ドイツの生活 Mein Leben in Deutschland

毎日の新しい発見を忘れないように。https://xiromi0303.blog.fc2.com/ に引っ越しました。

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Zeichnung

今、VHS(市民大学)で週1回の「英語で行う絵画教室」(←勝手に命名)なるものを受講
しています。全8回の講座で、私はてっきり一つか二つの作品を仕上げていくのかと思って
いましたが、毎回デッサン(だかスケッチ?)をたくさんしています。それも、高校の美術の
時間にやったような、トルソーや果物、花瓶などのデッサンはなく、受講者同士でペアに
なったり、一人がモデルになったりして、決められた時間内に線だけで描く、というまるで
競争みたいな(つまり、躊躇なんてしていられない)ことをしています。

まず、画用紙を見ないで、見たままに手を動かして描くBlind Drawingをします。続いて、
同じ対象を「紙を見てもOK、ただしペンを紙の上から離してはいけない」というルールで
描いていくContour Drawingをします。画家を志す人たちがこういう練習をするものなのか、
果たしてこの名称自体正しいものなのか、この練習をすることの意図もよくわからないの
ですが、回数を重ねていくごとに自分の中の何かが変わっているのが不思議と実感できます。

Blind Drawingでは最初はまったく形にならなかったものが、何度かやっていくうちにマシ
になっていきます。先生は「目を離した瞬間から忘れていく」とよく言うのですが、まさに
その通りで、初めは紙を見ていないと不安で仕方ないのですが、だんだん大胆になってきて、
Contour Drawingでは、少々見なくても思い切った線が引けるようになります。

恥ずかしながら、こちらが昨日のクラスで描いたものです。
イメージ 1

これは先生や受講者が交代で動きのあるポーズを取り、「頭から足の先までを2分で
描ききる」という練習で描いたものです。細部にこだわっていたらとても2分間で全身
なんて描ききれないし、手元をいちいち見ていたら余計な時間を取られてしまいます。
ペンは紙の上から離してもいいことになっていましたが、それも時間のロスになるので
ほとんど一筆書き状態。紙を見ないとあれほど不安だったのに、気がついたらモデル
から目を離さずにガンガン線を引けるようになっていました。下手クソですが、2回目
3回目にはなんとか描ききれるようになっていきました。
イメージ 2

先生は私たちに何をするか指示するだけで、その作業の意図を説明してくれるわけでは
ありません。だから、何を教えようとしているのか本当のところはわからないのですが、
デッサン、というとオブジェと画用紙を見ることに捉われすぎて、縮こまった線を引きがち
なので、それを開放するための練習かな、と勝手に理解しています。

この先生の第一印象は「押しが強くて怖い人」で、最初はみんな少々圧倒されていました。
でも押されて描いていくうちに、だんだん「眠っていた力」が目覚めてきたというか、良い
意味で大胆になってきたというか、少しずつではあっても誰もが自分の中の変化を感じて
いるようです。言葉で語って教えるのではなく、体験させることで受講者の力を引き出す、
というのはなんとも素晴らしい教え方です。中学・高校時代にこんな美術の先生に出会えて
いたらよかったのに、とも思いました。

次回は2分ではなく1分45秒に挑戦です。それから線ではなく、濃淡だけで絵を描く
Negative Spaceを習います。これはなかなか難しそうです。

閉じる コメント(32)

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これがドローイングの基礎講座なんでしょうね。この先生の迫力を想像しちゃいますよ。とっても良い体験ですね。これを数こなしていくと素晴らしい出来映えのデッサンになるのでしょう。xiromiさんの将来にエールを送ります。素質ありますよ。

2009/10/29(木) 午後 7:41 zenmasui

すごい!
絵ってすごい難しいから!
芸術系とかなんでもできちゃうんですね!

2009/10/29(木) 午後 10:23 Kitty ktybead

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なつかしいなぁ。中学のとき授業でこんな風なのを描いたのを思い出します。そのときも、速く書けと言われたな・・・。細部にとらわれず全体をとらえなさいと言われたような・・・。でも、私は何も目覚めませんでした。;;ぜひその先生に日本語で(!)、習いたいものです!!
何かが目覚めるなんて、眠ってた才能がある証拠ですね(^m^*)
デッサン見ただけで、アジア人ではない(体型が違う)のがわかる気がします☆

2009/10/29(木) 午後 10:39 くろろん

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これクロッキーって言います。美大受験生は,トレーニングでよくやります。より短い時間で対象の特徴を把握すること,1本の線を大胆かつ繊細に引くことを重ねますので,短期間で確実に力がつきますよ。続けると,動いている人や動物も描けます。クロッキーは単独でも作品として成り立つくらい美しいものだと思います。
クロッキーはある程度センスを要しますが,アップされた写真は,とても始めたばかりとは思えません。良い線が引かれています。良い先生に出会い,才能が開花しましたね。
☆P

2009/10/29(木) 午後 11:09 クマ&ノコ

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画用紙を見ずに一筆でここまで立派なものが出来上がるなんて、
xirominさんはセンスがありますね!
線がトンチンカンな方向へ行かずに「描きたい形になっている」という事が不思議で仕方がありません。

