|
先日、地元のヨガスタジオで代行レッスンを頼まれました。知り合いのカナダ人ヨガインストラクターの
代わりでした。その先生のドイツ語は私よりはるかにひどいので(笑)、彼の代わりだったら私にもできる
かも、と思って引き受けました。初めてのドイツ語でのヨガレッスンです。
事前にその先生に会って、どんな風にレッスンを行っているかを聞きました。日によって参加者のレベルが
全然違うから、あまり気張って準備をしなくても大丈夫、とのことでした。とにかく大事なのは参加者との
コミュニケーションだから、言葉なんて関係ないよ、とアドバイスももらいました。彼のレッスンはドイツ語と
英語がちゃんぽんになって、実はかなりめちゃくちゃなんですが、それを彼はルックスとキャラでカバーして
います。でも私の場合、女性参加者にルックスでアピールはできないし、キャラもねぇ…。まぁ、でもたった
一度の代行レッスンだし、経験のために引き受けることにしました。
ドイツ語でヨガを教えるとなると、まずは身体の各部位の名称の単語チェックから始めなくてはなりません。
ドイツ語には名詞に性(男性、女性、中性)があって、それぞれ格変化します。動詞は他動詞のみ使用する
ことにし、目的格の形をしっかり確認。脚は中性だから、das Bein、両脚の場合は die Beine、腕は der Armで
複数は die Arme 等々。ヨガを教えるのに、そこまで気にする必要はない、というのはよくわかっているのですが、大学で言語学を専攻した私は、悲しいかな、そういう細かいことがとっても気になってしまうのです。
当日、参加者はたったの二人でした。一人は金髪の怖そうなオバさん、もう一人は人の良さそうな30代の
男性でした。怖そうに見えたオバさんでしたが、実際はそうでもなく、二人とも忍耐強く私のヨガレッスンに
付き合ってくれました。大事だと言われていたコミュニケーションは、なかなか上手くとれず、レッスン自体も
行きあたりばったりになってしまって、終わってからどかーんと落ち込みましたが、その翌々日に行った
日本人相手のレッスンでは、教訓が活かせたように思います。言葉の壁は分厚いけど、何事も経験というか、
やって無駄なことはないんだなぁとしみじみ。今後は自分がヨガを習う時、ぼけっと聞くのではなく、もっと
意識的に指示を聞き取るようにして、それを自分で言えるようにしていきたいと思います。言葉って、聞いて
理解できるのと、実際に使えるのとでは、その範囲が大きく違いますから。
写真は今年の夏の海での1ショット。タオルを忘れちゃったので、海に入るのは断念。無防備に紫外線を
浴びていい歳はとっくに過ぎていますが、ヨガを始めてから身体がかなり引き締まりました。特に腕は、この
ままいったら男になるんじゃないかっていうくらいたくましいです(笑)。
外見を気にする人は中身がない、とかって言う人がいますが、人間40歳を過ぎると、どう生きてきたかが
見てくれに反映されると私は思います。外見を気にして化粧やブランド物で覆い隠すのは、薄っぺらかも
しれないけど、体型をキープすることはそれなりの努力が必要です。食べたい物を食べ、何もしないでいれば、
歳とともに余剰分が蓄積されていくのは当然のこと。代謝はどんどん落ちていきますから、どう生活してきた
かがしっかり身体に反映されます。私は若い頃はわりと食べても太らない体質でしたが、40を超えたあたり
からそうはいかなくなりました。お腹周りに醜く肉がつきかけたこともありました。でも楽しく激しくヨガをしている
うちに、身体が鍛えられ、余計なお肉とはおさらばできました。
ヨガの先生として、私の強みはなんだろうと日々考えています。カナダ人の先生はルックスとキャラ。技術的に
すごい先生もいれば、教え方が上手い先生もいます。トークが上手で人を惹きつけられる人もいます。それは
私にはまだまだ遠い道のり、まして言葉の壁があるし…。
それでも日本人の主婦グループにゆっくりペースでヨガを教えるようになって丸一年になります。駐在員男性
グループは週1ペースで4ヶ月目。どうして私のヨガレッスンを続けてくれるんだろう…。私のレッスンはけっこう
ハードです。かなりいい汗かきます。みんな健康でいたい、体型をキープしたいと思っていて、ハードな私の
レッスンはそれなりに効果がありそうって思ってくれているのかなぁ。特に女性向けには「オバさん体型」回避
に効果のあるポーズを多く取り入れたりしているので、それがウケてるのかなぁ…。
私自身は数ヶ月前から毎日倒立の練習をしています。本当は去年中にマスターしたかったけど、目標達成
できず。後ろに壁があればいくらでもできるのですが、壁なしで安定した倒立姿勢を保つには腹筋や脚の筋肉
強化が必須です。バランス感覚は悪い方ではないので、私にはまだまだ筋力が足りないということです。ヨガ
に限りませんが、何事もとにかく大切なのは継続していくこと。身体(と頭)は使わなければどんどん鈍って
いきますから。何歳になったって体型は維持できるし、運動能力を向上させることはできる、というのを、これ
からもずっと実践していきたいって思います。
|
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]



