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大阪市環境局舞洲工場を見学した後、くろろんさんと私はその 足で大阪市建設局舞洲スラッジセンターに向かいました。一緒 に見学したシルバーグループはそのままバスに乗ってさっさと 帰ってしまいましたが、歩いて10分もかからないところにもう 一つフンダートヴァッサーがあるのです。ここまで来てそれを 見逃すとは惜しい! 大阪に最初に登場した舞洲工場に人々の注目が集中したせいか、 後からできたスラッジセンターのほうは「似たようなのがもう一つ ある」程度にしか認識されていないようです。遠めで見るとその 建物は舞洲工場より地味な感じがしたのですが、近くに行って 見たら印象は全然違いました。フンダートヴァッサー建築の特徴 の一つにカラフルな柱がありますが、ここの柱はその大きさと いい数といいもの凄い迫力でした。 舞洲工場ではバスを降りて建物に入っていくと案内をしてくださる 職員の方が名簿を持って待ち構えてくださいました(つまり名簿に 名前がない人は一切中には入れない)が、スラッジセンターには そういう人は誰もいませんでした。1階のホールは自由に出入りが 出来て(平日9時〜17時)、トイレも使えるし、フンダートヴァッサー に関するちょっとした展示物を見ることもできます(つまり予約ナシ でも十分体感可能)。 ウィーンの Hundertwasser-Haus の前にあるヴィレッジのトイレも、 Uelzen駅のトイレも有料だったのに(もともとヨーロッパでは公衆 トイレは有料のところが多いのですが)、ここのトイレはなんと無料 です。しかも他の場所にはない「和式トイレとフンダートヴァッサー のコラボ」も体験できます(あ、でも写真は洗面台です)。 3時に見学を申し込んでいた私たちは、エレベーターに乗って事務所 のあるフロアに行きました。舞洲工場では私達が帰るときにはすでに 次の見学グループが到着していましたが、スラッジセンターにはそう いう人は誰もいませんでした。おずおずと事務所に入ると担当の方が 待っていてくださったようで、すぐに講義室のようなところに案内を してくださいました。広い部屋に講師1名、受講者2名。まずビデオを 見てそれから下水処理の仕組みなどの説明を受けました。私たちが 技術的なことには相当疎い、ということがバレると担当の方は「屋上 でも行ってみますか?」と提案してくださいました。あいにくの雨と強風 で長居はできませんでしたが、屋上からは港が一望でき、おなじみの 金のタワー、そして金の釣鐘を間近に見ることができました。 スラッジセンターとは、下水処理をした後の汚泥を処理する施設です。 汚泥処理には、焼却して埋立処分する方法と、溶触炉で燃焼させ建築 資材として利用可能な溶触スラグを生成する方法があります。この舞洲 スラッジセンターは後者で、最新式の溶触炉を備え大阪市独自の技術で 下水汚泥再利用を促進しているそうです。従来は下水処理施設から排出 された汚泥はトラックで汚泥処理施設に運搬されていましたが、舞洲 スラッジセンターへはパイプ輸送が実現しました。そのおかげで臭気が 軽減されまたトラックの排ガス削減もでき環境対策にもなっています。 |

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