|
西城秀樹さんが亡くなりましたね…。私は圧倒的に野口五郎が好きで、新御三家のランキングはゴロウ、ヒロミ、
ヒデキの順番だったので、同年代の同僚からのラインメッセージで訃報を知らされた時は、正直それほど大きな
ショック、というものは受けませんでした。その同僚からはさらに
「中学生の時にクラスのみんなでYMCAの振りをして歌ったりしたので、青春の1ページが消えたような寂しさ
を感じています」
というメッセージが届きました。YMCA...。あったな、そんな曲が…。
確かにあの振りのことは覚えています。でもみんなで振りをして歌を歌った思い出とか、私にはないどころか、
あの歌はどうも好きじゃなかった気が…。西城秀樹の代表曲の一つでもある「ヤングマン」。なんで私には
思い入れがないんだろう。この歌がヒットした頃、私が好きだった野口五郎はすでに落ち目になりかけていた
から、秀樹のことが憎かった、とか?
いや、憎いとかじゃなく、私はそもそも彼のあの情熱いっぱいの歌いっぷりが苦手でした。郷ひろみのヘラヘラ
も好きじゃなくて、クールだけどコミカルな五郎がやっぱり一番好きでした。確かに当時、五郎の「真夏の夜の
夢」はちっともヒットせず、ベストテン入りしていたのはいつも「ヤングマン」。確かに五郎ファンとしては面白く
はなかったけど、それだけ?
秀樹に関するニュースをインターネットで拾い読みしつつ、You Tubeで昔の歌を見てみると、やっぱり「熱い」。
でも実は歌がすごく上手な人だったんだってことに改めて気づきました。でもいったいどうして、日本中が
盛り上がった大ヒット曲「ヤングマン」を、私は受けつけなかったんだろう…。
あれこれ考えて、ようやく思い出しました。それは父親の一言でした。
私の父親は、名台詞「うちは耶蘇じゃねぇ」と言って、私たちが子供の頃、絶対にクリスマスプレゼントを
買ってくれなかった人でした。「ヤングマン」という歌についても、「YMCAってのはヤングマンズ・クリスチャン・
アソシエーションの略なんだ。クリスチャンでもないくせに、バカじゃねぇか」と言い放っていたのでした。
確かに意味がわかりませんよね。「素晴らしいY.M.C.A」って。
それで私は、みんなと一緒になってY、M、C、A、なんてやる気が起こらなかったのでした。歌っていたご本人
は何も気にならなかったのでしょうかね?そういえば、Wham!の「ケアレス・ウィスパー」のカバーも歌って
いましたが、タイトルは何故か「抱きしめてジルバ」。オリジナルを作詞作曲し、歌っていたジョージ・マイケル
が、「僕はジルバを作った覚えはないけど」って苦笑いしていたのを思い出します。ジルバっていうのは
いわゆるアメリカで流行ったスウィングダンスの一種のことらしいし、ジョージ・マイケルはイギリス人だし(笑)、
リズムとか全然違うし…。
話がそれましたが、結論は、クリスチャンでもないのにキリスト教青年会を絶賛する歌を能天気に歌うことに
私は疑問を持っていたのでした。かえって、どうして日本人の大半が何も考えず、無邪気にY、M、C、Aなんて
盛り上がれたんだろう、と不思議に思ってしまうくらいです。
西城秀樹とYMCAの話をモモ君に話すと、「あ、その曲知ってる。それって変なビレッジピープルとかっていう
ゲイグループが歌ってたんだけど、一体何で、YMCAなんだろうね?かなり気味悪いグループだったよ。」
と言っていました。え?ゲイグループがキリスト教青年会を絶賛?それもなんだか変な話です。
と思ってさらに調べてみたら…。
YMCAとは
「若者(主に男性)のための宿泊施設のことを指すが、ユースホステルのようなドミトリー(相部屋)の部屋も
あるため「ゲイの巣窟」とされ、「Y.M.C.A.」はゲイを指すスラングでもある。この楽曲も、題材をゲイにおいた
「ゲイソング」であり、歌詞の中には様々なキーワードが隠されている。」 Wikipediaより
えー、そういうことだったの?それじゃ、クリスチャンでもないのにキリスト教青年会を絶賛するのよりももっと
ヤバいではありませんか。ちなみにピンクレディーがカバーした同ビレッジピープルの曲「In the Navy」も
同じコンセプトらしく、海軍に入ればいい男に出会えるよ、的な歌らしいです。日本人、ちょっとヤバくね?
ちなみにタイトルのCVJMはドイツ語でChristlicher Verein Junger Menschen、キリスト教青年会のことです。
|
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]



