ドイツの生活 Mein Leben in Deutschland

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Eindrück

約二ヶ月間にわたるドイツの反核団体でのインターンが昨日で終了しました。本当は来週の金曜日までなの
ですが、一ヶ月につき2.5日の有給休暇があったので、最後の週にまとめて取ることにしました。たかが二ヶ月
なのにしっかりお休みがあるところがなんともドイツらしいです(笑)。

最初はどうなることかと思ったインターン体験でしたが、なんとか無事に終えることができてほっとしています。
大変なこともありましたが、いろいろ勉強になりました。身(=腹)も心も一回り大きくなって、来週トビカナの
待つ我が家に戻ります。

というわけで、この二ヶ月で学んだこと、わかったこと、感じたことを思いつくまま書き出してみました。
・こういう活動は始めることも大変だが、続けていくことがもっと大変で、より強い意識や情熱が
 必要となる

・活動の規模が大きくなればなるほど、活動とは直接関係のない仕事が増える(この団体ではその
 多くをインターンに任せている・笑)

・生活費を稼ぐための仕事というより「ライフワーク」としてでなければ続けていくことは難しい
 (プライベートと仕事の仕切りが難しい=そういう意味では日本人に向いているかも?)

・理想としては「全世界から原発をなくす」ことを目標に掲げていても、優先順位をつけざるを
 得ない(たとえどんなにフクシマが深刻な状況でも、ローカルでの問題に反対する活動が第一)

・ブログやフェイスブック上で情報交換するだけでなく、たとえ小さなことでも行動に移すことが
 大事

・反核運動は時として野次馬的になりかねない=チェルノブイリやフクシマが見世物的存在になって
 しまっている(このことについて考える時、大江健三郎の「ヒロシマ・ノート」が個人的に大いに
 参考になった)

・反核運動に従事している人は次の3つのタイプに分けられると思った

  1.ゲバラタイプ(要カリスマ性)
  2.するならいいことしたいタイプ
  3.NPO、NGOあこがれタイプ

 1のゲバラタイプは人生のほとんどを活動に捧げている。その情熱の入れようはまさにゲバラを
 彷彿させるが、別に彼を崇拝しているわけではない(←確認済)。残業、週末労働などは一切
 関係なし。その情熱はいったいどこから来るの?と聞いてみても本人ももうわからないそう。

 2は、1を尊敬しているが、自分はそこまではできないと自覚している。できる範囲で全力を
 尽くす。1をサポートするためなら、地味なこともいとわない。縁の下の力持ち的存在。

 3は、普通の会社員同様、自分の決められた労働時間に固執。いろいろ意見を言うわりには、
 仕事の負担が増えると意外と簡単に弱音を吐く。雑用と思われる仕事にはほとんど手をつけない。
1、2タイプは、私が今までドイツで見てきたドイツ人とは全く異なる人達で、その働きぶりには感心するばかり
でした。1と2、つまり実際に闘い抜いてきた世代と、3のスタイルとしてこの道を選んでいる世代の間に大きな
意識の差があるようにも思えました。どちらにしても、すでに11年後に脱原発が決まっているドイツでは、反核
運動は下火になりつつあるようにも思いました。もっと多くの日本人が彼らからノウハウを学ぶことができたら、
あるいは彼らの情熱が直接的にフクシマに向けられたらいいのにと願うばかりです。

私の今後について。インターンをする前は「日系企業はもう懲り懲り」、そして長年従事してきた業界は「もう、
嫌だ」と思っていましたが、日本人であること、あるいは経験のある業界でない限り、私にできることは限られて
しまうということを思い知らされました。雑用係も二ヶ月だから耐えられたと思うので、初心にかえって、私に
できる仕事を探すつもりです(すでに就活はぼちぼち開始しています)。でも、辺鄙な場所の一人職場を去る
決意をしたことについてはまったく後悔していないし、新しいスタートを切る勇気とちょびっとの自信がついた
ように思います。

私はタイプ2として、仕事とは別のところで、反核運動に従事していきたいと思います。具体的には住んでいる
地域の反核団体に連絡を取って、そこの活動に混ぜてもらおうと思っています。在独日本人を集めることが
できて、その団体とコラボなどができたらいいと漠然と考えています。個人としてはブログを通じて、今後も
ちょくちょく無理のない小さな自己満足「反核運動」を展開していきたいです。

<インターン期間中の活動>
福島の人へのインタビュー記事:Fukushima hat meine Familie getrennt 「フクシマが家族を離れ離れにした」
デッサウで行ったアクション:Atommüll Entsorgung im Eimer 「バケツで核廃棄物処理」


さて、ストイックなオルターナティヴ生活もたまには息抜きが必要です。今日は久しぶりにショッピングセンターに
行き、「自分へのご褒美」と称して買い物を楽しみました。

イメージ 1

      左:ミニ缶に入ったミント。猫柄に一目惚れ。2.95ユーロ
      右:美術館巡りにはまりそうなので印象派に関する本。9.95ユーロが2.99ユーロとお得!

計5.94ユーロ也。安いな、私。 (≧m≦)

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