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バルセロナ最終日は、郊外にある Colonia Güell (コロニア・グエル)という所に行ってみることにしました。
グエル(カタラン語読みではグエイ)は、ガウディのパトロンだった富豪で、バルセロナ郊外に紡績工場を建て、
労働者たちが近くに住めるように、敷地内に住居や学校、病院、教会などを作りました。この教会を手掛けた
のがガウディです。
ガウディは1898年に教会の建設を依頼されましたが、模型の制作に10年間を費やしたため、工事が実際に
始まったのは1908年のこと。その6年後には、サグラダ・ファミリアの建設に集中するために、工事が終わって
いなかったのにも関わらず、この仕事から手を引くことに。結局、教会は未完成のままですが、この作品こそが
ガウディの最高傑作と言われているそうです。
最寄り駅はその名も「Colonia Güell」。電車の便はそれほどよくなく、30分に1本程度でした。駅を降りると、
コロニア・グエルへの行先表示がありました。他に何もなさそうなところなので、迷うこともなくコロニアに着く
ことができました。いろいろな建物がありますが、まずは教会を見ることに。インフォメーションで教会見学の
チケット(オーディオガイド付)を買いました。9ユーロなり。
ちなみにコロニア内をうろつくのは無料です。教会も外から見るだけならチケットは要りません。でもせっかく
来たんだし、最高傑作だし、サグラダ・ファミリアの見学料29ユーロに比べたら9ユーロはかなりリーズナブル
に思えました。
この外観を見た時、「あー、フンダートヴァッサーが思いっきりパクったのがこれだったんだ〜」と思いました。
この曲線の感じ、柱の感じ、似すぎてますもん。
すぐに思い出したのが、これ。スイスにあるマーケットホールです。金の屋根をつけてみたり、カラフルにして
みたりしてるけど、ベースのアイデアはどう見てもガウディの真似っこ。
窓のステンドグラスなんかも なんか似てるよな〜。もちろん全く同じではないんだけど、アイデア盗みまくり感。
モザイクを取り入れているのも
なーんか二番煎じっていうか こういう曲線な感じも
あっちこっちに垣間見ることができるし…
もちろんフンダートヴァッサーなりのアイデア、デザイン、色使いを発展させてはいます。でもガウディは建築
家だから、建築方法を考案し、どういう建築材料を使ったらいいか、なども全部自分で考えました。それに
比べて、フンダートヴァッサーの場合は、建築に関して専門的な知識があったわけではないので、自分の
思うままにデザインだけをし、専任の建築家がそれを具体化するためにデザインを修正しながら図面を
引いているんです。
モザイクやステンドグラス、そして自然のモチーフを取り入れたり、曲線を多用したり、というのはガウディが
パイオニア。それを真似して自分の独自のスタイルを作り上げていったフンダートヴァッサーもそれなりに
すごいのでしょうが、やっぱり最初にやった人には叶わない、というか深みの違いを感じてしまいました。 |
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2018年09月14日
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