|
寝袋持参で、先週の木曜日から北ドイツのゴアレーベンの近くに行ってきました。通称 Castor輸送と呼ばれて いる核廃棄物輸送の反対運動に参加するためです。この運動については、インターン中にその準備に多少 携わりましたが、複雑な思いがあって自分自身が参加するつもりは全くありませんでした(そのことについては Castorという記事にまとめています)。 ところが先週の水曜日になって、このデモを見に福島から人が来るということがわかり、ボランティアでドイツ 語の通訳をしてくれる人を探しているらしい、というので急きょ出動することになりました。この Castor 輸送 反対運動にイベント感覚で参加したくはありませんでしたが、福島の人のために何か手伝えることがあるという なら話は別です。 ゴアレーベンは日本でいうと六ヶ所村のようなところです。もともと僻地なので公共の交通の便が非常に悪い 上に、Castor 輸送が予定されているので、電車は通常運行されていません。そこに行くには自分の車か、 どこかの団体がアレンジしたチャーターバスに乗って行くしかありません。いろいろ電話をして問い合わせた ところ近くの街の反核団体の人が車を出すというので、それに乗せてもらうことにしました(恐らく彼らは私の ために車の台数を増やしてくれたようです)。出発した木曜日の夜はゴアレーベン近郊の街の知らない人の お宅に泊めてもらいました。街の広場で小さな集会が行われていたので、私を乗せてくれた人が「誰か日本人 を泊めてくれる人、いませんか?」と声をかけてくれたのです。この輸送反対運動期間中はたいていのお宅が そうやって自宅を開放してドイツ全国から集まった人を泊めたり、無償で食事を振る舞ったりします。 次の日、なんとか日本からの一行に合流することができ、それから二晩は、デモ会場近くの民家の物置(この イベントのためにソファや暖炉、テーブルなどを置いて泊れるようにしてある)に寝泊まりしました。他にもう 一人若いドイツ人男性もいて、二人で一つ屋根の下寝袋で寝起きしました(超緊張)。 私の仕事は、反核を訴えている俳優がデモ参加者にインタビューするのを通訳すること、そして福島の女性が 集会でスピーチするので、そのドイツ語訳を作成し、ステージの上で読みあげることでした。 デモの様子 - Greenpeace DE 集会でのスピーチ - Greenpeace DE デモ、集会の様子 - Greenpeace JP ZDFのニュース ZDFの子供ニュース Castor 2011 - 写真 Castor 2011 スライドショー 日本のニュース・ダイジェスト ZDF・海外ジャーナル 映像画面下の Mütter von Fukushima をクリックすると関連ニュースのみ見られます。 Graswurzel.tv (草の根テレビ) 関西テレビ ANCHOR 脱原発宣言のドイツでは… 多少行き違いがあって、大変なこともたくさんありました。二日間食事もまともにできず、着替えもロクにできず かなりサバイバルな旅でした。でもこんな私でも福島や日本のために少しでも役に立ったとしたら、嬉しいです。 Castor のノリはやはり私にはついていけないものがありました。でも北ドイツのゴアレーベンのあるWendland と呼ばれる地域の人の暖かさに触れることができたこと、ドイツ全国から集まった人と交流することができた こと、そして福島のために急きょこのデモに参加することになった私に、惜しみなく力を貸してくれた人たちとの 出会いは貴重な経験となりました。 追記: 日本でもこの反対運動に関するニュースが流れていたようで、それらをまとめた映像を↑で見ること ができます。でもどのニュースも、この反対運動に俳優の山本太郎氏も参加していた、ということは 一切触れていません。彼は集会でスピーチをしたわけではないのですが、それでも日本の報道陣にも 取材されていました。その部分はあっさりカットされちゃったんでしょうか…。もしそうだとしたら ひどいですね。 |
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2011年11月29日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]


