ドイツの生活 Mein Leben in Deutschland

毎日の新しい発見を忘れないように。https://xiromi0303.blog.fc2.com/ に引っ越しました。

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Kreuzworträtsel

Kreuzworträtsel (クロイツヴォートレッツェル)はクロスワードパズルのことです。モモ君はゲーム好きで、よく
延々といろんなゲームをしています。多少は脳トレにもなるのかもしれませんが、休みの日一日中家の中に
いて、i-Padと睨めっこ状態でずっとゲームとかしていられると、「ちょっとは身体を動かせ!」って言いたくも
なります。もう年齢的に人生の折り返し地点はとっくに過ぎているわけで、「あんたの人生、そんなくだらない
ゲームで終わっちゃっていいわけ?」とか思ってしまいます。

その「くだらない」ゲームの中にクロスワードパズルがあるのですが、最近一緒にやることにしています。私の
場合、これがいいドイツ語の勉強になります。モモ君に問題を読みあげてもらうことでヒアリング強化、知らない
単語や言い回しが出てくるので、その意味を説明してもらうことで、ボキャブラリー強化になります。

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外国人である私には、ドイツやヨーロッパで昔流行ったことや、芸能人の名前やテレビ番組名などはさっぱり
わからないので、まったく答えられない問題も多いのですが、それでもたまにこんなのがあったりします。

「日本の本州と北の島の間にある海峡の名前」

ネットで検索しないで、この質問に答えられる人って、ドイツ人の中にいるんでしょうか(笑)。はい、答えは

「TSUGARU」ですね。思わず歌ってしまいましたよ、「津軽海峡冬景色〜♪」(古っ)。

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そうかと思えば納得いかない問題もありました。

「醤油と砂糖と酒を混ぜたつゆの名前」

これは「そばつゆ」のことかい?って思ったのですが、文字数が合いません。SOBATSUYUだと9文字ですが、
欄は8文字分しかありません。しかも途中にYが入っていて、Iの文字で終わっています。なんだ、そりゃ?

悩んでいると、モモ君が誇らしげに「日本人でない俺の方がわかっちゃって、申し訳ないねぇ」と言いながら
文字を入力していきました。

「TERIYAKI」

テリヤキってつゆの名前じゃなくて、調理方法のことですけど…。でも正解でした。確かにヨーロッパでは、あの
お醤油メーカーのキッコーマンがTERIYAKIソースなるものを出してはいますが…。

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「日本のWinkekatzeは何猫?」

なんていうのもありました。Winkekatze(ヴィンケカッツェ)っていうのが何のことだかわかりません。日本特有の
猫の種類のことかしら?と思ったのですが、モモ君を見ると何やら腕を上下に振っています。あー、Winkenは
手を振ること、だ。だから、

「MANEKI」猫のことか。
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「物事がはっきりすること。目から〇〇が落ちる」

と問題もあって、「日本語だったらウロコ、なんだけどね」って思ったら、ドイツ語でもウロコ(Schuppen)でした。
日本語とドイツ語の慣用句が同じだなんて!でも偶然の一致、というのは考えられないので、どっちかが外来
語的に取り入れたのかな、って思ったら、『新約聖書』使徒行伝・第九章にある「The scales fall from one's 
eyes.」という言葉に基づくんだそう。なぁんだ。

ちなみにドイツ語のウロコという単語にはフケという意味もあります。全然別ものなのに変なのって思ったの
ですが、なんと日本語のウロコ(鱗)にも頭のフケという意味がありました。
            鱗
                  読み方:ウロコ(uroko)

                  (1)魚のうろこ。
                  (2)魚。
                  (3)ふけ。

なるほどねー。ドイツ語だけでなく、日本語の勉強にもなってますね、クロスワードパズル。こういうゲームなら
いいかな。







Spanisch

先週の月曜日から4泊5日でスペイン・バルセロナに行ってきました。姉の休みがたまたま日本のお盆休みに
重なって、私も休みを取りやすかったので、一緒にどこかへ行こうということになりました。私は、近場で交通
費があまり高くなければどこでもいいや、と思っていました。姉がバルセロナ近郊の街で見たいものがある、と
いうので、バルセロナに行くことになりました。

