ドイツの生活 Mein Leben in Deutschland

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Endpinstopper

昨日はチェロの発表会でした。ここ一ヶ月くらい、仕事が終わるとまっすぐ家に帰り、毎日1時間ほど練習
していました。大きな音を出せるのが夜の8時までなので、どこにも寄らず、レッスン日以外はほぼ家と会社を
往復する日々でした。一人でなんとか通して弾けるようになっても、伴奏がつくと話は別。もちろん先生が私に
合わせてはくれますが、伴奏のみのパートは、自分が入るところをしっかり把握しなくてはなりません。でも
その練習があまりできず、ほとんどぶっつけ本番、みたいな感じでした。

自分なりにはできる限り練習したつもりでしたが、いざ発表となると、いろいろ予想外のトラブルが起きるもの
ですね。2日くらい前に、朝出かける支度をしていて、髪の毛をまとめようとしたら、左の指先に髪の毛が
引っかかって痛い。あれ?と思って見たら、左の人差し指にまさかの刺し傷が!包丁で切ったとかいう傷では
なく、太めの針がぶっささったような傷が…。弦を押さえる時、もろに痛い場所です。でもいったいいつこんな
傷ができちゃったのか、まったく覚えがありません。なんでやねん〜。なんでこのタイミングでこの場所に…。

発表会は土曜日の午後、自宅でやることにしていたので、家の掃除や飲み物、食べ物、飲み物の手配も
しなくてはならず、それもかなり負担でした。土曜日の午前中はヨガを教えているので、そのレッスンの準備も
あるし…。本当は週の初めあたりから少しずつ買い出しをすればよかったのでしょうが、最近の変わりやすい
お天気のせいもあって、気力が低下中のため、腰が重くなってしまっていました。で、結局ギリギリの金曜日に
なって、モモ君に車を出してもらい、ミネラルウォーターやジュースなどの飲み物を買いに行きました。食べ物
の準備はもうできないので、近所のイタリアンレストランでピザを頼み配達してもらうことにしました。それから
その日は夜遅くまで、家の中の掃除…。なんだかすべて泥縄式になっちゃって準備万端、とは程遠い状態
でした。

来てくれた人たちは、ヨガ関係、猫関係(春に猫シッタークラブを設立)、その他の知り合いでした。どうせ誰も
来ないだろうなぁと思っていたのですが、なんと14人も集まってくれました。我が家は団地なので、部屋が
狭すぎて座る場所がありませんでした。ごめんなさーい(汗)。午前中、ヨガのレッスンをした後、そのまま何人
かの人と家に一緒に向かいました。そしてその人たちに手伝ってもらって、食器を並べたり、野菜を切ったり、
飲み物を出したり…。

14時前後に続々と人が集まってきました。宅配ピザも届き、しばらく食べたり飲んだりしながら歓談した後、
いよいよ演奏することに。私的には、じゃ、ちょっくら始めまーす、みたいなカジュアルなノリでやりたかった
のですが、先生と一緒にまずは別部屋に移動、音合わせの後、先生がみんなの前で簡単なご挨拶をし、
そして私が拍手とともに入場。マジかよ…。

最初の曲は3ポジションの練習曲でした。指使いは難しくないと思うのですが、リズムがカルメン風というか、
スパニッシュな感じでリズム感のない私が苦手とするタイプの曲です。間違えやすいところは何度も練習
していたのですが、本番ではいつもは間違えないところで思い切りトチってしまい...。私的には、あ、間違え
ちゃった、じゃ、もう一回最初から、みたいなノリでやりたかったのですが、先生からはとにかく弾き続けよ、と
言われていたので、もうめっちゃくっちゃなまま最後まで弾き通しました。しょぼーん。

次の曲はお馴染みモルダウ。これは指の位置がずれがちですが、それ以外はなんとかなるかなと思って
いました。伴奏のみのパートがあるので、自分が弾き始めるところさえ間違えなければ…。ところが、チェロの
エンドピンストッパーの後ろのゴムが剥がれかけていて、演奏中にそれがぐるりんとなってしまい、チェロが
ずるずる動いてしまいました。

        これがそのエンドピンストッパー。丸く穴になっているところにエンドピンを乗せてチェロを固定します。
          裏にゴムシートがついていますが、これが剥がれていて丸まっていたのに気がつかず、演奏中に
          チェロがどんどん動いてしまいました(涙) 。
イメージ 1    イメージ 2

ほーんと、予期せぬことがあれこれ起こるものです。モルダウはかなり練習していたので、もうちょっとマシに
弾けたはずなのに…。モモ君が演奏の様子をビデオに撮影してくれていましたが、それを見るとホント、ひどい
です。3年も習っていてこれか、っていうくらいひどいレベルで、来ていただいた人に申し訳ないくらいでした。
ま、わかってはいたけど。その後、お耳直しに先生に2曲ほど弾いてもらいました。なので、まぁその部分は
楽しんでいただけたかな、とは思います。

発表会をやった感想は、こういうのは一回でいいかな、という感じです。もちろん人前で演奏する場数を踏む
ことで上達はするだろうし、それよりもそこまでの過程でかなり成長できるとは思います。でも、大人の趣味に
つきあわされる他の人が気の毒だなぁと思います。発表するのが子供だったら、見ていてかわいらしいし、
寛容にもなれますが、大人の下手くそな演奏を聞かされても、反応に困ってしまうだろうなと。今回はかなり
無理を言って、先生にソロで演奏をしてもらいました。それがなかったらきっと来た人は、「何、これ〜。
わざわざ来て損した〜」とかって思ったと思います。それにそもそもただの趣味なのだから、自分に必要以上
にプレッシャーをかけなくてもいいかなとも思います。自宅で、というのも準備が大変だったし、かと言って他に
場所を借りるとかありえないし…。

今後もし人前で演奏するとしたら、例えば他の楽器と一緒に、とかでしょうか。あるいは本当に人様の前で
演奏して恥ずかしくないレベルになってから、かな。まずはあと7年やってみて(=丸10年)、それでもひどい
ようだったらもうあと10年頑張るしかないですね。20年後にはもう少しマシな発表会ができると信じて、また
明日から頑張ろう!!

イメージ 3
(ヨガレッスンのあとだったので、恰好が思い切りヨガ帰り…)

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