ドイツの生活 Mein Leben in Deutschland

毎日の新しい発見を忘れないように。https://xiromi0303.blog.fc2.com/ に引っ越しました。

Deutschland

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Behandlung

今勤めている会社はある地方都市に本社があります。私は面接の連絡をもらうまで、名前すら知りません
でしたが、そのエリアでは有名な会社のようです。地方色なのかなんなのかわかりませんが、かなり保守的で
男尊女卑的思考がいまだに根強い印象です。

日本からの出張者や他の国に駐在している日本人駐在員が、私の勤める事務所によく来ます。彼らは私の
同僚である男性社員には挨拶をしますが、経理をやっている女性と私のことはよく無視します。まるで視界
にも入らないかのようにスルー。大きな事務所で社員がいっぱいいるなら、いちいち関係のない部署の人に
まで挨拶もできないでしょうが、私の事務所は総勢6名ぽっきり。あ、お客さんが入ってきた、と思って、他の
男性メンバーと一緒に席を立ったのに、私だけさらっと素通りされてしまったり、なんてことがしょっちゅうです
(心の中を風がヒューっと吹き抜けていく感じ…)。

日本で私は外資系団体や企業で働いていたせいもあって、訪問者が来ているのに自分だけ紹介もされず
無視されるなんていうことはありませんでした。どんなに下っ端でも、部署のメンバーとして、チームの一員と
して紹介されたし、挨拶もしました。だからこの「スルー」扱いになかなか慣れることができず、自分がまるで
虫けらのように思えたりして落ち込んだりしました。一度そのことを経理担当の同僚に話したことがあります
が「ここで長く働きたいと思うなら、そんなこと、いちいち気にしないことね。私はそうやって割り切って、もう
すぐ20年よ」と励まされました。悟りの境地ですね、彼女の場合。

最近、S市の近くに新しい事務所をオープンし、その事務所に関わる雑務全般も私が担当しています。その
事務所の所長はアメリカ支店から赴任してきたアメリカ人なので、ノリがとってもアメリカンです。つまり
やたらとフレンドリーです。彼は、私たちの事務所に来ると、必ずみんなに挨拶して廻ります。ただ挨拶する
だけでなく、ちょっとした会話も交わします。例えば私が手配したちょっとしたこと、事務用品の発注などに
ついて、「この間はありがとう。君がすぐに手配してくれたおかげでとても助かったよ。いつも僕たちの事務所
の面倒を見てくれてありがとう。」などと言ってくれます。

いわゆる雑用と言われることでも、誰かがやらなきゃなりません。文房具だってトイレットペーパーだって、
コーヒーだって、常備されているのが当たり前と思われがちですが、誰かが、在庫を切らさないようにチェック
し、注文しているから常にあるんです。でも、それをわからず、あるいはわかろうともせずに、そこにすべて
揃っているのが当然、もしもなければ文句を言うしか能のない人がほとんどです。雑用って仕事そのものが
雑用なんじゃなく、そういう風にその仕事を軽んじる人がいるから雑用になってしまうんじゃないかなって
思います。

そのアメリカ人所長は、アメリカから社長がやってきた時もしっかり私のことを紹介してくれました。「彼女は
セールスアシスタントだけど、総務的な仕事もしてくれているし、経理担当者がパートタイムで働いている
からそのカバーもしているんだ」云々。なんかそういう風に言ってくれると、私ってオールマイティ?って自分
で自分を錯覚しそうになっちゃいます(笑)。ってそれは冗談ですが、なんていうか物は言いようというか、
人との関係って扱い方、接し方次第で本当に大きく変わってくるものなんだなって思いました。誰だって、無視
されて気分がいいわけはないし、逆に感謝されたら悪い気はしないし、また頑張ろうって思えますよね。その
社長さんもとても気さくな人で、帰り際にねぎらいの言葉を残してくれました。

今まで別にアメリカ人とかってなんとも思ったことはありませんでしたが、こういうのがアメリカの文化なんで
しょうか?どんな人にもそれなりに対等で、親しみやすく話しかけて、何かあればさらっとありがとうって言える
のってとっても気持ちがいいんですけど〜。相手のいいところを強調して、褒めたたえる。行き過ぎちゃえば
しらじらしくもなりますけど、ノリが軽いのがかえって嫌味っぽくなくていいのかも…。アメリカ人がみんなこんな
感じ、というわけでもないでしょうが、少なくとも私の会社のアメリカ人は人当たりがすごくいいので、
行き過ぎない程度に見習いたいなと思います。

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写真はカナ猫。久しぶりの登場です。
家ヨガをしているとこうやって邪魔しにきます。
多分、邪魔しているつもりはなく、一緒にやってるつもりだったりして。

閉じる コメント(6)

お国柄でしょうね、アメリカ人は映画やドラマ見ててもフレンドリーで気さく、サラッと誉め言葉などなど日本人には、ちと行き過ぎた感がありますが、やっぱ同じ職場で上司ならなおさら気配り目配り、職場をやりやすくして人間関係を大事に思ってくれる人でないとダメですよね!

