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去年からゆっくり習い始めたチェロ、今まで5回ほどレッスンを受けました。が、いまだに4本の弦を
引っ掻くことしかできておりません。最初は平日の夜7時から8時の時間帯に自宅でレッスンをして
もらうつもりでしたが、一回目のレッスンで、上の階に住む住人から即行クレームが。一応、ドイツ
では静かにする時間が定められていますが、それは夜の8時、あるいは10時からです(音の程度に
よるらしい)。「お宅の子供の走り回る足音だってけっこううるさいんですけど」って言ってやりたかった
けど、ぐっと我慢。確かに私が今住んでいるアパートはちょっとした音でもかなり響くし、私が奏でる
雑音が耐え難いのはわからないでもないし...。
結局、先生が通っている音大で、部屋を借りてくださることになり、そこで心置きなく騒音を出すこと
ができるようになりました。問題は、レッスンがある日はチェロを担いで会社に行かなくてはならない
ということ。これがけっこうかさばるし、それよりも何よりも目立つんです。ちゃんと弾ける人なら「私は
ミュージシャン」顔でいられるけど、私の場合は...。何しろ引っ掻くのが精一杯なのに、いっちょ前
にチェロを持ち歩く、しかもそれが通勤時だから目立つ、目立つ。幸い東京みたいに電車が混まない
からいいけど。
毎朝の通勤で顔見知りになっている人に「それ、なーに?ギター?」なんて聞かれました。実際は
ギターよりうんと大きいんですけど、チェロってそれほどメジャーな楽器じゃないんでしょうね。その
次に来る質問が「えー、チェロが弾けるの?」となるので「ううん、弾けません。」とあっさり答えます。
すると相手は目を丸くして「じゃ、いったいどうしてチェロなんか担いでるの?」と聞いてきます。理由
としては「弾けないから習ってる」しかないと思うんですが、まぁ、大人になって楽譜もロクに読めない
のにそんな無謀なことする人なんてあんまりいないんでしょうね。
チェロを習い始めて驚いたこと。音楽を習う、続けるってものすごくお金がかかる、ということ。今まで
「あーぁ、小さい頃にピアノなりバイオリンでも習っていればなぁ…」なんて思ったりしたことが時々
ありましたが、現実問題として我が家では無理でした。ピアノを置く場所なんてなかったし、高価な
楽器を買ったりレッスン代を払ったりする余裕も当時はきっとなかった。それも一回買い揃えれば
おしまい、ではなく、維持にも何かとお金がかかるし。だから、「あーぁ、小さい頃に習っておけば…」
という仮定法過去みたいな後悔の念はなくなり、小さい頃に習えなかったから今習う、に変わりました。
チェロを習い始めてわかったこと。私には才能はない、どころか恐らく音楽的才能は平均以下だと
いうこと。どういうわけか理由もなくチェロが好きなので「なんでチェロなんだろう、もしかしたら類稀
なる才能を秘めてるのかも」なんてバカなことを思ったりもしたけど、単なる幻想以外の何物でも
ありませんでした。普通にできそうなこと、弓をまっすぐ引いたり、指で弦を押さえるとかいう基本的
なこともなかなかできずに四苦八苦しています。ネットで検索すると、大人になってチェロを始めた人
のブログなんかがけっこうありますが、5回くらいレッスンを受けてキラキラ星やふるさとといった簡単
な曲が弾けるようになったりしているよう。それに比べて私は、右手で4本の弦を引っ掻くだけで精
一杯。この先、左手を動かし、弦で指を押さえ、楽譜を読みながら、腕だけでなく身体全体を使って
曲を演奏、なんてできるようになるのか疑問ですらあります。
毎回毎回、弦を引っ掻くだけでちっとも上達しなくて、言われたこともできなくて嫌になりそうだった
けど、レッスンをただ受けてるだけではダメだなって思って、ちょっとした時間を見つけて家でも練習
するようにしました。とはいっても週に3回は仕事帰りにヨガに行っているし、土曜日はヨガを教えて
いるし、日曜日は音を出してはいけない日だし、空いてる平日はモモ君と会いたいし…。なかなか
時間がないのですが、たとえ10分だけでも、あるいはチェロを触ってみるだけでも違うかなと思って
トライしています。そうしたら次のレッスンが楽しみになり、ちょっとはマシな音が出せるようになって
きているようです。
「白鳥」への道はとんでもなく果てしないけど、諦めずに続けたいなぁと思っています。楽器を演奏
するって、いろいろなことを同時に行わなくてはならないのですごく脳にいいような気がするので、
老化防止にもよさそう。ヨガだったら、たいていのことはインストラクターの指示通りにできるけど
チェロはそうはいかなくて、それがもどかしかったりするのですが、でもそれでヨガを始めたばかり
の人や上達しない人の気持ちがわかる気もします。何よりも新しいことを始めるのってエネルギー
がいるけど楽しいし、刺激的です。もう少ししたらレンタルチェロではなく、マイチェロを買おうかな、
などと検討し始めてもいます。
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Cello/Konzert
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また新しいことに挑戦されて、すごいですね〜♪
セロ弾きのゴーシュは動物たちが応援してくれるんですよね。
カナちゃんの反応がどんなだったのか、知りたいです^^ゞ
2015/1/20(火) 午後 10:00
弦楽器は難しいと思いますよ〜
でも、人間、その気に成れば何でも出来ると思います、
もちろん、その先に行ける人は少ないですけど、自分が楽しめる程度には、
何とか成ると思います。
チェロを肩に?掛けながらなんて、かっこいいです、
にしても、楽器の練習は大変ですよね、
音を出せる環境や、社会人だから、時間も限られてますからね。
そんな中でも頑張って下さい!
白鳥、楽しみにしてますよ〜
2015/1/20(火) 午後 11:24
紫桜さん、十年くらい前にテレビで古川展生を見て以来、チェロを習うのが夢だったんです。が、思い通りにいかなくてジタバタしています。セロ弾きのゴーシュはちょうど数日前、青空文庫の電子書籍をダウンロードして読んだところです。応援してくれるはずのカナは、私が騒音を奏で始めるとそそくさとどこかへ隠れちゃいます。よっぽどひどい音なんでしょうねー。(^^ゞ
2015/1/21(水) 午前 0:47
おんだなみさん、いやぁ、こんな難しいとは思いもよりませんでした。でもヨガだって10年やって今のレベルなので、とりあえず数年は諦めずに続けたいと思っています。自分で楽しく白鳥が弾けるようになるのが目標です。ついでに老化防止に役立ってくれそうだし(笑)。
チェロは背中に背負うかかたてで持つかなんですが、何しろでかいので目立ちます。いつか「私はミュージシャン」顔できるといいのですが(^m^)
2015/1/21(水) 午前 0:52