ドイツの生活 Mein Leben in Deutschland

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Thomann

1月の終わりにモモ君の新しいフルートを買いに、ドイツで最大の楽器店Thomannに行きました。フランクフルト
から車で2時間ほどのところ、ヴルツブルク、バンベルク、ニュルンベルクの間くらいにある小さな町にあります。

モモ君は去年の9月からフルートを習っています。どういう風の吹き回しか、ある日突然、ネットで100ユーロ
ちょっとのフルートを買い、YouTubeを見ながら独学で練習していました。イアン・アンダーソンという歌手が
好きで、その人がフルートを吹くから、自分も習ってみたいと思ったそうです。でもそもそも小中学校で音楽の
授業がなかったらしく、楽器を習った経験もないので、独学にはかなり無理があり、数週間でギブアップ。
それではあまりにももったいないので、知り合いにフルートの先生を紹介してもらい、私が無理矢理レッスン
に送り込みました。なのでモモ君のフルートの先生は日本人なのです(笑)。

正直、私のチェロ以上に悪戦苦闘しているっぽいですが、それでも楽しくレッスンを続けているようです。
なかなか上達しないのは楽器が良くないから、という結果に至り(←わかる、わかる)、モモ君はあれこれ
悩んだ末にYamahaの中級モデルを買う決意をしました。その額約1000ユーロ。私のチェロ「お蝶夫人」に
比べたら、ほんの1/5程度ではありますが、バイク野郎が楽器なんかにそんな金額を払うのか、と周りには
相当驚かれたようです。私もお蝶夫人を買うと決めた時、何もそこまで出さなくても、と先生に言われました。
でも金額は問題じゃないんですよね。自分が欲しい、と思ったものを買わないとダメ、中途半端に妥協したら
ダメなんです。それに自分で働いたお金で買うんだし。

ドイツ最大の楽器店Thomannがある町は、農業とThomannだけで成り立っているようなところでした。いわゆる
企業城下町?でもそれがヘビーインダストリーとかじゃなく、楽器店というのがなんだかいいな〜。Thomannは
オンラインショップがメインなので、大きな配送センターの建物がどかーんとあり、その片隅に店舗がありました。
最近の倉庫というと、建物は無機質で、そこで働いている人は低賃金でこき使われている印象があります。
でも扱っているものが音楽関係のものばっかりだったら、普通の物流センターで働くよりは楽しいかも、なんて
思いました。

さて、店舗ビルの近くになるお客様用駐車場に車を止めました。そこからの景色はこんな感じ。なんとも
のどか〜。寒かったけどお天気にも恵まれました。
イメージ 1

店舗になっている建物はこんなファンキーです。チェロらしき楽器はなぜか埋もれちゃってます…(笑)。
イメージ 2

道路にはこんな表示もあったりして、遊び心いっぱいです。下に行くとHighway to Hellですって(笑)。
イメージ 3

最初に楽譜コーナー、それから弦楽器売り場を見て、お目当ての管楽器売り場に行きました。すでに欲しい
モデルは決まっていたので、店員さんにそれを伝えてショーケースから出してもらいました。他にも試して
みたいモデルやメーカーのものがあるか聞かれましたが、モモ君は欲しいモデルだけ見せてもらえばいいと
答えていました。いろいろいじってみればいいのに、とも思いましたが、素人すぎてわからないんだよな、と
自分がチェロを買った時のことを思い出しました。大して弾けもしないし、耳がいいわけでもないので、いい
悪いなんてわからないっていうか…。多分モモ君もきっと似たような思いだったのでしょう。先生と相談し、
自分でネットであれこれ調べてこれって決めたのをそのまま買いたい、という気持ちはよくわかりました。

少し手に取って、軽く試し吹きをして、すぐに「これ、ください」と店員さんに言いました。店員さんはあまりにも
あっさり決めたのでちょっと拍子抜けしていたようでしたが、無料でクリーニングクロスをつけます、食事がまだ
だったら、カフェテリアで使えるランチ券もつけます、と言ってくれました。周りには何もなさそうなところなので、
お昼をどうしようか心配していたので、ランチ券は嬉しいサービスでした。