私は20代の頃、JICAの青年海外協力隊(のような制度)でメキシコに3年ほど派遣されていました。どうしても
ラテンアメリカの国に行ってみたくて、スペイン語も習得したいと思っていました。滞在中にメキシコ自治大学
の外国人スペイン語コース(CEPE)の修了証を取得する、というのが目標でした。当時、スペイン語コースは
5つのレベルに分かれていて、レベル5をB+以上で合格すると、受講・成績証明書だけでなく修了証がもらえる
ことになっていました。3年間、メキシコにいるうちにその修了証をなんとしても取りたいと思っていて、滞在
2年目の終わりにその目標を達成することができました。

それがその修了証です。Superiorなスペイン語レベルを認める、とかなんとか書かれています(過去の栄光)。
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1996年のことです。今から、もう22年以上も前のことです。いっくらこんな修了証を持っていても、22年間、
なーんにもしなければ、レベルは下がりまくる一方なのは当然です。姉はどうやら「妹はスペイン語ができる」
と思っていたようですが、実際は、というと

スミマセーン、わたしタチ、カタルーニャひろば、いきたーいデス。どう、イキマスか?

みたいになっちゃって、ガイドブックに書かれているトラベルスペイン語会話を試してる人だと思われたのか、
答えは英語で返ってきたり…。

ホテルのレストランで朝食をとっていた時などは、ウェイターがやってきて部屋の番号を聞いてきたので、
張り切ってスペイン語で答えたつもりだったのですが、どういうわけか通じず…。しかも、「あなたはドイツ語を
話すのですか」などとと英語で聞かれてしまいました。なんで知ってるん?と思ったら、

ヘヤの バンゴー、スィンコ(5)、ヌル(←ドイツ語のゼロ)、セイス(6) デアリマス。

なんて答えていた私。スペイン語の0はセロ、なのに…。それ以外にも、スペイン語で「はい」はスィーなのに、
ヤ―って言っちゃうし、「ありがとう」はグラシアスなのに、ダンケって言っちゃうし…。ヤバすぎる、このレベル
の低さ…。かつてはSuperiorレベルだったなんて影も形もありません。しょぼーん。

一時、スペイン語を忘れたくないって思って、ドイツでスペイン語講座に通ったことがあるにはあるのですが、
その頃はドイツ語もあやふやだったせいで、ぐっちゃぐちゃになっちゃって止めました。放置していたのには
そういう苦しい理由があったわけですが、それにしても、すっからかんになっちゃって、ヤバいというか
もったいないというか…。またきちんとやり直そうかな、スペイン語…。でも、昔はスペインが大好きでしたが
今は興味がない…。ラテンアメリカは今でも好きだけど、ドイツで習うとしたらスペインのスペイン語が主流に
なっちゃうんだろうなぁ…。

さて、バルセロナは実は今回3回目でしたが、なかなかよかったです。スペインが好きじゃない理由は、傲慢で
ぶっきらぼうでプライドが高くて、うるさい人が多い、という印象を持っているからなのですが、そうでない人も
(当然)いる、ということがわかりました。でも、バルセロナはカタルーニャ地方なので、いわゆるステレオタイプ
にイメージするスペイン人とはちょっと違うのかもしれません。ホテルとかお店とかもちょっと小洒落ていて、
そこはドイツなんかより数段センスがいいです。

ホテルはこんな感じでした〜。アートしてました。
使い勝手は、多分二の次(笑)。
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ホテルの向かいにあったお店。玩具屋さんかと思ったら、雑貨屋さんでした。
ヨガをやる西洋人が好きそうな、インド雑貨やお香や天然石のアクセサリーなど。
シロクマ親子はなんだったんだろう(笑)
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初日は夕方到着したので、テキトーに入ったお店でタパスを堪能。
スペイン料理はとりあえずハズレがなくて、なんでも美味しい♪
エビ天、さっくさくでした(一個、お皿からはみ出しちゃってます)
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Laut lesen

ドイツに来て丸12年が経ちました。最初の何年かは本当にやってもやってもドイツ語ができるようにならなくて
自己嫌悪に陥るばかりでした。2年目でとりあえずC1と言うレベルのドイツ語試験にはギリギリで合格していた
にも関わらず、話せない、書けない、人が何言っているかしっかり聞き取れない状況が何年も続きました。

