ドイツの生活 Mein Leben in Deutschland

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Menuett

チェロを習い始めてそろそろ一年になります。基本的には週一回一時間のレッスンを受けていますが、
先生や私の都合で何週間かあいてしまうこともしばしば。この夏は先生が日本に一時帰国されていたので
5週間ほど「夏休み」となりました。

私が使っているのは子供向けの教本。最初は左手を使わず右手で弓を引くだけの練習(4音)、それから
左手の人差し指を使う練習(8音)になり、そうこうしているうちにいきなり左手の指を全部使う練習(20音)に
なりました。練習曲(とも言いがたい超単純なもの)を一つ一つオマケつきでクリアし、夏休み前にとうとう
最後の曲まで行き着きました。

最後の曲はMenuett。それまでの練習曲はただの音の連続か、せいぜい「蝶々」や「キラキラ星」、「ブンブン
ブン」など童謡レベルでしたが、最後の曲はなんとー!あのモーツァルト作曲でした。きっと超シンプルに
アレンジされているのでしょうけど、それでもモーツァルトの曲であることには変わりありません。目標とする
サンサーンスの「白鳥」にちょっと近づけた気がしました。

が、しかーし!

私はそもそも楽譜が読めないので、一つ一つの音を出すのに「えーっと、この音はなんだっけ」となってしまい
ます。そしてリズム感が悪いので、特に四分の三拍子の曲がまったく曲になりません。やっとこさ、教本の
最後の曲にたどり着いたというのに、いきなり全然弾けなくて、まるで目の前に高い山がそびえているかのよう
でした。あまりにも弾けなさすぎたので、「この曲は夏休みに練習してください」ということになりました。曲
忘れないようにと、家に帰ってすぐに練習しましたが、全然リズムの感じがつかめず…。仕方なく先生にお願い
して、お手本演奏を録音して送ってもらうことにしました。とりあえず耳で曲を覚えてしまおうという作戦でした。

通勤電車やバスの中で先生の演奏を聞きながら、まずは左手の指の動きを何度も何度も練習しました。いつも
通勤バッグに入れているタブレットのカバーに、チェロのネックと同じになるように指の位置をマーキングして、
タブレットをチェロに見立てて指を動かして練習しました。傍から見たらきっとへんな人に見えたことでしょう。

左手の指の動きがある程度マスターできたら、今度は右手で弓の動かし方の練習です。弓元から弓先に
動かすことをダウンボウ、弓先から弓元に動かすことをアップボウといいますが、いつもダウン、アップ、の
繰り返しになるわけではありません。このMenuettの場合、「アップ、アップ」となるところと、「ダウン、アップ、
アップ、ダウン、アップ、ダウン、ダウン」となるところがあります。が、そんな風に腕が自由に動いてくれるはず
もなく、ロボットのようにぎこちなくダウン、アップ、ダウン、アップになってしまいます。しかも私は弓がきちんと
持てなかったので、すぐ手が痛くなってしまいます。これじゃー、ダメじゃーん。

ネットで弓の持ち方を調べ、写真や説明に頼りながら持ち方を矯正しました。そして不規則になる弓の動かし方
を何度も練習しました。時々、バスの中でも練習していたので、かなり変な人に見えたことでしょう。

左手の指の動き、右手の弓の動きを一緒にやろうとすると、これまた上手くいきません。それでもあきらめず
に、最初は一小節ずつ、それから二小節、三小節とつなげていって、なんとか最後までは弾けるように
なりました。でも音が…。自分で聞いていてもひどいもんです。手が小さいから油断するとすぐ左手の中指と
薬指が縮こまっちゃって、音がずれるし、力の入れ具合がちゃんとしてないから、音がひっくり返ってしまいます。
それでもめげずに何度も練習しているうちに、だんだんどっちの手もそれなりには動くようにはなりました。でも
どう頑張っても美しい音が出せません。何度も繰り返しすぎて、だんだんこの曲が聞き飽きてきました。しかも
ひどい音しか出ないから、かなりうんざり。はー(と深いため息)。

あっと言う間に5週間は過ぎてしまい、先日、久しぶりのレッスンがありました。恐らく先生は、私が練習して
いたとは期待されていなかったようで、教本の最初のほうの練習曲の復習をしました。そして、最後のページ
に行って、「じゃ、これをゆっくりやりましょう」と言いました。最初の四小節を弾いてみるように言われたので、
弾いてみたら、あっさりOK。次の四小節(で終わりですが)にイレギュラーな弓の動きが出てくるのですが、
そこも必死感が漂いつつもクリア。そしたら先生に「ずいぶん頑張って練習しましたねー」言われました。

相変わらず音はひどいし、なってないけど、最初は楽譜を見て音を拾うだけで必死でしたから、それから
すれば一応は進歩、と言えるのかもしれません。ところどころアドバイスをしていただいた後、リピートを
入れて計16小節のMenuett(モーツァルト作曲)を先生とデュオで弾きました。途中ちょこっととちったりもした
けど、なんとか弾き通せました。

先週末は、先生が出演するコンサートに行ってきました。先生が演奏すると、深みがあって、それでいて優しい
音色がして、やっぱりチェロの音っていいなぁって思いました。いったいどうしたらあんな美しい音が出せるの
だろう…。白鳥までの道は、まだまだ果てしなく遠いです。でも、たとえ亀の歩みでも、練習すれば多少なりとも
進歩はするんだな、ということが今回よくわかったので、焦らず地道に続けていきたいです。

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チェロ歴2年目は新しい教本とともにスタートしました(やはり子供用)。 

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