなんです。乗降口に立ってそわそわしている私の姿を見て悟ってくれ〜、って感じでした。あと、先にバス停で待っていた人だって状況を見ればわかるのに、知らん顔してたんですよね。なんか思い出したら今さらながら腹が立ってきちゃいました〜(笑)。
2006/2/4(土) 午前 5:52
さぶさん、最近ブログが重いとき、けっこうありますからね〜。
2006/2/4(土) 午前 5:53
Solowitchさん、ホント何もできなかった自分が情けなかったです。でも私の下手なドイツ語でもお爺さんはわかってくれたでしょうか?そうだといいなぁ☆
2006/2/4(土) 午前 5:55
しゃんぷうさん、私も今までドイツ人って親切な人ばっかり♪って思っていたんですけどね。私は日本なら「こりゃ絶対無理だろう」っていう距離からバス停に向かって走っていたら、ずっと待っていてくれた、なんてことが何回かあったのですが。受付のオバさんいわく、運行時間厳守ばかりを気にする運転手もいる、とのことです。
2006/2/4(土) 午前 5:59
Atory88さん、わざとじゃなきゃいいんですけどね〜。でも人が走ってくる姿はバスが下り坂を下りてくるときに見えてるはずなんです。近くに老人ホームがあるみたいなので、もしかしたら常習なのかも。でも私自身は乗りたいのに目の前で扉を閉められた、という経験は今のところありません。
2006/2/4(土) 午前 6:04
判ってくれてますよ。 気持ちは伝わるはず!! 一生懸命に話せば聞いてくれますよ! でも、またあったら今度は方法が判ったから大丈夫ですよね!
2006/2/4(土) 午前 10:37 [ kisatoazutoteru ]
あ、今日10000HIT越えてますよ!! おめでとうございます(^∇^) それにしてもxirominさんって優しすぎる〜♪ タイヤキも頭から食べるの可哀想に思っちゃう人ですもんね。 お爺さんも分かってくれてるはず!!
2006/2/4(土) 午後 1:45
この記事とは関係ないんですけど、私の苗字は田中じゃありません(^^; そしてxirominさんの苗字は未だに分かりません(>_<)
2006/2/4(土) 午後 1:49
いますよ〜そういう運転手!正面から走ってきてる人見えてるのに、プーッて発車しちゃうの。ほんの数十秒だろ〜待っててやれよぉって感じ!xirominさんの気持ちは、お爺さんに通じてますよ♪xirominさんの優しさで、日本人が薄情ではない事を外国の人に知らせてくれているようで、大変嬉しいです。
2006/2/4(土) 午後 4:21 [ - ]
スローモーションのあーお爺さーん・・・の場面が目に浮かぶようでした。^^xirominさんの優しさにはいつものことながら感動します。
2006/2/4(土) 午後 4:34
KISSAさん、お爺さんは「いつものことだから気にしないで」って感じだったように思います。でも今度はしっかりバスを止めてみます。お爺さん自身も走りに気合が入ってる気が(笑)。
2006/2/4(土) 午後 10:06
パニももさん、ホントだ。気がついたら10000ヒット越えてました。ありがとうございます♪タイヤキ、しっぽから食べますよ〜。お魚の頭って苦いってイメージがあるから後回しになる、っていうのも理由の一つかも(笑)。パニももさん「田中さん」じゃなかったんですね。じゃぁ「佐藤さん」。これはサトエリのイメージからです。Rikaさんは見事大当たりでしたよ〜。
2006/2/4(土) 午後 10:10
Silvermoonさん、日本にいた時よくバスを利用していましたが、意地悪な運転手さんっていますよね。目が悪かった母が運転手さんに「どこ行きですか?」って聞いたら「書いてあるでしょ。あんた字が読めないの。」と言われたことがあり、ショックを受けていました。社会的に弱い立場にいる人に意地悪って最低ですよね。外国人として暮らしている私はいろいろな人、特にお年寄りの方々に優しくしてもらっています。
2006/2/4(土) 午後 10:18
くろろんさん、どうしてこういうシーンってスローモーションのように映るんでしょうね。ドラマ・映画の観すぎかな、私って(笑)。こちらに来てまだあまり友達もいないので、お年寄りの方々の優しさがとても嬉しいんです。でも私は何もしてあげられなくて、無念でした。次に同じようなことがあったら絶対止めてやる〜。
2006/2/4(土) 午後 10:22