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語学習得にはわりと自信があったのに、ドイツ語のせいでそれがガラガラと音を立てるがごとく崩れ去り、
言葉ができないせいで性格も縮こまっていたように思います。なんでこんなにもできないんだろうと冷静に
自己分析したりして、当時通っていたドイツ語講座の先生に勧められた音読を続けることにしました。ドイツ語
は英語と違って、名詞に性があり、その性によって冠詞が変わります。そしてその冠詞が格、例えば対格
(直接目的語)と与格(間接目的語)などがありますが、によって形が変わります。教科書に載っている変化
表はなんとか暗記できても、実際に話すとなると変換がどうしても間に合いません。その問題をなんとかする
ために、インプット量を増やそうと音読をしてみることにしたのです。

2007年頃から2012年くらいまで、毎日寝る前に数行から数ページの音読を続けました。最初は何が書いて
あるかさっぱりわからず、ただただ字面を追うだけ。でも音読の目的は書いてあるものを声に出して読むこと
なので、意味の理解は二の次、と割り切りました。とにかく何年間も続けました。長い間、なーんの効果もない
ように思われましたが、ドイツ語の文章を読むということに抵抗がなくなってきて、だんだん楽しくさえなって
きました。そして、気がついたら、ぼんやりと内容がわかるようにもなり、読みながら頭が勝手に「あ、ここは
複数の与格、あ、この名詞は中性なんだな」と分析し始めるようになりました。

2011年にそれまで働いていた職場をやめ、2カ月ほどドイツの反原発団体でインターンを経験しました。その
頃はまだまだドイツ語には不自由していました。その後、再就職しましたが一人職場だったのでドイツ語を
使う機会も限られていました。一応世間では「ドイツ語ができる人」の中に入っていましたが、それほどでも
なく、苦手意識はなかなかぬぐえませんでした。自分自身で自然にドイツ語が使えるようになってきたと思える
ようになったのは、モモ君と知り合ってからです。それまではドイツ語でチャットやメッセージのやり取りをした
こともなかったのですが、2014年の秋にモモ君と知り合ってからはそういうこともできるようになりました。
初期の頃は辞書をひきひきでしたが、その頻度も減ってきているし、モモ君の文法ミスも指摘できるように(笑)。

去年転職することができて、ドイツ人の同僚ができてからはドイツ語を使う機会も激増しました。私の仕事は、
いわゆる雑用ですが、その分いろいろなことをするので、外部の人とドイツ語でやり取りすることもよくあります。
電話でのやり取りは今でも難しいのですが、それでもなんとかこなせています。きっともの凄いブロークン
ジャーマンになっているんだろうな、とは思いますが、ドイツ人は外国人慣れしている人が多いし。私が電話の
相手に「ドイツ語が下手ですみませんねぇ」と言おうものなら、「いやいや、立派ですよ、問題ないです。もしも
私が日本語を話さなきゃならないとなったら一生かかっても無理ですから。」なんて言ってくれる人もいます。
最初の頃はほーんとにチンプンカンプンだったけど、ドイツ語のメールも全然抵抗なくなりました。

ドイツに住んでいるのにドイツ語ができない日本人、というのはけっこういて、会話はなんとかなるけど読み
書きができない、という人も少なくないようです。私は読み書きは全く抵抗がなく、ドイツ人ならきっとこんな
風には書かないだろうな、と言うレベルでしょうが、とりあえずなんでも書こうと思えば書けます。読みに
ついてはほぼなんでも読めます。これって、何年も音読を続けた成果だよな、と今になってしみじみ思います。
だから、ドイツ語ができない、どうしたら上手くなるんだろう、と悩んでいる人にいつも音読を勧めています。
きっと実行する人はいないだろうな、と思いつつ…。たいしたお金もかからず、マイペースで続けられる最高の
語学習得法なんだけどなぁ…。

