ドイツの生活 Mein Leben in Deutschland

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Vegetaria

私は2013年から魚介類は食べるフィッシュベジタリアンです。その年に26日間のヨガインストラクター養成
講座を受講したのですが、そこで出された食事が基本的に三食ベジタリアンで、海の近くだったからか、金曜日
だけ希望者のみ魚料理が出ました。そこでの食事のスタイルが気に入ったので、その後も自分の生活に取り
入れている、というわけです。

もともと肉はそれほど好きではなかったし、大量生産で家畜が飼育される状況、屠殺や解体といった嫌な作業
に目を向けずに簡単に肉が食べられてしまうということに疑問を感じるので、「必要に迫られた時に自分で
殺せてさばけるものしか食べない」ことにしました。魚介類は食べる、というのはそういう理由からです。

日本ではまだまだベジタリアンやヴィーガンなどは広まっていないかもしれませんが、ドイツではかなり普及
しています。ヴィーガンまでなると、乳製品や卵、ハチミツまで食べなくなるので、私個人としては行き過ぎかな、
と思っています。ヴィーガンのレストランや惣菜店もあるにはありますが、社会生活が普通にできなくなるので
そこまでは…、という感じです。ベジタリアンで乳製品、卵、魚はOK、となればたいていのレストランで何かしら
頼むことができます。

さて、今週の火曜日、モモ君のお兄さんの家でクリスマスディナーに招待されました。もうモモ君の両親は他界
しているので、お兄さんが唯一の血縁です。お兄さんには25才と21才になる息子がいますが、数年前に
奥さんとは離婚しています。二年前は鍋料理(アジアオタクの長男が提案)とフォンデュ、去年はお兄さんが
地中海風料理を振る舞ってくれました。私がベジタリアンであることは知っていて、去年は野菜中心のグリル
料理を用意してくれました。

離婚して寂しかったお兄さんは、出会い系サイトで常に彼女を探していましたが、なかなかうまくいかず…。
数ヵ月前に知り合ったポーランド人のオバさん(といっても私より多分若い)とは続いているようで、今回の
クリスマスディナーで初顔合わせの運びとなりました。お兄さんからは、事前に彼女の写真が送られて
きました。体型が崩れまくっているのに、ボディコンシャスな服装をしていて、私的には「あちゃー」でしたが
「アラフィフとは思えないボディ、イケてるだろ」的なコメントが書かれていました。男ってわけわからん。恋は
盲目?

そのクリスマスディナーはお兄さんと彼女、息子x2、そして私たちだけで集まるのかと思いきや、その彼女
の娘二人(29才、17才)+長女の息子も来ることになっていました。4才くらいのその男の子は大人ばっかり
の中で退屈しまくり(当然です)、25才のお兄さんの長男は、紙に「子供が好きないです」などと日本語で
書いて私に見せたり…。あちらの次女は化粧の濃い17才、すでに体型はアラフォーかと思うような崩れよう
でしたが、やはりボディコンシャスで、21才のイケメン次男にやたら色目を使っていました。その次男は、
本当に格好よくて、クールな感じ。彼にしてみれば、こんなディナー、早く終わってくれ、と思っていたに違い
ありません。親の色恋沙汰に付き合わされる子供も大変です。

どうやら今回のテーマはポーランド料理、のようでした。最初に餃子かラビオリみたいなものが出てきました。
何種類かありましたが、中味はジャガイモ、キャベツ、チーズ等々私にも食べられるものでした。なかなか
美味しかったのですが、前菜でお腹いっぱいにしてしまうのはよくないので少しだけいただきました。他に
マヨネーズ和えのサラダのようなものもありましたが、それも少しだけにしておきました。

普通はそれ以外につまみやサラダ系がテーブルに並びますが、そういうものはなくパンだけ。前菜はさっさ
と片づけられ、大きめの鍋に入ったメインディッシュがテーブルに運ばれてきました。お兄さんが「いちいち
人の好みは聞いていられないから」とかなんとか言いながら、取り分け始めました。それは挽肉の煮込み
料理でした。モモ君が、「あ、これはxirominは食べられない。彼女はベジタリアンだから」と言いましたが、
これしかないから、みたいな感じであしらわれました。カレーやシチューのような煮込みだったら、肉だけ
モモ君にあげて、野菜とルーを食べる、という手もありましたが、挽肉と細かく刻んな野菜がごちゃになって
いて、水分もルーという感じではなく、肉汁だったので食べようがありません。

みんながメインディッシュを食べている間、私は空のお皿を前に手持ち無沙汰。つまみやサラダ系があれば
それを食べることもできます。普通は添え物、といって、温野菜や茹でイモ、ライス、パスタなどが大皿に
入って、回ってきますがそれもなし。モモ君は「肉汁をパンにつけて食べる?」とかって聞いてくれましたが、
いかにも肉汁じゃぁ肉を食べるのと変わりません。ホストであるお兄さんとその彼女は、というと何も言わず、
私はパンをかじるか、ぼーっとするしかありませんでした。バターやスプレッドがあるわけでもないので、パン
もそうたくさんは食べられません。普通、招待した側がゲストが食事を楽しめるように気を配ったりしませんか?

お兄さんはというと、「ポーランド人女性は美人が多い」(←聞いたことありません)、「美しい女性が作る食事
は美味しい」などと歯の浮くようなことを連発していました。私だったら、自分の父親が誰かと付き合って
ハッピーになってくれたら、それはそれでよかったとは思うだろうけど、自分の目の前で必要以上にデレデレは
されたくないです。気持ち悪いから。

そういう感覚は日本人と西洋人では多少は違うだろうとは思いますが、20代の若者が自分の親、あるいは
40代、50代の中年の性について考えられない、考えたくない、というのは共通しているんじゃないかな…。
だから子供の前では普通に仲良くし、いないところでイチャイチャしろよ、とか思います。まして、自分で招待
しておいてゲストのことが目に入らなくなっちゃってるのって、どうよ?

ベジタリアン用のメニューをいちいち用意できない、というなら、誘ってくれなくていいし。そうでなかったら、
何か持参してくれって言ってくれたらよかったのに。今までどこかに招待してもらった時は、特別に魚を調理
しておいてくれたり、肉を使わないバージョンを作ってくれたり、あるいはサラダやつまみなどベジタリアン
でも食べられるものがいろいろ用意してあったり。ピクルスの瓶が数種類並んでいたこともあります。それ
だって十分です。

人の好みに合わせていちいち準備するのは大変、面倒だっていうことはよくわかります。だからって、私の
お皿が空のまま手なのにも気づかず、あるいは気づかないフリして、浮かれちゃっていてるのって…。
いったい、どうしたの、大丈夫か?お兄さんよ、という感じでした。「これでも食べる」とかって、片付けた前菜を
出してきたっていいのに、そういう配慮すら一切ありませんでした…。メインディッシュがないってわかって
いたら、前菜をもっと食べたのに。この日、パリで買った高いシャンペンを持って行きましたが、あー、損した、
と思わざるをえません。

<教訓> 他人への配慮ができなくなってしまう恋愛は本物ではありません。



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