ドイツの生活 Mein Leben in Deutschland

毎日の新しい発見を忘れないように。https://xiromi0303.blog.fc2.com/ に引っ越しました。

全体表示

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

März

新しいチェロの先生のレッスンを3回ほど受けました。音大生だと聞いていたので、23,24歳くらいかなと
思っていましたが、なんと20歳!でした。ってことは、ヤンキーじゃなくても、余裕で娘になっちゃう歳です(笑)。
彼女は小さい頃から音楽の英才教育を受けてきて、日本の中学、高校にあたるギムナジウムも音楽専門の
ところだったとか。現在フランクフルトの音大の入学許可を待っているところ、だそうです。

多分、お互いに「どうなることやら」と思っていたと思いますが、とりあえずは彼女の言っていることはほぼ
理解できているし(理解はできても、それを実演できるかは別問題…)、とっても親身になって教えてくれます。
今まで子供にしか教えたことがないらしいのですが、それがかえっていいのかもしれません。弓の持ち方、
構え方をことあるごとに直されますが、力が入りすぎているのは自分でもよくわかっているので助かります。
というのも、力みすぎるせいかすぐ手が痛くなっちゃうからです。前々からこれでは長い曲が弾けないと
思っていたので、その癖を軽減する練習方法などを教えてもらえるのは、たとえそれがちょっと幼稚っぽく
ても役に立ちます。

明日から3月!ということはもうすぐ誕生日です。お蝶夫人こと私のマイスターチェロが手元に来てからほぼ
一年。ほぼ、というのは、記念すべき半世紀の誕生日の日に受け取るために11ヵ月前から注文していた
のに、まさかの3週間遅れ、になったからです。あの時はほーんとにがっかりでした。それとは関係はないと
思いますが、去年はなんだかぱっとしない一年だった気がします。

お蝶夫人は相変わらず「ひろみ、かかってらっしゃい」という感じで、なかなかいい音を出してくれません。
でも、先生から習ったことをできるだけ意識して弾くと、少しずつ綺麗な音が出せるようになっている気が
します。苦手な幅の広いポジションのために、自分の右腕をチェロのネックに見立てて指を開いたり
閉じたりする練習を教わりました。他の人が見たら変だと思いますが、バスの中で練習していたら、気持ち
以前よりスムースにできるようになりました。ほぼ毎日残業があって、なかなかチェロを練習する時間が
とれません。チェロや弓を使わずにできるこういった手や指の練習は場所や時間に関係なくできるので
いいです。なんとなく「また一からやり直し」感がなくもないですが、基礎は大事なので基本練習をしっかり
積みたいと思います。

イメージ 1




Thomann

1月の終わりにモモ君の新しいフルートを買いに、ドイツで最大の楽器店Thomannに行きました。フランクフルト
から車で2時間ほどのところ、ヴルツブルク、バンベルク、ニュルンベルクの間くらいにある小さな町にあります。

モモ君は去年の9月からフルートを習っています。どういう風の吹き回しか、ある日突然、ネットで100ユーロ
ちょっとのフルートを買い、YouTubeを見ながら独学で練習していました。イアン・アンダーソンという歌手が
好きで、その人がフルートを吹くから、自分も習ってみたいと思ったそうです。でもそもそも小中学校で音楽の
授業がなかったらしく、楽器を習った経験もないので、独学にはかなり無理があり、数週間でギブアップ。
それではあまりにももったいないので、知り合いにフルートの先生を紹介してもらい、私が無理矢理レッスン
に送り込みました。なのでモモ君のフルートの先生は日本人なのです(笑)。

正直、私のチェロ以上に悪戦苦闘しているっぽいですが、それでも楽しくレッスンを続けているようです。
なかなか上達しないのは楽器が良くないから、という結果に至り(←わかる、わかる)、モモ君はあれこれ
悩んだ末にYamahaの中級モデルを買う決意をしました。その額約1000ユーロ。私のチェロ「お蝶夫人」に
比べたら、ほんの1/5程度ではありますが、バイク野郎が楽器なんかにそんな金額を払うのか、と周りには
相当驚かれたようです。私もお蝶夫人を買うと決めた時、何もそこまで出さなくても、と先生に言われました。
でも金額は問題じゃないんですよね。自分が欲しい、と思ったものを買わないとダメ、中途半端に妥協したら
ダメなんです。それに自分で働いたお金で買うんだし。