成果が感じられるようになるまで、最低でも何冊か音読で読破しなければならないので、人に勧められて
やってみようと思っても、きっとそこまで行かずにやめてしまう人がほとんどだと思います。私はドイツ語の
試験は受かっていたのに、それでもドイツ語ができなかったから、なんとかしなくてはっていう気持ちが
強かったし、自分の小さな自信を取り戻す必要があったから、続けられたのかもしれません。当時は語学
以外で誇れるものもなかったし、趣味も何もなかったから、ドイツ語の壁をなんとかしなければ先に進めない
感が強かったのでしょう。でも今思うと、本当に音読を続けてよかったです。

私は読書メモというか、読んだ本をリストにしていて(←単なる自己満足)、ドイツ語で読んだ分も記録して
いました。それを見ると、2013年にはドイツ語の本は一冊も読んでいないのがわかります。なんでだろ?と
思ったら、この年はヨガインストラクターの養成講座を受講した年で、英語の本、そしてヨガ関係の本をメイン
に読んでいました。

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最近、ドイツ語ができないと悩む知り合いの日本人に、音読の素晴らしさを熱く語ってしまいました。でも
私自身はもうしばらく音読はしていないし、最後にドイツ語講座を受講したのも2年近く前のこと。なんとか
なるようになったせいで、特にドイツ語のブラッシュアップもしていません。定期的にドイツ語講座に通うのって
大事だな、と思っていますが、今のドイツは外国人激増のため、講座の申し込みをするのにも順番待ちとか
なんとか…。でも自分が今実行していないことを他人に熱く語るのもどうよ?

ちょうど今月から「Seniorentraining(シニア向けのトレーニングインストラクター)」の通信講座を受講すること
にしたので、せめてそのテキストでも音読することにしました。最短三ヵ月で終わらせられる講座で、テキスト
もたったの一冊。アユールヴェーダの講座に比べたら楽勝か、と思ったら修了時に提出するレポートが40枚
以内、とありました(汗)。そんなレポートなんて、書いたことがないので、これまた新たなる挑戦です。一応
猶予は1年くらいあるみたいなので、頑張ってみます。


Luxemburg

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年末は外国に行っていました。外国といっても、家から車で約2時間半で行けてしまうルクセンブルクです。
((^┰^))ゞ

ルクセンブルクという国の名前を聞いて皆さんは何を思い浮かべますか?

私は「ベネルクス三国」でした。中学生の時だったか、地理の時間にベネルクス三国のことを学び、「ベルギー、
オランダ、ルクセンブルク」と暗記したのを思い出しました。ベネルクスの「べ」はベルギーのべ、「ルクス」は
ルクセンブルク。でも「ネ」については、「オランダは別名がネーデルランド」ということまで覚えなくてはならず、
試験の時に「ネ」がなんだったか、度忘れしてしまって焦ったこともありました。

でもそれってルクセンブルクとは直接関係のないことですね…。 (・・*)ゞ

あまりこれといって特徴のない国、ルクセンブルク。調べたらフランス語とルクセンブルク語が公用語として
使われている、とありました。ルクセンブルク語というのはドイツ語の方言とも呼べるくらいドイツ語に似ている
言葉だそうです。でもドイツ語はあまり通じなくてフランス語ばっかりでした…。さすがにホテルのフロントの人
などはフランス語もドイツ語も流暢で、さらっと切り替えて使いこなしていましたが。こういう国って学校教育は
どうなっているんだろう?家庭では何語を話すんだろう?小さい頃から二ヶ国語、三ヶ国語環境にいたら
さらっと学べるものなのかなぁ?読み書きも問題ないのかなぁ?普段はルクセンブルク語で話していても、
書くとなるとドイツ語になったりするのかなぁ…?