お金を払い、商品の引き換え証とランチ券を受け取り、早速カフェテリアに向かいました。従業員だけでなく、
近隣の人も自由に利用できるみたいでした。写真を撮るのを忘れましたが、ガラス張りのカフェテリアの中
には、有名なミュージシャン、エリック・クラプトンやクイーンのフレディ・マーキュリーなどを描いた絵が飾って
ありました。ランチは、というとドイツならではのがっつりメニュー。私が食べたのはベジタリアンメニューの
ほうれん草のクリーム煮とゆでジャガイモ。モモ君は肉の煮込み料理でした。
イメージ 4

カフェテリアからは農地?のような景色が広がっていました。春になったら緑がいっぱいでさぞ綺麗だろうな。
イメージ 5

お昼ご飯を食べ終わってから、倉庫の建物に行って、買ったフルートを受け取りました。モモ君は嬉しい
気持ちを隠して、平静を装っていました。なんか、わかる、わかる。私もお蝶夫人を受け取った時、そんな風
でしたから(笑)。楽器が良くなったからって急激に上手くなるわけではないのは私自身が経験済。でも
いい楽器を持てば、それだけ練習もするし、上達も多少は早くなるはず。だからよかった、よかった。

楽器屋さんの町はゆったりと時間が流れていて、働いている人がなんだかみんな幸せそうでした。


閉じる コメント(6)

モモ君、お気に入りのフルートを手に入れる事が出来て良かったですね、
楽器購入と合わせて、気持ちのいい小旅行も楽しめましたようだし、
これで、更に練習に気合が入りそうです。
楽器に限らず、いい道具を持つとそれだけで、自分が上手く成った気持ちに成り、
それでまた、練習やプレイしたくなりますよね。

2018/2/25(日) 午前 9:45 おんだなみ

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お二人で合奏もされるのですか?
楽器好きの夫が観たら喜びそうなお店です♪
ほうれん草のクリーム煮、インド料理のようにも見えますね。美味しそう*

2018/2/25(日) 午後 5:35 紫桜

少し上達をすると、やっぱりもう少し上を望むのが人間!モモ君もレベルアップされましたね!これで気持ちも昂り更なる上達に弾みが付きますよね

お二人でのスペシャル演奏会が開ける日も近いようですね

2018/2/25(日) 午後 7:25 [ 蛭子丸 ]

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おんだなみさん、欲しいモデルが決まっていたからオンラインでも買えたんですが、どんなお店か見てみたかったので、ちょっとした小旅行になりました。ランチ券をもらえたのが予想外で嬉しかったです♪
やっぱり必要に応じていいモノを持つことって大事ですよね。それなりのお金を払ったら、無駄にはできないですし。それにやっぱり急激な上達はないとしても、演奏のしやすさが安物とは違いますね。

2018/2/25(日) 午後 8:34 xiromin

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紫桜さん、残念ながら合奏レベルにはまた達していません。童謡で何度か試してみたのですが、私のチェロにつられちゃうみたい。子供の頃に音楽教育をまったく受けていないからが、私以上に大変みたいで、「どんぐりころころ」で悪戦苦闘しています。一ヶ月早くフルートを習い始めた知り合いは、ピアノを習った経験がある人なのですでに「いい日旅立ち」をクリアした、なんて言っていました。
このお店、音楽好きの人なら絶対楽しめると思います。ほうれん草のクリーム煮は見た目はインド料理っぽいかもしれませんが、スパイシーさはなく別ものって感じでした。

2018/2/25(日) 午後 8:39 xiromin

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蛭子丸さん、レベルアップしているのかどうかは…、なのですが、楽器を習うのって老化防止とかいろんな意味で本当にいいと思うので、そのための投資は大賛成。やっぱりいい楽器だと演奏しやすいみたいで、練習にも気合いが入りますしね。
一緒に演奏できる日が果たしてくるのか?ってくらい、歩みののろい私たちですが、楽しく続けられたらそれにこしたことはないですねー。

2018/2/25(日) 午後 8:42 xiromin


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