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そういえば、日本にいた頃英蘭系の会社で働いていたことがあります。 どちらかというと私は英ではなく蘭系の業務を担当していたのに、そんな こともさらっと忘れちゃうくらいインパクトのないオランダです。ごめんね。 その会社は船の会社でした。船の名前には地名や人名が使われることが 多く、例えば ○○○○ Rotterdam 号 とか Hamburg △△△△ 号 あるいは ○○○○ Tasman 号なんていう名前の船がありました。あ、このタスマンさん、オランダ人ですね。 その中に ○○ Hoorn 号という名前の船がありました。当時の私は 「角(つの)号って何よ?へんな名前。しかも o が一個多いし。」と思って いて、この船があまり好きではありませんでした(といっても乗るわけでも、 見るわけでもありません)。ま、そんなこともすっかり記憶の彼方に...。 さて、オランダからドイツに戻る日のこと。トビがちょっと遠回りをして、 アイセル湖経由で帰ろうと言い出しました。途中にホーンという街がある からそこでお昼を食べて、云々。地図を広げてみると湖に面したところに Hoorn という街がありました。「角(つの)って何よ。しかも o が一個多いし。」 そうつぶやいた瞬間、あの変な名前の船の記憶が蘇りました。○○ Hoorn 号は角(つの)号なんかではなく、地名から名付けられていたのでした。 なんでもこのホーンという街、オランダ東インド会社が全盛期だった17〜 18世紀には、アムステルダムやロッテルダムと並ぶ主要港の一つだった そうです。タスマンさんもここから航海に出たとか。ついでに南米最南端に あるホーン岬も、ヨーロッパ人で最初にそこを通った人がこの街から援助 を受けて航海をしたからつけられたそうで、「角(つの)岬」でもなんでも なかったわけです。 あぁ、変な名前とか言って、邪険に扱っていたあの船に悪いことしちゃった。 無知とは恐ろしいものです。そう思って早速インターネットでこの船のことを 調べてみたのですが、すでに遅し。なんと中国に売られ、すでに鉄くずと なってしまったようでした。ごめんね、角(つの)号、じゃなくてホーン号。 というわけで、これがホーンの街。
この向こうにはヨットハーバーがあるようです。 |

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