我が姉は仕事の関係で日仏を行き来しています。その
関係もあって、それほど好きなわけでもないのに、
パリにはわりと何回も行っています。
その昔、まだ米国や豪州といった新しめの国しか
知らなかった私が、たまたま姉のところに遊びに
行こうと思いつき、ガイドブックも持たずにパリ・
シャルルドゴール空港に降り立ったのは、今からもう
15年以上も前のことです。ヨーロッパ、ましてや
パリなんかにはこれっぽっちも興味がなかった私に、
「どっちを向いても美術館」のこの街は滞在期間中、
毎日感動を与えてくれました。
いつの頃からかやたら中国人が増えだし、ルーブル
美術館に入るのにも、エッフェル塔に上るのにも
季節を問わず長蛇の列ができるようになりました。
もう一通り観光スポットは巡っているので、今更
並んでまで行こうとも思わないし、物価だってここ
フランクフルトの倍はするんじゃないかというくらい
馬鹿高いから、買い物をする気も起こらないし、食事を
するときもついお値段が気になってしまうし…(しかも
メニューが読めないので何が出てくるかわからない…)。
そんな風につい、この街のことを否定的に捉えようと
するのですが、行く度に何かしら新しい発見があって
驚かされてしまうのがパリです。父と母と姉との思い出
がいっぱいのパリ。結婚前にトビとここで落ち合った
こともありました。今回はトビの希望により、おのぼり
さん丸出しでセーヌ川の遊覧船「バトームッシュー」に
乗りました。私は3度目の乗船だったので特に期待も
していなかったのですが、お天気にも恵まれてなんだか
とっても楽しめました。
認めるのは悔しい(?)けど、やっぱりパリってすごい。
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