かな猫嬢お久しぶりですね〜 猫って何かやってるとすぐまとわりついて来ちゃうんですよね〜 いまこのコメント書いてる横でクロ君がかまってちゃんになってますよ(笑)

2017/9/17(日) 午後 6:57 [ 蛭子丸 ]

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蛭子丸さん、アメリカ人のフレンドリーさは表面的なもの、という風にわりとネガティヴに捉えていました。個人的な付き合いとなるとビミョーですが、職場などではいい感じに機能するのかもしれないなって思いました。今の会社の日本人駐在員はほとんどがお高く留まっていて扱いが厄介です。上に立つ人は「俺、俺」タイプではなく周りに気を配れる人でないとダメですね。
クロ君、蛭子丸さんが相手してくれるのをじっと待ってるのかな。なんかその姿が目に浮かぶようです。カナは私がヨガマットの上に座ると、よっこらしょって起き上がり伸びをしてからのっそりやってきて、マットの上に陣取ります。邪魔なんですけど(笑)、一緒にヨガしている感じがして癒されます。

2017/9/17(日) 午後 7:22 xiromin

何じゃ、その出張者や駐在員は〜(怒)
人によって態度を変えたり、無視するなんて、
そんな社員が多い会社なんて未来は無いぞ〜っ!・・・と思います。
それに比べ、アメリカ人の社長は偉い!と言いたい所ですが、
本来、それが当たり前なのでしょうけどね。
ちょっとした一言が人間関係を気持ち良くする潤滑剤なんでしょうね。

一緒にヨガしてるつもりのカナ、何か可愛いですね。

2017/9/18(月) 午前 5:50 おんだなみ

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おんだなみさん、実はおんだなみさんも以前に滞在されていた辺りにある会社なのですが、びっくりするほど田舎企業です。業界ではかなり上位のようですけどね。大企業のわりには英語ができない人が多く、そういう人が国際部だったり、海外に赴任させてます。えばったり、人によって態度を変えるのは、まぁその人自身が小さいから、でしょうね。
管理職の人には、ふんぞり返ってないで、このアメリカ人の振る舞いを見習えーとか思います。人間関係、動機づけ、大事ですよね。駐在員は現地スタッフを大事にせず、自分のことばっかりでホントびっくりしてしまいます。

カナと一緒にヨガをするひとときは癒されます。ってけっこう邪魔なんですが(笑)。もうかなりの高齢猫なので、こういう瞬間を大事にしていきたいです。

2017/9/18(月) 午前 6:07 xiromin

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バカ上司っているのよね〜。大学出て就職して、現場も経験しないまま大学出だからすぐ出世して。たいした仕事も出来ないくせに、下に対してはふんぞり返って横柄な態度をとる。ちょっと込み入った仕事の話をすると、解らないからすぐ「任せる」と言う。国立大学で何勉強してきたんだっちゅーの。屁理屈ばかり。
私は、上司というのは、やっぱり現場から叩き上げてきた人がなるべきだと思う。どれだけ縁の下の力持ちがいるか、ちゃんと把握できてその労力を認め敬う気持ちがないと会社は繁栄しないですね!って、言い切っちゃった(笑)
日本人は往々にして、役付きの無い人は以下同文で片付け、無視しちゃうよね〜。ムカつくわ〜。カナさん、お久しぶり。お顔見えなくて残念ね。もう10歳以上だよね?

2017/9/20(水) 午後 3:01 silba1103

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シルバさん、大学出かどうかはあんまり関係ないかなぁ。今の時代、猫も杓子も大学行くし。ま、有名大学出の人はお高くとまりがちかもね。でも今の会社は地方都市にあるから、大学もみんなそれほどワオって感じでもないんだけど、なんか勘違いしてる人が多いです。
肩書きによって態度を変えるやつってどこにでもいるけど、ホント嫌ですね。上に立つならちゃんと下々の者のこと考えて欲しいけど、自分のことばっか。器じゃないヤツに上に立たれると悲劇ですね。
カナは10歳以上もいいところ、今年16歳ですよー。ドイツに来て12年だから、猫生の3/4はドイツでも過ごしてることになります。

2017/9/21(木) 午前 4:25 xiromin


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