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画家であるフンダートヴァッサーが ”建築のお医者さん”として 活動し始めたのは1980年代、彼が50代の頃でした。初期の 作品のほとんどが、もともとある建物を改築したもので、ウィーンの フンダートヴァッサーハウスがそのいい例です。このような大胆な 改築だけでなく、窓に飾りをつけ、屋上緑化を施しただけのものも 見られます。また、建物の内装を変えたものとして、オーストリア のGrazというところにある大学病院のガン病棟があります。 フンダートヴァッサーの作品を全部見ることを目標にしている私 ですが、さすがに病院に行って写真を撮りまくる、なんていう行為は できないと思います。でもホームページ上で病棟の様子が見られる ようになっていてちょっとした疑似体験が楽しめます。 ホームページを見入っていたらフンダートヴァッサーのリトグラフ 限定3000枚が通信販売されていることに気がつきました。フンダート ヴァッサー自身が選んだ額付きで200ユーロ。3000枚の販売は 彼自身の提案であり、その売り上げは病院の維持費に還元されるんだ そうです。大好きなフンダートヴァッサーの作品が買えて、それが 寄付にもなって、値段も私が購入できる範囲内!迷わず購入を決め、 ネット上から注文しました。送料は12ユーロとありましたが、私が 住んでいるのはお隣ドイツです。それで足りるのでしょうか?支払い は着払いのようですが、オーストリア国外でもそれは可能なのでしょうか? とりあえず必要事項を入力して注文してみました。しばらくすると 確認のメールが届いたので、そこに書かれていた照会先に質問の メールを送りました。 私はドイツに住んでいます。 たった今、ホームページからリトグラフを注文しました。 ドイツ向けに発送してくれますか? 送料は追加料金がありますか? 必要があれば、先に振込します。 相変わらずの単文オンパレードでしたが、ビジネスメールでも ないので、気にせず送りました。すると、なんと…。 宛先不明でメールが戻ってきてしまいました…。 よく考えてみたらフンダートヴァッサーがこの病院の改装に携わった のは1993年。彼が亡くなったのは2000年。この病棟は年間 1400人もの人が利用するというのに、3000枚のリトグラフが 2008年の今も残っているわけが、ありません…ね。 「ちゃんとホームページのアップデート、してよね〜」 そう思ってホームページにあった他の連絡先に苦情がてら問い合わせ てみることにしました。すっかりあきらめていたのですが、数日後に 返事が来ました。まだリトグラフは注文可能、ドイツにも発送可、 ただし先払いで送金することが条件、ということが書かれていました。 それからその担当者と何度かメールのやりとりをし、その間、お互い に夏休みで不在にしたりしたので、やたら時間がかかりましたが、 ちょうどホーム―ページを見て注文してから一ヵ月経った昨日、 無事にリトグラフが手元に届きました。 というわけで、これが初めて私のものになったフンダートヴァッサー の絵「Das Fenster(窓)」です。シリアルナンバーは1528、 ということは、まだ1000枚以上残っているのでしょうか?もっと 大々的に宣伝すればすぐ売れると思うのに…。 この病院オリジナルのフンダートヴァッサー、さて、どこに飾ろうかな〜。
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