ドイツの生活 Mein Leben in Deutschland

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Entschuldigung

今まで一人っきりだった職場に新しく人が配属されました。年齢不詳ですが、恐らく私よりは若いと思われる
アシスタントマネージャー候補のドイツ人女性です。狭い事務所に女二人って…。しかも私がその人に仕事を
一から教えなくちゃならないのに、その人が上司って…。何人もいるなら、上司になる人が女だろうが、若かろう
があんまり関係ないと思います。でも二人きりの職場でそれって、難しくないですか?せめて異性にするとか、
年齢を考えるとかすればいいのに。一年以上私がその事務所を一人で守ってきたのに、そんなのはまったく
無視だし。

「大変だね。」「苦労するね。」等々、同じフロアで仲良くしてもらっている韓国系の会社の人たちや、代理店の
人たちに同情されまくっているのは言うまでもありません。韓国系の会社の社長さんは、無言で私の肩を
叩いて頷きました。何も言わなくても俺が言いたいことはわかるだろ、と。その目は、何かあったら
僕のところに愚痴りにおいで、と言ってくれているようでした。

初日の月曜日はオヤジこと、日本人の上司が彼女を連れてくることになっていました。オヤジはその日、本社
からフランクフルトに来ることになっているようでしたが、いつものごとく何時に来るとか詳細の連絡は一切
なし。私はその日、外国人局に更新した滞在許可証を取りに行かなくてはならなかったので、私の方から、
出社が10時くらいになると伝えておきました。

用事を済ませて9時半頃、空港でバスを待っていたら、オヤジから「鍵を忘れました。カンティーンにいるので
立ち寄ってください」とSMSが届きました。だから、私は出社が10時頃になるって言っておいたのに…。
その日は顔合わせということでしたが、オヤジは常に誰かと電話中だし、右も左もわからないドイツ人のオバ
さんを押し付けられてかなり困りました。

火曜日から二人職場の始まりです。その日の夕方、私は歯医者の予約があったので、30分早く出社し、30分
早く退社することに。オヤジが持っている鍵が送られてくるまで、私の鍵しかありませんから、その日は新しく
配属された人に鍵を預けました。朝、何時に来るのか聞かれたので、既定の始業時間は8時半だし、8時半
頃出社しますと答えました。

次の日の水曜日は夕方チェロのレッスンがある日だったので、私はチェロ持参で会社に行きました。8時半っ
言っておいたし、普通新人さんはちょっと早めに来たりしますよね。なので私もいつもより1本前の電車に
乗りました。8時20分くらいに事務所に着きましたが、ドアは鍵がかかっていました。

8時30分を過ぎても彼女は来ません。チェロがあるので、隣のビルのカンティーンにちょこっと行ってコーヒー
でも買ってくる、というわけにもいかず、廊下で彼女が来るのを待ちました。

8時45分になっても来ません。事務所内では電話が鳴っていました。今までだったら一人職場なので、電話
に出られなくてもたまたまトイレに行っていたとか、言い訳ができますが、二人になったらそれはあり得ません。
9時になってもまだ来ません。マジかよー。配属3日目も遅刻かよ。その前日もなんと1時間も思い切り遅刻
してました。だったら普通、その次の日は遅刻しないように余裕もって家を出ますよね。しかも鍵、持っている
んだし。

9時10分頃、重そうな身体をのっしのっしさせながら、彼女が姿を現しました。ってか、急げよ、走れよ。
急ぐ様子もなく、普通のペースで事務所のドアの前にようやく来て、彼女が発した言葉は

「あら、あなた、チェロを弾くの?」

                   

いやー、そうじゃないでしょ?まずは「遅くなってごめんなさい」じゃないんですか?唖然としてしまい、返す言葉
なく事務所に入ると、彼女はまるで何事もなかったかのように「趣味を持つことはいいことね」などと言って
います。他人を50分近く待たせておいて、それってありか?

頭にきて、「事実として、私は50分近く待たされたんですけど。そういう場合、最初に言うことがあるはず」って
言いました。すると彼女はびっくりした顔をして、「鍵が一つしかないのは私のせいじゃないし、アウトバーンで
事故があったせいで渋滞に巻き込まれて私も大変だったのよ。」と言いました。そしてドイツ人得意の

Kann man nichts machen (仕方ない) 

でたー。自分のせいじゃないからって開き直って謝らないドイツ人。理由がなんであれ、他人を待たせたら、
まずは「ごめんなさい」と言うのが、人類共通の常識としか思えないのに、たまにこういう人がいるんですよね。
ドイツ人の中に(前夫がその類)。でも他のドイツ人にこの話をするとびっくりされたので、ドイツ人みんなが
みんなではないようですが。モモ君いわくは親のしつけがなってないんじゃない、とのこと。

このお方、結局最初の1週間、初日を除いて毎日遅刻してくるわ、私用みたいな電話で何十分も話し込むわ、
私が個人で買っている飲料水をお金は払うからくれない?と気安く言ってくるわ、ちょっと引いてしまいます。
それでも私はずっと一人だったので、職場に誰かいるというのは、何か判断を迫られた時とかに相談できる
から助かるのですが、誰かいてくれていいなって思えるのは、多分今のうちだけでしょう。

私から言わせると、その人は、「色気のない小太りの中年オバさん」という感じなのですが、どうやらご本人的
にはかなりイケてると思っているよう。指にはめてる指輪をやたらチラチラさせて、「夫とは籍は入れてないん
だけど。でもこうやって指輪していれば、お茶とか飲みに誘われなくなるから。そういう面倒はもう勘弁。」
とか、勝手に話してくれます。どこの誰がこんなオバさんを誘うのか不思議ですが、もちろんそんなことは本人
には言いません。たまにいますよね、自意識過剰な人って。指輪をしててもしていなくても、多分何も変わらないと思うのにー(爆)。

あー、やれやれ。なんで私ってこんなについていないんだろう。

早く別のいい仕事が見つかりますように。

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