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ドイツがまだ東西に分かれていた頃、東ドイツで月曜日にデモをする習慣があり、それが各地に広がって ベルリンの壁崩壊につながっていきました。その習慣はのちに市民の抗議運動、特に反核運動に受け継がれ、 ドイツ各地の反核団体は今も月曜日に集会を行うことが多いようです。 私が住んでいるフランクフルト近郊では、Dreieich と Langen の反核団体が合同で、毎月第一月曜日に Mahnwache(マーンヴァッヘ)と呼ばれる集会を開いています。「Mahn(=警告)、wache(=見張り)」という意味 からなるこの単語は、どうも日本語に上手く訳せないのですが、定期的に集うことで、問題を再認識し、団結 力を深め、回数を重ねる、あるいは各地で行うことで、権力に対して意思表示をする集会、という風に私は 解釈しています。 もともとは、Dreieich、Langen それぞれが地元で行っていましたが、ここ数ヶ月前から Langen にて合同開催 をすることになったようです。チームフランクフルト(といっても2人だけ、だけどねー)は、Dreieich の集会には 参加したことがありますが、Langen には行ったことがありませんでした。6月29日(金)に東京で大規模な抗議 運動があり、それにもかかわらず大飯を再稼働させてしまったばかりですから、7月2日の集会では日本の ことが話題になるのは必須。そう思って、Langen の集会に行ってみることにしました。Langen はフランクフルト からSバーンで20分ほどのところにある街です。 普段は恐らく地元の人しか集まらない集会に、日本人が2人やってきたので、驚いていた人もいました。 「原子力?もうけっこう」と書かれたプレートを首から下げていたら、それを見て「字は読めないけど、なんて 書いてあるかはわかるわ」などと声をかけてくれた人もいました。ドイツで、ドイツ人と仲良くなりたいと思ったら 反原発運動に関わるのが一番手っ取り早いかもしれません(笑)。 集会には約50人が集まりました。最初に、津波、福島、チェルノブイリの犠牲者に黙とうが捧げられ、それから 東京で数万〜20万人の大規模デモが行われたこと(大都会の空撮実況中継はとても印象的だったようです)、 大飯原発の前で数百人が、まるでゴアレーベンのように阻止行動をしていたこと、ドイツのメディアが東京の デモについては大大的には取りあげていなかったこと、そしてあのおとなしい(無関心な)日本人が立ち上がり、 声を上げ始め、それが急速に拡大していることはドイツだけでなく世界に勇気を与え、その日本を世界が支持 する相互作用になっていく、というようなことが語られました。 再稼働はしてしまったけど、これからもあきらめずに声を上げ続けていきましょう。言い訳、屁理屈無用、一人 一人の行動あるのみです。私たちチームフランクフルトも非力ながら、こうやってネットワークを広げて、日本 のことをドイツに、ドイツのことを日本に伝えていきたいと思います。 集会の様子が映像でご覧いただけます(が、編集ナシでただただ長いです。たまにチームフランクフルトが 登場しています)。 次の Mahnwache は8月6日、広島原爆記念日に予定されているので、なんとしても在独日本人を動員したいと
考えています。 |
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