|
2017年の春、ヨガに通ってくれていたRさんが日本に帰ることになり、手持ちの本を譲ってくれました。ドイツで
ゆっくり読もうと思って持ってきたのに、たった1年で帰国することになってしまい、読まずじまいだったという本、
全12巻でした。せっかくいただいたのですが、1冊がけっこう分厚いし、いつか読もうと本棚に収めたまま放置。
そもそもなんでRさんが日本からその本を持ってきていたか、考える余地もありませんでした。
それから時は経ち、2018年にご縁があって、転職することになりました。新しい会社も今まで同様、日系企業
で長野県・上田に本社があります。長野県といえば、思い浮かぶのは、スキー場、白馬、冬季オリンピック、
善光寺、飯田市くらいでしょうか。飯田市は大学の授業で、街づくりの取り組みが取り上げられ、ゼミ旅行で
行ったこともありました。でも同じ「あいうえお」で始まっていて、「田」で終わっている上田市というのはまったく
知りませんでした。本社から来ている人も「何もない田舎ですから〜」という感じなので、そのまんま「ふぅん、
何にもない田舎なんだ〜」と思っていました。
仕事が変わったことを姉に話すと、「あ、上田?息子と一緒に行ったことがあるわ」と言っていました。なんで
そんな田舎に?と聞きただすと、「えー、あんた、何も知らないんだねぇ?上田はね、あの真田丸の真田一族
ゆかりの土地なんだよ」と私の無知をあざけるような答えが…。さなだまる?誰?それ?真田といえば真田
広之、じゃぁなくて…(汗)。そういえば昔、真田十勇士とかっていう人形劇みたいなのをNHKでやっていた
ような…。
慌ててネットで調べたら、真田丸というのは、2016年に放映されたNHKの大河ドラマのことでした。牛若丸、
みたいな感じで誰かの幼名なのかと思いきや、大阪城に造られた出城のことだそう。あまりにも無知すぎや
しませんか、私ったら…。でも仕方ないよね、日本に住んでいないんだし、いちいち大河ドラマで何が放映
されているかなんて、知っているわけもないし…。
あれ、でも真田って…。そういえば、どこかで見たような…。
何気に本棚を眺めてみたら、以前にRさんにいただいた例の全12巻の本は「真田太平記」でした。そうか、
Rさんは歴史小説好きだったとも思えなかったのですが、恐らく真田丸の放映が始まってすぐに、ドイツに
赴任することになったから、それでこの本を一式持ってきた、のかな…。
分厚い本が12巻もあると、なにかきっかけでもないと、なかなか読み始められません。長編モノは以前「指輪
物語」で苦しみましたから…。そうしたら、上司から「10月に出張で本社に行って欲しい」という話をいただいた
ので、それをきっかけに真田太平記を読み始めることにしました。
最初はわりとサクサク読めていたのですが、どんどん登場人物が増え、誰が誰だかだんだんわからなくなり、
出張前に全巻読破しようと思っていたのですが、途中で頓挫してしまいました。特に第5巻〜7巻あたりが
苦行で、第6巻などは読み終えるのになんだかんだ2ヶ月もかかってしまいました。
でも実際に上田に行って、上田城址を訪ねたり、
生幸村様と写真を撮ったり、
上田駅前で顔ハメ写真を撮ったりしたら、
また読み出そうという気になりました。一時は年内完読は難しいと危ぶまれましたが、7巻を過ぎたあたり
からかなり順調で、第8巻〜12巻は1冊あたり2、3日で読み進めることができました。そして日曜日の今日、
無事12巻を読み終えました〜!!メインキャラの真田幸村は、11巻で討ち死にしてしまったので、最後の
12巻は番外編といった感じでした。 読んでみての感想は、とにかく私は日本の歴史のことを知らないということ。高校生の時に世界史を選択した
せいもありますが、じゃぁ世界の歴史に明るいかっていうとそういうわけでもなく…。日本に限ったことでは
ないですが、歴史を知ったうえで観光をすると、何もしらずになんとなく見て周るよりも楽しさが増す、という
ことを上田を訪れた時に実感しました。姉も甥も歴史オタクで、あちこちのお城を訪ね歩いたりしていたよう
ですが(それで上田にも行ったことがあった)、なんとなく城めぐりにハマるのもわかるような気がしました。
さて、しばらく遠ざかっていた読書ですが、真田太平記の次は、やはり本棚に長く飾ってある全集ものに
手をつけようと思っています。それはゲド戦記、全6巻です。やはり以前に帰国する日本人から譲って
もらったものです。児童書なので、これは余裕、かな。一度ジブリでアニメ化された時に映画を見に行った
ことがありますが、ストーリーはまったく覚えていません。どうやら世界三大ファンタジーの一つらしいです。
あとの2つが「指輪物語」と「ナルニア国物語」…。うーん、指輪物語かぁ…。
|

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用