ドイツ最大の楽器店Thomannがある町は、農業とThomannだけで成り立っているようなところでした。いわゆる
企業城下町?でもそれがヘビーインダストリーとかじゃなく、楽器店というのがなんだかいいな〜。Thomannは
オンラインショップがメインなので、大きな配送センターの建物がどかーんとあり、その片隅に店舗がありました。
最近の倉庫というと、建物は無機質で、そこで働いている人は低賃金でこき使われている印象があります。
でも扱っているものが音楽関係のものばっかりだったら、普通の物流センターで働くよりは楽しいかも、なんて
思いました。

さて、店舗ビルの近くになるお客様用駐車場に車を止めました。そこからの景色はこんな感じ。なんとも
のどか〜。寒かったけどお天気にも恵まれました。
イメージ 1

店舗になっている建物はこんなファンキーです。チェロらしき楽器はなぜか埋もれちゃってます…(笑)。
イメージ 2

道路にはこんな表示もあったりして、遊び心いっぱいです。下に行くとHighway to Hellですって(笑)。
イメージ 3

最初に楽譜コーナー、それから弦楽器売り場を見て、お目当ての管楽器売り場に行きました。すでに欲しい
モデルは決まっていたので、店員さんにそれを伝えてショーケースから出してもらいました。他にも試して
みたいモデルやメーカーのものがあるか聞かれましたが、モモ君は欲しいモデルだけ見せてもらえばいいと
答えていました。いろいろいじってみればいいのに、とも思いましたが、素人すぎてわからないんだよな、と
自分がチェロを買った時のことを思い出しました。大して弾けもしないし、耳がいいわけでもないので、いい
悪いなんてわからないっていうか…。多分モモ君もきっと似たような思いだったのでしょう。先生と相談し、
自分でネットであれこれ調べてこれって決めたのをそのまま買いたい、という気持ちはよくわかりました。

少し手に取って、軽く試し吹きをして、すぐに「これ、ください」と店員さんに言いました。店員さんはあまりにも
あっさり決めたのでちょっと拍子抜けしていたようでしたが、無料でクリーニングクロスをつけます、食事がまだ
だったら、カフェテリアで使えるランチ券もつけます、と言ってくれました。周りには何もなさそうなところなので、
お昼をどうしようか心配していたので、ランチ券は嬉しいサービスでした。

お金を払い、商品の引き換え証とランチ券を受け取り、早速カフェテリアに向かいました。従業員だけでなく、
近隣の人も自由に利用できるみたいでした。写真を撮るのを忘れましたが、ガラス張りのカフェテリアの中
には、有名なミュージシャン、エリック・クラプトンやクイーンのフレディ・マーキュリーなどを描いた絵が飾って
ありました。ランチは、というとドイツならではのがっつりメニュー。私が食べたのはベジタリアンメニューの
ほうれん草のクリーム煮とゆでジャガイモ。モモ君は肉の煮込み料理でした。
イメージ 4

カフェテリアからは農地?のような景色が広がっていました。春になったら緑がいっぱいでさぞ綺麗だろうな。
イメージ 5

お昼ご飯を食べ終わってから、倉庫の建物に行って、買ったフルートを受け取りました。モモ君は嬉しい
気持ちを隠して、平静を装っていました。なんか、わかる、わかる。私もお蝶夫人を受け取った時、そんな風
でしたから(笑)。楽器が良くなったからって急激に上手くなるわけではないのは私自身が経験済。でも
いい楽器を持てば、それだけ練習もするし、上達も多少は早くなるはず。だからよかった、よかった。

楽器屋さんの町はゆったりと時間が流れていて、働いている人がなんだかみんな幸せそうでした。


Neuer Anfang

転職して3週間ほどが経ちました。新しく立ち上げたばかりの会社なのでやることはいっぱいです。ほぼ毎日
残業(といっても1〜2時間程度)していますが、火曜日はチェロのレッスンを受けることにしたので、定時で
帰ろうと決心しました。レッスンの日は職場にチェロを担いで行くので、誰が見てもその日がレッスンの日だと
いうのはわかります。だから自然と「今日はチェロの日ですね〜」なんて会話になり、帰りやすくなります。
習っているのが声楽とかピアノ、あるいはバッグの中に収まっちゃうような楽器(って何?)だったとしたら、
こうはいきません。存在感のある楽器を習っていてよかった〜(笑)。

