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ドレスデンにあるツヴィンガー宮殿です。ザクセン選帝候アウグスト強王の時代に 建てられました。バロック様式のこの美しい建物は、第二次世界大戦の時、空襲で 大部分が破壊されてしまいました。旧東ドイツ政府によって60年代に復元されて、 現在宮殿の中は美術館・博物館になっています。 アウグスト強王、と聞いても世界史の授業で習った記憶もなく、西洋史(というより 歴史全般)に疎い私には正直ぴんときませんでした。この強王の時代、17、18世紀 のヨーロッパでは東洋の陶磁器が大人気で、王侯貴族が競って収集したそうです。 この宮殿の陶磁器コレクションにも中国の景徳鎮や日本の伊万里焼などが数多く 展示されています。 「白い金」とまで呼ばれた陶磁器を東洋からヨーロッパに運んだのが、あのオランダ 東インド会社です。鎖国の時代に日本はオランダ語を通じて西洋の文化・学術を 研究しました。そして日本からは陶磁器がヨーロッパに運ばれ、王侯貴族に珍重 されました。今ではなんだか存在感の薄い国オランダですが、その昔は東洋と西洋 を結ぶ重要な役割を担ってくれたんだなぁ、としみじみ。 さて、純白で薄く艶やかな白磁は当時のヨーロッパでは作ることができなかった そうです。アウグスト強王は、陶磁器を収集するだけでは飽き足らず、ヨーロッパ でも同じようなものを作らせようと若い錬金術師を雇って白磁の研究をさせました。 そしてついに製造に成功すると、ドレスデンの北西25kmのところにある、当時 城主が不在だったお城の中に磁器工場を作りました。そのお城がある街、西洋で 初めて東洋風の白磁の製作に成功した街、そう、それがあのマイセンです。 今回はあいにく時間がなくて残念ながらお城の中やマイセンの磁器工場見学は
できませんでした(残念!)。ドレスデン近郊は見どころがいっぱいなので、次回は もっとゆっくり訪れたいです。 |

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重みのある宮殿ですね。古さが歴史を感じます。
マイセンのお手本が東洋の陶磁器だったなんて知りませんでした。
コーヒーカップが欲しいな〜なんて思ってたら、とてもとても!
100均のカップでインスタントでも飲みますか(笑)
2009/6/4(木) 午前 11:01
セッチャンさん、私は正直、マイセン=超高級磁器、くらいの知識しかありませんでした。ドレスデンにバロック調の建物をいっぱい建てて文化と芸術の街にしたこのアウグスト強王が関わっていたとは。マイセンのHP、なかなか勉強になりますよね。そして私も有田焼きについて調べちゃいましたよ。有田=伊万里というのもよくわかってませんでしたw。イタリアはジノリなんですね。私も調べてみよ〜っと。
2009/6/4(木) 午後 1:05
toshikoさん、ドレスデンは最低でもあと2、3回は行かないと見きれないくらい見所がいっぱいです。近郊の街も入れたら一週間じゃ足りないかも、というくらい。次回は是非マイセンの磁器工場とお城の中を見学したいです。
2009/6/4(木) 午後 1:07
紫桜さん、アフリカで100円くらいで買ったマイセンの大皿!!!
それは是非「お宝鑑定団」(でしたっけ?)にて鑑定してもらってください。
2009/6/4(木) 午後 1:12
茶美さん、軍事的に重要ではなかったし、こういった歴史的遺産がある街を空襲で破壊したことは、かなり問題視されています。
旧東ドイツの復旧作業では、宗教関連施設が後回しになっていたので、先日のフラウエン教会が数十年も瓦礫のまま放置されてしまったんです。
硬度の高い磁器は中国では唐の時代に作られるようになり宋の時代(960−1279)に完成、それが朝鮮半島を経由して日本に渡ったのが17世紀だそうです。ヨーロッパでは1707年、強王に雇われた錬金術師ベットガーによる磁器製作成功が始まりとされています。
2009/6/4(木) 午後 1:22
シルバさん、東洋の磁器が西洋で人気だったことはなんとなく聞いたことがありましたが、それが高じてマイセン、というのはびっくりでしたね。
私も記念に小皿(お刺身食べる時に使うお醤油を入れる程度の大きさ)でも、なんて思いましたがそれでも100ユーロ以上しましたねw。あっさりあきらめました〜。
2009/6/4(木) 午後 1:27
今では影の薄いオランダって・・・( ̄m ̄〃)ぷぷっ!本当ですね。
ポルトガルもそうですね!