2009/10/30(金) 午前 4:54 blumenkind

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zenmasuiさん、先生、迫力ありますよ。人を引っ張っていく力、なんでしょうね。アメリカ人で黒人なので、もしかしたら米軍関係でドイツに来て絵の先生になったのかな、とも思ったりします。絵の題材として持ってきたものの中に何故かガスマスクのようなものがあったんですよ〜w。数をこなしたらどんどん上達しそうです。それより何より楽しみながら学べるのがいいですね♪

2009/10/30(金) 午前 6:04 xiromin

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Kitty Kty*uy*さん、絵って難しいですよね〜。でもこの先生だと、ごちゃごちゃ言ってる暇はなくて気がついたらみんな画用紙に一生懸命線を引いてた、って感じなんです。

2009/10/30(金) 午前 6:05 xiromin

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くろろんさんは中学生の時、同じようなことをやったんですねー。私は記憶にありません。なんかこの先生とだとかしこまって絵を描く、というのではなく、ゲーム感覚というかホント自然に入っていけるのがすごいいいなーって思います。目覚めたのは才能ぢゃなくて、なんか別のもの。誰もが持ってるけど普段は発揮させてない力、みたいな感じ!?こういう先生がたくさんいるといいなーって思います。
モデルとなったのは全員西洋人。アジア系は私を含めて3人いますが、私らがモデルになると三頭身になってしまいそう…。

2009/10/30(金) 午前 6:11 xiromin

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クマ&ノコさん、これ、クロッキーっていうんですね。知りませんでした。仏語で速写、と訳されるようですね。なるほど〜。
確かにこの練習を続けていると眼力が強くなるというか、集中力がつきそうです。開花する才能はないと思いますがw、数回の講座で今までとは全然違った絵が描けたことが嬉しくて、下手な絵を恥ずかしげもなく載せてしまいました〜。

2009/10/30(金) 午前 6:15 xiromin

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Blumenkindさん、立派なものだなんて、それはない、ない。
画用紙はチラ見程度は見てました。よく見ると腕が短すぎたり、まだまだですねー。でも今までの写生とは全然違う取り組み方で、こんな風に描くこともできるんだーという発見がありました。この先生のクラスに出れば、どんな人も殻を破って絵が描けるようになるような気がします。

2009/10/30(金) 午前 6:20 xiromin

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クロッキーかな?
中学時代の美術の時間は、最初の5分はクロッキーでした。なるべく線を切らずに全身を紙いっぱいに描きなさいと言われつつもなかなか大胆に描けないんですよね。なつかしいなあ。クロッキー帳捨てちゃったかなあ。

2009/10/30(金) 午後 6:04 UNI

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Blind Drawing とか Contour Drawing,説明を読むとなるほどと思いますね。
xirominさん,短い時間で上手です。
私は絵を練習したいと思いつつ,なかなかできません。

2009/10/30(金) 午後 8:38 Hannah&ミイ

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UNIさん、この練習、クロッキーっていうんですね〜。クロッキー帳なるものもあるんですねぇ。私は学校で習った記憶がないんですが、もしかしたらやってたのかもしれませんね。きっとこの先生のようにインパクトのある教え方じゃなかったのかも。

2009/10/31(土) 午前 0:54 xiromin

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はなさん、目が見えない人はどうやってモノを感知するか、とかそういう話から入っていきました。今までは人間の顔、というと輪郭から描いていましたが、真ん中からお花が開くように外に広がるように描くんだそうです。
全然上手じゃないですが、この練習自体がおもしろかったので載せちゃいました♪

2009/10/31(土) 午前 0:57 xiromin

集中して2分間無心になれそうですね。高校時代美術部だったので、いつもクロッキーをしていました。(そう、クロッキーって言うんでしたね。コメントを読んで思い出しました。)線が大胆になるにしたがって、普段縮こまっているものものびのび広がっていきそう。これからが楽しみですね。

2009/10/31(土) 午後 2:23 pelupa

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Pelupaさんは美術部だったんですねー。じゃぁこんな下手っぴーな絵を見て笑っちゃったのでは(恥っ)。こういう練習をクロッキーって言うんですね。contourで調べてみても全然載ってないし、???と思っていたんですが。日本語はいろんな外国語が使われているから難しいですね。私は高校時代にちょっこっとソフトボールをやっていただけなので、中・高ともっと文化的なことをやっていればよかったなー、なんていまさら思います。

2009/10/31(土) 午後 9:25 xiromin

何か、上手くなっていくのって嬉しいですよね。
まずは、のびのびとした線を描くのが大事なんでしょうね。

2009/11/1(日) 午後 8:30 おんだなみ

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おんだなみさん、この先生、迫力があるんですがすごい導入の仕方とか上手だと思います。チマチマ描きがちなんですが、この練習をしたらズンズン線が引けるようになりました。少しでも変化がわかるのって嬉しいですね♪

2009/11/2(月) 午前 1:21 xiromin

2分でこんなに描けるなんて才能ありますねー。
Blind Drawing ですかー!Blind Testingならやったことありますけど(爆)
すみません。今後もがんばってくださいね!

2009/11/2(月) 午後 9:13 yanyan

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yanyanさん、Blind Testing???ってなんですか〜?(←無知?)
なんか以前は自分が描いた絵を他人に見られるのとかが恥ずかしかったんですが、この先生の勢いのおかげでいい意味で大胆になれます。

2009/11/3(火) 午前 6:32 xiromin


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