新しいチェロの先生は、ドイツ人の若い音大生です。私がヤンキーだったら、余裕で娘になりそうなくらいの
年齢の先生です。今まで子供にしか教えたことがないそうなので、なんとなく申し訳ないなぁという気がして
しまいます。というのも、なにしろ私ときたら、楽器の経験がない、楽譜読めない、音感悪い、の三重苦、プラス
外国人だからドイツ語のハンデもあり、しかも年齢もいっているし…。まさか私みたいな生徒に教えることに
なるなんて思ってもみなかったんじゃないかなー。

3年も習っているとはいえ、半年ほどブランクがあったし、あまりの下手さ、ぎこちなさ、硬さに驚いたんじゃ
ないかと思います。でも子供と違ってそう簡単には直らないんですね…。チェロの構え方、弓の持ち方から
やり直し、です。多分前の先生も直したいところはいっぱいあったと思います。でも直してばっかりだと先に
進まないので、ある時点で目をつむっていたのでしょう…。いずれは新しい先生もいろんなことに目をつむる
ようになるのかもしれませんが、とりあえず最初なのでいろいろ指摘してくれて、それを直すための練習方法を
教えてくれるので助かります。そういう意味ではいろいろな先生に習うというのはいいのかもしれないですね。

ドイツ人の先生に習う、というのは、私自身はそれほど心配はしていなかったのですが、どうやら先生の方が
ちゃんと理解できるのかどうか心配だったようです。理解はできても実践できるかどうかは別の話、なの
ですけどね(笑)。考えてみたら、13年前はドイツ語もチェロも、どっちもできませんでした。まぁどっちも胸を
張って「できる」なんて言えるレベルでもありませんが、それでも過去にできなかったことが少しずつでも
できるようになっている、というのは嬉しいです。

モモ君は去年の9月からフルートを習い始めました。小中学校で音楽の授業が全くなかったそうなので、私
よりもさらにハンデがあります。「どんぐりころころ」で相当悪戦苦闘していますが、それでも楽しくレッスンを
続けています。先月、ヤマハの中級モデルのフルートに買い替えていました。私のチェロ「お蝶夫人」に
比べたら値段は1/5程度ですが、それでもバイク野郎が楽器にそんなお金を使うなんて、と友達に驚かれて
いるようです(笑)。もっと早く習えばよかった、なんてぼやいていたので、この間MOOCの講座で習った
アフリカのことわざを教えてあげました。

「The best time to plant a tree is 20 years ago, and the second best is now.」
「木を植えるのに一番いい時期は20年前、二番目にいいのは今」

まさにその通り。20年経てば今が一番いい時期だったってことになるしね。

イメージ 1





Meine Heimat

横浜滞在最後の日曜日は母校で行われる座禅会に参加するつもりでした。でも前の日の同窓会が思っていた
以上に盛り上がり、終電で帰宅となったため、朝起きられず…。いや、実際は起きて出かける支度までしたの
ですが、気分が悪くて断念しました。もともと飲めないので二日酔いとかではなく、風邪を引きかけていた感じ?
結局、もう一度寝床に戻ってお昼くらいまで寝ていました。

最後の日を寝て過ごすはもったいないですが、具合が悪くては仕方ありません。でもお昼過ぎにはなんとか持ち
直したので、港の見える丘公園の近くにある西洋館の一つ、べーリックホールで開催されるミニコンサートに
行ってみることにしました。そこまでは歩いて30分ほど、いいお散歩コースです。

イメージ 1

べーリックホールは、イギリスの貿易商べーリックの邸宅で1930年に設計された建物です。現在は横浜市が
管理していて、この日はサックスとピアノの無料コンサートがありました。この辺りにはいくつかの洋館があり、
いろいろなコンサートや催し物が開かれています。駅からバスでしかたどり着けない新興住宅地で育った私
にとって、いろいろなイベントに気軽に行ける場所に住むのは憧れでした。

コンサートの後は、散策しながら元町・中華街方面に行ってみることに。中華街と元町を結ぶ市場通りの門。
イメージ 2

もうすぐ春節ということで、お祝いの飾りがあちこちに飾ってありました。
イメージ 3

どこのお店も観光客向けのコースメニューか食べ放題メニューばかり。昔とはずいぶん雰囲気が変わって
しまいました。しかもこんな奇妙な光景を見てしまいました。グレーのトイプードルがうじゃうじゃ。しかも何故か
みんな囚人服着てる…。
イメージ 4

グレーのトイプードルを飼っている人の集いでしょうか。日本ってやっぱり平和ボケしてるよなぁ…、と思わず
にはいられませんでした。こんだけ集まるとキモいんですけど…。