2009/6/4(木) 午後 4:57
くろしるばさん、ポルトガルもそうなんですよね〜。お隣スペインはそれなりにフラメンコ、闘牛、パエリヤ等、強い(ステレオタイプな)イメージがあるけど、ポルトガルって…。かつては宗主国だったのに、今じゃ元植民地だったブラジルのほうがインパクトある気もするし(サッカー、サンバ、カーニバル等)。
こうなったらカステラ食べて、ポルトガルを偲びましょうw。
2009/6/4(木) 午後 5:05
マイセンのお城、青い空に綺麗に映えてますね!お城の中に工場を作ったんですか〜。マイセンはまだ行ってません。行ったとしても、陶磁器は買えないだろうけど・・・
季節がよくなると色々お出かけしたくなりますね!
2009/6/4(木) 午後 6:29
日本の陶磁器がお手本になってたとは!すごいぞ、日本人!
漫画やアニメが海外で人気だったり、日本食がもてはやされたり、日本の文化ってけっこう魅力あるのかな?そう思うとなんかうれしいです。
2009/6/4(木) 午後 9:57
マイセンの工場にはアウトレットもありましたが,それでも高くて買いませんでした。(^_^.)
ドレスデン周辺観光も含めると1ヶ月でも足りないかもしれません。
2009/6/4(木) 午後 10:20
blueoceanさん、お城に工場っておもしろいですよね。マイセンのHPでその歴史がよくわかりますよ〜。
今回は帰りにちょっと遠回りして寄っただけなので、またゆっくり行きたいです。でも磁器は高すぎて買えませんね…。
2009/6/4(木) 午後 10:41
くろろんさん、その日本も中国・朝鮮からその技術を学んだんですけどね。なんでも豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に、朝鮮半島から日本に連れて来られた人が九州で窯を始めたそうです。
でもこの宮殿内の陶磁器コレクションを見た時、やっぱり日本のモノの方が繊細な感じだわ〜、なんて贔屓しちゃってました♪
当時のヨーロッパからすれば日本も中国も一緒くただったでしょうね。
2009/6/4(木) 午後 10:45
クマ&ノコさん、私は特に陶磁器を集める趣味もないので、工場見学をしても買わないと思います。
2009/6/4(木) 午後 10:47
私も陶磁器っていままではあまり感心がありませんでしたが、この年になりますと気になってきました。ヒロミさんの町でもお店でもご紹介してくださると参考にもなりますよね。待ってます。
そして、マイセンのお話はとっても良いですね。
歴史を勉強すると共に物作りに親近感をえます。
2009/6/5(金) 午前 0:39
zenmasuiさん、マイセンはとても高くて手が出そうにないですが、その昔王侯貴族を夢中にさせたと言う伊万里焼は欲しい気もします。
フランクフルトにはマイセンから分かれたドイツで二番目に古い窯元があります。日本語でヘキスト焼といいますが、ご存知ですか?その初代マイスターはゲーテと交友があったそうです。こうやっていろいろ調べていくと今まで断片的だった知識がつながっていくようで楽しいですね。
2009/6/5(金) 午前 4:17
歴史を感じさせる美しく重厚感のある建物ですねー。マイセンといえば、ホメオパシーの父、Dr. ハーネマンの生誕地でございます。
2009/6/5(金) 午後 10:29
yanyanさん、ドレスデンは美しい街でしたよ。
マイセンは焼き物だけでなく、ホメオパシー関連の街でもあったんですねぇ。もしかしたらゆかりの記念碑とかあったのかな?こうやって豆知識が増えていくのって楽しいです♪
2009/6/6(土) 午前 1:22
いつもながら感じるのは、街並みに統一感があって、
落ち着きますね。
鎖国時代に陶磁器が輸出され、珍重された話しも歴史の面白さを
感じます。
2009/6/7(日) 午前 10:22
おんだなみさん、マイセンは小さい街なので戦争被害はあまり受けなかったようです。だから中世の面影があちこち残っていました。
子供の頃に「東インド会社」ってさんざん習いましたよね?その頃はただ丸暗記していたけど、あー、そういうことだったのか、と今になって思います。オランダという国には感謝!ですよね。
2009/6/7(日) 午後 7:18