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今年2月から読破することを決意して読み始めた「指輪物語」ですが、予想以上に悪戦苦闘
しています。人から聞いた話やネット情報によるとつらいのは最初だけ、のはずだったの ですが、第6巻に入っても面白さやわくわく感が全然湧いてきません。全9巻だから、あと 3巻、と言いたいところですが、最後の3巻がやたら分厚い。でもここまで来たらなんと しても読み通したいけど、つまらなすぎて苦行になりつつあるかも…。今週はすでに第15 週。今年の目標としていろいろ挙げたことが、年初に患った突発性難聴のせいで頓挫して いるので、「週1冊の読書」という目標くらいは達成したい。「指輪」で立ち往生している わけにもいかないので、また寄り道をしました。 「ヨガから始まる − 心と体をひとつにする方法」
正直、裕福なご家庭に生まれたから、自由奔放に好きなことができて、インドにも修行に 行けたんだろうなー、と思いました。内容的には簡単な言葉でわかりやすくヨガに関する ことが書かれています。こういう人の本を読むと、生まれというか家庭環境って、人の性格 や考え方、生き方に大きな影響を及ぼすなぁと思います。 私の知り合いにかなり裕福な家庭の人がいます。親の遺産があるから、経済的なことを心配 する必要がありません。だから大胆に自分のやりたいことができ、心に余裕があるから商売 なんかもそこそこ成功します。普通は利益や経営のことを考えなくてはならないから、常に 頭の中でソロバン弾いていないといけなくて、そういう部分が相手に伝わっちゃう。なんとか 売上げを伸ばさないとって必死になればなるほど、お客は遠ざかっていく、みたいな。私も ヨガを教えたいけど、後者だから多分成功しない気がする。ヨガをお金儲けの手段にしては いけないと思うし。宝くじでもどかーんと当たったら、インドに修行に行って、それから何 も心配せずに趣味でヨガスタジオをオープンしたいなー。 「やりがいのある仕事」という幻想
ところどころなるほどって思えることも書いてあったけど、これも上記の通り。この著者は 工学部大学院をご卒業され、大学教授をされていた人みたいだけど、大学院だって誰でも 行けるわけじゃない。頭だけでなく経済的な問題があるから。それでも自己投資の薦めと して、大学院に行くことを挙げているけど、それはどうかと思う。理系と文系は状況が違う から。大学院に行くことは絶対プラスになると言っているけど、文系の場合、歳ばっかり 食うだけでその後潰しが利かなくなる、というのが現状。理系と違って、教授のお席もそう 空いてないんじゃないかしら?新しい技術を開発したり研究したりする理系と、古い文学 だの芸術を研究する文系とじゃ、社会のニーズが明らかに違うんです。 仕事はできればしない方が人間らしい、と書かれていますが、私はそれには反対。専業主婦 の何が悪い、というのにもちょっと…。仕事をすることの重要性って、お金を稼いでる人間 が偉いとかそういうことじゃなくて、社会との接点を保つということにもあると私は思うの で。専業主婦だって、いろいろなことに積極的に関わり、働かなくていい状況を謳歌し、
生き生きと過ごしているならすばらしいけど、私の知っている専業主婦は、たいていが 「亭主元気で留守がいい」タイプ。 自由になるお金がないから、我慢している専業主婦は偉くて、家事の手伝いを一切しない
夫はサイテー、みたいな話ばっかり。家事だってそれなりに手を抜いていると思うのに、
もっと生活費よこせ、みたいな。外で働いている夫は大変じゃなくて、家事を全部やらなくて
はならないから専業主婦は大変とかいう論理。正直、意味わかんない。掃除や洗濯、飯炊き
は外で働いていたってやらなくてはならないこと。私だってやってますけど…。そんなに
文句があるならあなたも外で働いてみなよって単純に思ったりしますが、そうはしたくない
から、あーだ、こーだと言い訳のオンパレード。
例えば自分のお小遣いを稼ぐためだけにバイトするなら、気楽に始められるし、気分転換にも
なっていいと思うけど、仕事をしてしまったら最後、自分だけが仕事と家事の二重苦を背負う
はめになるとか。誰もフルで働けとは言っていないのに。どうも世界が狭まってしまっている
から、思い込みが激しく、それより何より新しいことに取り組む気力が失われちゃってる
専業主婦が多い。子供は成長しているのに、自分の役割がなくなってしまわないように、いつ
までも焼かなくてもいい世話を焼いて、子供をダメにする。子供の話と自分が若かった頃の
思い出話しかしない。そういう人を見て、仕事はできればしない方が人間らしいとかは
言えないなって思います。
この本を読んで救われたのは、まぁ当然といえば当然だけど、職業でその人の価値が決まる
わけではない、ということ。確かにパイロットが偉くて、清掃員が偉くないとかはない。 人間は学歴とか職業とか肩書きで他人を判断しがちだけど。好きなことがあって、それを しながら生きていくためにお金が必要だから、お金と引き換えにたまたまそういう形で勤労 しているだけ。ひどい扱いをしてくる人や合わない人とは、自分から距離を置けばいいだけ
の話。そう考えたらずいぶん気がラクになりました。やりがいのある仕事なんてあるとは
もともと思ってないし、好きなことがあれば少々ツライ仕事でも対価を得るための手段と
割り切れば耐えられる。そう、例えばマイチェロを買う日のことを考えたりして。今日も 練習に励もうっと(なかなか上達しないけど…)。 |
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2016年04月14日
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