中華街を後にして、歩いて家に帰りました。歩くと30〜40分はかかり、しかも登り坂ですが、それほど苦には
感じませんでした。駅からバスでしかたどり着けない新興住宅地で育った私にとって、街の中心や観光名所に
歩いて行けるというのは憧れでした。
イメージ 5

その日が日本滞在最後の日だったので、姉と甥っ子と一緒に自宅で夕食をとりました。今回の一時帰国の
目的は姉と買った中古マンションを見ることと、その周辺を散策することでしたが、十分堪能できました。
思っていた以上にいい場所に新しく「帰る家」ができたのは嬉しいことです。

次の日は朝早く、バスに乗って横浜駅に出て、そこからリムジンバスで成田空港に向かいました。バスが
着く場所とリムジンバスの発着場所が同じ東口にあるので、乗り換えもラクでした。この日、リムジンバスは
ベイブリッジを渡るルートを走ってくれたので、最後に大好きな港を見納めることができました。お天気が
よかったので後ろには富士山が見えました。美しすぎる…。やっぱいいな、横浜。
イメージ 6

今回は一週間ちょっとと短い滞在でしたが、一人だったので気楽に過ごせたし、横浜をいっぱい歩き回ること
ができて楽しかったです。バイバイ、横浜〜♪また来るからねー。


Erste Woche

新しい仕事を始めて、一週間とちょっとが経ちました。ドイツ支店を設立したばかりの会社なので、やることが
いっぱいあります。なので、初日から残業。そして毎日残業…。といっても1、2時間程度、なんですけどね。
そんなの日本では当たり前っていうかフツーっていうか、あるいはマシな方かもしれませんね。でもここは
ドイツ…。

労働契約には週40時間と書かれているのに、毎日そんなに残業しなくちゃならないなんておかしいじゃない
か、とモモ君などはマジ顔で言います。私自身、今まで定時に帰るのに慣れてしまっているので、この1、2
時間がかなりツライです。でもきちんと記録しておいて、代休なり残業代なりできちんと調整してもらうつもり
です。ドイツでは契約書に書かれていることが大事ですから。

仕事は受発注業務がメインです。私はずっと物流関係の仕事をしてきたので、その経験が活かせています。
自分でも驚いているのが、史上最悪だった前前職で身につけた知識が意外にも使える、ということ。あの時の
上司だったオヤジは、人間としては相当嫌なヤツでしたが、頭が良く知識が豊富でした。私は海貨専門だった
ので、航空貨物や欧州内の物流に関する知識はあのオヤジからいろいろ教えてもらいました。それが今、
役に立っているので、ちょっとだけ、オヤジに感謝したい気持ちです(笑)。

受発注業務は別の会社で経験がありました。そこは扱っているモノが非常に細かく、しかも薄利多売だった
ので、もの凄い量の注文をさばかなくてはなりませんでした。しかも私はその時、週30時間、1日6時間の
労働契約で働いていました。あとでわかったことですが、8時間労働のフルタイムの人が2人でやっていたこと
を1人でやらなければならず…。こなせるわけもなく、帰りはいつも5時過ぎ。それじゃフルタイムと変わらない
のに、給料はフツーの75%しかもらえないので、バカらしくて三ヵ月で辞めてしまいました。

新しい会社の受発注業務は、数はそれほど多くありません。でも業務フローはほぼ同じなので、すでに任せて
もらっています。たった三ヵ月でもやっていたことが役に立つことがあるんですね。。前職で雑用全般をやって
いたおかげで、どんなことでもなんでも来いって感じだし、そう考えると人生って無駄なことはないんだなぁと
しみじみ。

さて、仕事が落ち着いたらそろそろチェロのレッスンを開始したいなぁと思っていて、昨日たまたまネットで
検索したらドイツ人の音大生が広告を出していました。問い合わせてみたところ、なんと今まで払ってきた
金額の半分でレッスンをしてくれるよう…。それはあまりにも安すぎな気もしますが、逆に日本人の音大生は
みんなぼったくり過ぎ。レッスンを一度もしていないのに値上げをしてきた人がいるかと思えば、日時を
決めたいのに、2週間も返事がない人もいて…。まったくどうしちゃったの?という感じです。そのドイツ人の
音大生とはサクサクっとお試しレッスンの日時が決まりました。

暇な職場で、かなり無気力状態になりかけていたので、転職してよかったです。チェロの先生も見つかって
なんかいい感じ。もうすぐ春だし、ね。

写真はカナ猫です。人の上着の上にちゃっかり乗っかっています。
イメージ 1




よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事