私は日本で生まれ、両親はフツーに日本人、家でも学校でも日本語だけだったし、日本語オンリーの環境で
育ったから、こんな風に多言語が公用語になっている国にはなんとなく憧れを感じてしまいます。

さて、せっかくルクセンブルクを訪れたのに、あいにくお天気はあまりよくありませんでした。小雨が降ったり
やんだりしていたので、手っ取り早く、乗り降り自由の市内観光バスに乗って街を周遊することにしました。
最近、ヨーロッパの主要都市で必ず見かける、二階建てバスです。ヘッドホンで日本語の案内が聞けるように
なっています。案内は夏の観光シーズンに合わせた内容になっていて、冬場はわざわざ停留所で降りても
見学できないところがいくつかあるようでした。ヨーロッパの街を観光するならやっぱり夏じゃないとね、
などとトビと話していたら、隣に座っていたご夫婦の会話が聞こえてきました。その方たちは日本人でした。
「ほぉ、バスはすぐ来るんやなぁ。」
「けーへんって。冬は30分に1本や。」
「でも20分毎、いうてはるで。」
「それは夏だけや。けーへん、ゆうてるやろ。信じたらアカン。」
  ※関西弁表記に間違いがありましたらご指摘ください。
トビは、日本語がかなりわかるのですが、この会話はさっぱり理解できていないようでした。もし私がこの会話を
するとしたら
「へぇ、バスはすぐ来るんだね。」
「来ないよ。冬は30分に1本だって。」
「でも20分毎って言ってるよ。」
「それは夏だけだよ。来ないって言ってるじゃん。信じちゃダメだよ。」
  ※関西弁→標準語(?)訳に間違いがありましたらご指摘ください。
とでもなるでしょうか。別に誰に習ったわけでもないのに、どうして「けーへん」の意味がわかっちゃうんだろう、
私…。実は日本語もけっこう「多言語」だったりして(笑)。これが外国人の場合、日本語がいくら上手でも、
標準語だけしか習っていなかったらきっと「けーへん」は理解できないんだろうな。言葉って不思議。母語って
不思議。そんなことを感じたルクセンブルクの旅でした。

ちなみに「ルクセンブルク市の古い街並みと要塞群」は世界遺産に登録されています。

Iquique

一昨日「チリのイキケ港で日本から到着した中古車から微量の放射線が検出され、港湾労働者が
荷降ろしを拒否した」というような内容のニュースを見ました。私は南米好き、港好きなので、
このニュースについてもっと詳しく知りたいと思い、ネットで日本語の記事を検索してみました。
ヒットしたのはこちら。
横浜寄港の韓国車から放射性物質 チリ
チリの税関当局者は2日、北部イキケ港に到着した船に積まれていた韓国の中古車約2500台のうち21台から微量の放射性物質を検出したことを明らかにした。船は横浜港と大阪港に寄港しており、福島第1原発事故の影響とみられる。地元メディアが伝えた。
港湾労働者約100人が健康被害を恐れ、当局に抗議したが、チリ政府当局者は人体に影響のない量だとしている。日本からチリへの船便で放射性物質が検出されたのは初めてで、対チリ輸出に影響が出る可能性もある。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110503/amr11050314300014-n1.htm

普通、車は船のデッキにむき出しで積まれるわけではなく、自動車専用船やコンテナで運ばれます。
船が横浜や大阪に寄港しただけなのに積まれていた「韓国車」から放射線物質が検出、というのは
少し不自然な感じがしました。これら韓国車は大阪あるいは横浜で積まれたものでしょうか?もし
そうだとしたら横浜寄港ではなく「横浜積みの」などと書くべきではないでしょうか?なんだか納得
できなかったので、ご当地チリのニュースを調べてみました。

Radio Universidad de Chile(チリの放送大学、みたいなもの?)のニュースでは、「日本から輸入
された車」と書かれていました。太字部分に注目してください。
Hallan radioactividad en 21 autos importados desde Japón en Iquique

Funcionarios de Aduanas detectaron 21 automóviles procedentes de Japón con niveles de
radiactividad en un barco que iba a descargar los vehículos en el puerto de Iquique, según inormó ese
organismo estatal.
http://radio.uchile.cl/noticias/112814/

チリのナシオン紙のHPに載っていた記事にも、「日本から来た車」と書かれていて、韓国車とは
どこにも書いてありません。
Detectan en Chile autos con radiactividad procedentes de Japón

