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私は友達が多くありません。小学校の時はイジメられた経験があり、中学校もその延長のようなものでした。
高校時代はそれなりに楽しかったのですが、大学に進学した人が数えるほどしかいなかったので、卒業して
からは同級生だった人とは連絡が途絶えてしまいました。大学時代の友達の中で、日本に一時帰国すると
絶対会う、絶対会いたいという人は一人だけ。その他に付き合いがあるのは昔の同僚がほんの数人、といった
ところでしょうか。
ドイツでも知り合いはそれなりにいますが、「友達」はともかく「親友」と呼べる人はいません。ずっと仲良くして
いた友達とも気がつくと疎遠になってしまったし、日本に帰ってしまったり、なんとなく関係が気まずくなって
そのままフェードアウトしてしまった人もけっこういます。原因は、多分というか、恐らく私の性格にあるんだと
思います。私自身がどちらかというと「有言実行」タイプなので、口先だけの人というのを受け入れ難く、「〇〇
したいと思っているんだけどね〜」なんて言っている人を見ると、ついつい熱く「思っているならやるっきゃない」
的に語ってしまうので、ウザがられるんだろうな、と…(わかってるならヤメろって・笑)。
あとは父親譲りの性格で、曲がったことが大嫌い。ズルをする人が許せない。他人を利用したり、自分だけ
いい思いをしようとしたり、ウソをついたりする人がダメです。でも世の中にはアンテナを張り巡らせて、自分に
とってメリットがあるかどうかで他人を判定するタイプの人がけっこういるんですね。経験や知識もロクにない
くせに、コネでいい会社に就職できてしまったり…。見えすいた嘘、言い訳を平気で言ってみたり。私は調子
よく自分を売り込むとか、目的を持って人に近づくとかができないので、仕事探しには本当に苦労しましたが、
上手くコネを作れるのも実力のうち、と言ってしまえばそれっきり…。
友達は多い方がよくて、友達が少ない人は、人間的に欠陥がある、みたいに思われる風潮があるようですが、
人間の時間は平等に限られているから、もし友達がたくさんいたら、それぞれの人との付き合いに割ける
時間は少なくなってしまいます。つまりは、広くて浅い付き合いになります。私は、数は少なくてもいいから、
深い付き合いがしたいと思っていて、できれば自分に刺激を与えてくれる人と(だけ)付きあっていきたいです。
大学の友達はまさにそういう人です。ずっと仲良かったのに疎遠になってしまった人は、気がついたら愚痴と
昔話ばかり聞かされるようになってしまって、一緒にいて楽しくなくなったところに、私が引っ越しをしてしまい、
そのまま自然消滅となってしまいました。
歳を取った時に寂しいからとか、孤独死は嫌だからとか、は誰でも思うのかもしれませんが、気の合わない
人と一緒にいても寂しさを紛らすことはできないどころか、かえってストレスになるかもしれません。昔話しか
しない人と過去を振り返ってばかりいても、楽しくもないし、かえってボケが進む一方のような気もします。
だったら一人で、読書を楽しんだり、趣味に没頭したりしていた方がよっぽどいいんじゃないかな〜。昔の
仲間と一緒に楽しく、が理想なのかもしれませんが、問題はそれがどういう仲間かですね。共通の趣味や関心が
あってお互いに前進できる人とか、生き方がダイナミックでお手本になるような人とか。結局は、付きあいの
長さや人数が問題ではないのかな、と思うようになりました。
先日、ヨガインストラクターの養成講座の説明会に行ったら、アジア系の女性が一人来ていました。私を
見てにっこりされたので、思い切って声をかけたら、やっぱり日本人でした。年齢は60歳は優に超えている
感じで小柄な方でしたが、お話を伺うと普段は「パワー」系のヨガをされているとか!いくつになっても新しい
ことに興味を持って行動されているのがいいなって思って、一緒に受講できたらいいなって思いました。ただ、
その方も私も、そのヨガスクールでレッスンを受けたことがないので、受講条件を満たしていないことになり、
もしも募集定員を超えてしまった場合には、キャンセル待ちになってしまいます。どうなることやら…。
私はやっぱり、みんなと一緒とか、人とつるんでとか、が子供の頃から苦手だったんだと思います。そこらへん、
恐らく父親譲りですね。人の真似とか、右に倣え、ではなく、これからもきっと我が道を行くしかないだろうな、
と思います。先日、同僚から、高齢者には「きょうよう」と「きょういく」が必要という話を聞きました。教養と教育
ではなく、「今日、用がある」、「今日、行くところがある」だそうです(笑)。歳を取って、友達がいなくて寂しくない
ように、チェロとヨガと読書を続けていけば、用事も行くところも持ち続けられる、かな。
カナ猫との付き合いは今年で18年。
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2019年01月13日
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