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私は、主にインターネットでしか日本の情報を得ることしかできません。どうやら少し前から「断捨離」なる 言葉が流行っているようで、雑誌やテレビでも特集されているようです。断捨離とは、それを提唱された方の HPによると 不要・不適・不快なモノとの関係を、 文字通り、断ち・捨て・離れ、 引き算の解決方法によって停滞を取り除き 住まいの、暮らしの、身体の、気持ちの、人生の、 新陳代謝を促す・・・ことだそうです。ウィキペディア には 断=入ってくる要らない物を断つ 捨=家にずっとある要らない物を捨てる 離=物への執着から離れると書かれていました。 私はその著書を読んでいないし、特番も特集号も見ていないので、あくまでインターネットから得た情報に 対する個人的な感想なのですが、どうも「捨」にスポットが大きく当てられているように思えました。断捨離を 実践=まずは要らないモノを捨てる、みたいな。もしそうだとしたら「捨離断」と言った方がいいように思えます。 まず捨てて、執着をなくし、今後は要らないモノを断つ、ということで。 そもそも当たり前のことに思えるのに、こういうのが流行るところがなんとも日本らしいとも思います。3月11日 以降、被災地のことを思って、あるいは将来不安を感じて自粛をするのは、私には人間として当然のことに 思えるのですが、あちこちで「自粛をすると経済が停滞するから良くない」と言われています。流行っている この「断捨離」を実行したら、要らないものは買わなくなるから、それだって経済の停滞につながると思うの ですが、そういうことは誰も言いません。なんか、おかしいですよね。 私はケチでセコいので、消耗品以外のものを買う時はとことん考えて買います。先日、箒を買いましたが、 選ぶのに2ヶ月以上かかりました。一度買ってしまったらそれは捨てるか、人にあげるかしない限り目の前から 消えないからです。たとえ自分の目の前から消え去っても、形や持ち主を変えてそのモノはずっと地球上に 存在し続けます。上手く貰い手が見つかればいいけど、自分が要らないモノは基本的には他人も要らないかも しれない。ゴミは増やしたくないので、モノを買う時はそれを一生使う覚悟で買います。 断捨離は「捨てる」だけでなく、断と離の部分も実践できてこそ意味のあることです。本にどう書かれているか わかりませんが、「捨てること=いいこと」と捉える人が増えるんじゃないか、この言葉が流行ることで「捨てる」 という行為に抵抗がなくなりはしないか、すごく心配になります。そうやってなんでもかんでもそんな簡単に 捨ててしまっていいのか?日本語には「もったいない」という言葉があります。家にずっとある使っていなかった モノを捨てる前に、あるいは他人に押し付ける前に、もう一度なんとか活用してみることだって大事だと思います。 モノを粗末にするとバチが当たる ― 昔はそんな風に言っていましたよね。 どちらにしても、「断捨離」をみんながマジメに本気で実践したら、それこそ日本経済は停滞しまくります。 入ってくる要らないモノを断ち、モノへの執着から離れれば、必然的に購買力が落ちますから。でもそうする ことで、本来の日本人の姿が取り戻せると思います。今の日本はモノに溢れすぎて、何が必要か、何が大事か がわからなくなってしまっているから。 そして、この「断捨離」、原発にも当てはめることができます。こちらは是非実行しましょう。 \(*⌒0⌒)b
断−これ以上建設しない 捨−いまある原発は廃炉にする 離−原発がなければ困るという思いこみから離れる |
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2011年06月14日
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