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2014年の春頃から、毎週土曜日の午前中にヨガを教えています。最初は肩こりに悩む50代の駐在員さん
対象に。それからその方のお友達が参加されるようになり、しばらくは男性3名のグループで、自宅の
リビングルームでレッスンを行っていました。2015年の夏に引っ越さなくてはならなくなり、フランクフルトの
街中にあった多目的ルームを借りて教えることにしました。その後、2016年1月からは、今のダンス
スタジオを借りています。
場所を借りるとなると、賃料を払わなくてはなりませんから、レッスンに参加する人がそれなりにいないと
困ります。多目的ルームを借りていた時は「参加者人数x10ユーロ÷2」を払う、という約束にしていましたが、
人数が少ないとオーナー(中国人)からプレッシャーがかかり、あるいは私が人数をごまかしてないか、時々
チェックに来られたりもしました。教えているのはヨガですから、そんなズルをするわけないのに。ヨガって単に
アサナ(ポーズ)を練習することではなく、清く正しい生き方全体のことだから、ごまかしたりしたら本末転倒
っていうか、もうそうなったらやっていることがヨガじゃなくなるのに、そんなことはその人にはわからなかった
のでしょう。
そのオーナーさんとしては1時間35ユーロの収入を見込んでいたらしく、そうなると最低7名の参加者がいない
と払えません。参加人数、つまり収入を気にしなくてはならなくなると、参加者の顔にお金がチラついてしまい、
それもなんとなく違うなーって思っていました。結局、その多目的ルームは経営不振で閉鎖となり、知り合いに
紹介してもらったダンススタジオを借りて、ヨガレッスンを継続しています。
ダンススタジオの賃料は1時間20ユーロ。借りている時間の前後に利用者、グループがいなければ多少
時間をオーバーしても特に文句を言われることはありません。20ユーロだったら、最低2名の参加者がいれば
プラマイゼロです。たとえ取り分がなくても、持ち出しにさえならなければOKなので、気がラクです。
2016年は平均5.4名の参加者がいました。夏休み、冬休みの時期に人が激減しますが、それ以外が毎回
参加してくれる人もいます。しょぼい回数券を作って、10回参加すると1回分はフリーにしています。それを
含むと、年間のトータル参加人数はもう少し増えます。ヨガインストラクターの報酬として私は1回30ユーロを
いただくことにしています。皆さんからいただいたレッスン代から報酬や賃料を差し引いたら、去年は200
ユーロほどの余剰金が出ました。そのお金は、新年会と称してみんなでランチをした時に使いました。
今、世界ではヨガブームが続いていて、もう何がヨガなんだかわからなくなっています。あちこちにヨガスタジオ
ができ、養成講座だ、ワークショップだ、ヨガリトリートだ、とありとあらゆるイベントを開催していて、いったい
何がヨガなんだか…。ヨガを教えたくてもヨガインストラクターだらけという状況で、ヨガだけで食べていこう
なんて思ったら、ありとあらゆる手段を考え、いかに十分な収入を得てやっていけるかを常に考えなくては
なりません。ワークショップの内容がいいから、たくさんの人に来てもらいたいのか、儲けたいから人を集めたい
だけなのか…。わけがわかりません。私などは、そもそも商売下手なので、上手く宣伝もできないし、年がら
年中ソロバンをはじいていなくてはならないとなると、好きなことも好きじゃなくなってしまいそうです。
教えるのとは別に、自分自身もヨガスタジオに通ってヨガを習っています。今月からインド人が教えているヨガ
スタジオに通い始めました。今日も日曜日のレッスンに行ってきました。先週初めて参加してみて、なかなか
よかったので、今月払った会費のもとを取るためにも、日曜日に頑張って早起きして行ってきた、というわけ
です。今日は先週とは違う先生でした。よく平日の夕方、中級レベルのクラスに参加している人でした。レッスン
はそれなりによくて、着替えて帰ろうとしたら、「Xiromin、お金を払ってもらわないと」と呼び止められました。
「私は、今月はXXL(一ヶ月レッスン受け放題のレート)を払ったんですけど」と言うと、日曜日のレッスンは
含まれていない、とのことで16ユーロ払うように言われました。料金表には、一回のレッスンは18ユーロと
あるし、XXLレートの定義は一ヶ月レッスン受け放題としか書いてないし、どれだけガン見しても日曜日の
クラスは別料金、なんてことは書かれていません。
16ユーロってどっから出てきた値段なわけ???その先生いわく、インド人の先生以外のレッスンは別に
払ってもらって資金援助してもらわないと、ということらしいです。じゃ、先週は私は踏み倒したってこと?
でもどこにそんなこと、書いてあるんだ?正直、納得いかなかったし、16ユーロも払うってわかっていたら
わざわざ早起きしてまで、参加しませんでした。でも、たかが16ユーロ。その程度の金額で、ヨガレッスンの
ことでもめるのも嫌なので、とりあえず払いました。でも別料金ならもう日曜日のレッスンには参加しません。
初心者用のレッスンだし、月会費を払っているのにさらに1回16ユーロは私には高すぎるから。
あー、結局何事もお金、お金、お金〜。教えている人からすれば、その分の報酬をもらうのは当然だろう
けど、だったらせめて誰でもわかるような明瞭な料金システムにしてくれー。今日は7人の参加者がいたから
それって100ユーロ以上の稼ぎ?領収書なんてないから、当然そこから税金を払うわけでもないだろうし、
いいお小遣い稼ぎじゃん。なんか違う気がする〜。おかしい気がする〜。
私も、ヨガをもっといっぱい教えたいけど、でもやっぱり経営していくってなると話は変わってくるから、今の
まんま、趣味で、お金のことを気にせず「好きだから教える」スタンスをキープしていこうと思います。以前は
とにかく参加者を増やそうって思っていたけど、参加者が9〜10人もいると1人1人ちゃんと見てあげられない
し、みんなの足並みを揃えなくてはならないから、時間内にできるポーズ数も限られてしまいます。だから、
5人くらいが一番いいかなー。そしたら、賃料払って自分の報酬分をいただいてぴったりだし。私は普段、
会社勤めをしているから、ヨガの報酬は+α。それがないと生活できないわけじゃないから、金額に
こだわらないでやれる。そのことが私にとってはすごく大事。
モモ君と毎週宝くじを買っているんですが、それが当たったらヨガカフェを開くのが夢です。面倒くさい会員
制度とか、入会金だとかなしに、ヨガしたいなって思った時に誰でもが気軽に立ち寄れるヨガカフェ。フリー
パスを作る場合はちゃんと明瞭な定義にします(笑)。収益のこととか気にせず、ゆるーくやりたいです。
年齢に関係なく、ヨガを通じていろいろな人と繋がれるヨガカフェにしたいな。一人暮らしの高齢者とかが
気軽に来れる場所。もし持ち合わせがなかったら、またでいいから、とか払える時でいいよー、とかそんな
感じで。現金がなかったらお店の手伝いとかお掃除とか、できることをしてくれればいい、あるいは他のことを
教え合うことで帳尻合わせる、とかもいいかも。イメージとして、地域通貨みたいなのを導入できたらいいかも。
ドイツ語とか、編み物とか、楽器とか、モザイクとかいろんな習い事ができる場にできたら楽しいかも。なんて
勝手に夢を膨らませています。
人の幸せはお金では買えません。それは十分わかっています。でもお金のことを考えずに、好きなことを
仕事にして生きられたら、いいですよね。
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2017年02月27日
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