Funcionarios de Aduanas detectaron una veintena de automóviles procedentes de Japón con bajos
niveles de radiactividad en un barco que iba a descargar los vehículos en el puerto de Iquique, según
informó ese organismo estatal.
La alerta provocó que un centenar de trabajadores del terminal se manifestara este domingo y cerrara
temporalmente el acceso a las instalaciones, aunque las autoridades regionales aseguraron que los bajos
niveles de radiactividad no suponen un peligro para su salud. “No hay problemas para la salud de la
población o los trabajadores que se encuentran laborando en el puerto de Iquique. No hay riesgos de
radiactividad”, recalcó a los periodistas el seremi de Hacienda, Miguel Ángel Quezada.
Los automóviles forman parte de un cargamento de unos 2.500 vehículos usados que llegaron a bordo del
barco Hyundai 106, que comenzó su viaje en el puerto surcoreano de Ulsan e hizo escalas en los puertos
de Osaka y Yokohama, en Japón.
http://www.lanacion.cl/detectan-en-chile-autos-con-radiactividad-procedentes-de-japon/noticias/2011-05-02/095004.html

同紙は別のニュースに、

Autos japoneses: Aduanas de Iquique descarta efecto de radiactividad
「日本車:イキケ税関、放射能の影響なし」
という見出しをつけています。

英語のニュースも検索してみました。デイリーマイニチでは、「日本車」、「日本の横浜港から
出荷された車」と書いていて、やはりどこにも韓国車とは書いてません。ちなみに、車を運んだ
船は「Hyundai 106」という名前です。
Low levels of radiation found in Japanese car arrivals at Chilean port

SANTIAGO, Chile (AP) -- Customs agents in Chile have detected low levels of radioactivity in cars
shipped from the Japanese port of Yokohama. Chile says the radioactivity was found in 21 of nearly
2,500 cars that arrived in Iquique aboard the Hyundai 106 cargo ship. (Mainichi Japan) May 3, 2011
http://mdn.mainichi.jp/mdnnews/business/news/20110503p2g00m0bu047000c.html

ドイツ語ヴェルト紙のHPでも「日本車」、「2000台を越える日本からの中古車」と書いて
います。
Angst vor Radioaktivität in japanischen Autos

In Chile kamen mehr als 2000 Gebrauchtwagen aus Japan an, die leichte Mengen an Radioaktivität
aufwiesen. Hafenarbeiter verweigerten daraufhin das Löschen der Ladung im Hafen von Iquique. Die
Behörden erklärten, dass die gefundenen Mengen an Radioaktivität gering seien und für den Menschen
nicht schädlich.
http://www.welt.de/videos/panorama/article13325969/Angst-vor-Radioaktivitaet-in-japanischen-Autos.html

ここでは港湾の様子をビデオで見ることができ、船から降りてくる車には「確認済」とかなんとか
漢字で書かれた紙が貼られているのが見られます。(船名がはっきり読めないのでもしかしたら
ビデオを合成している可能性もあるかもしれません。)ビデオの終わりの方では船名「Hyundai 
106」がしっかり見えます。船から降りてきている車が日本車なのか韓国車なのか見分けられる方が
いましたら教えてください。

フォーカス誌のHPも「日本からの汚染された車」、「日本からの中古車」と書いています。
Verstrahlte Autos aus Japan ängstigen chilenische Hafenarbeiter

An einem chilenischen Hafen sind Gebrauchtwagen aus Japan angeliefert worden, die leichte Mengen an Radioaktivität aufwiesen. Hafenarbeiter verweigerten daraufhin das Löschen der Ladung.
http://www.focus.de/panorama/videos/importierte-radioaktivitaet-verstrahlte-autos-aus-japan-aengstigen-chilenische-hafenarbeiter_vid_24683.html

こういうニュースはロイターやAPといった通信社から配信されていると思うので、出所は一緒の
はずではないのでしょうか?それなのにどうして日本の記事だけはっきり「韓国車」と書いている
のでしょうか?上に挙げた日本の記事は共同通信から配信されているようですが、共同通信だけは
韓国車であることを確認しているんでしょうか。それとも船がヒュンダイ系だと、積まれる車は
ヒュンダイオンリーと決まってるものなんでしょうか?もしそうだとしたら、チリやドイツでは
日本と韓国の区別がついてなくて、「放射能汚染=日本」と決めつけているということでしょう
か?あるいは船名「Hyundai 106」という部分がよくわからずに誤訳、とか?それだったらまだ
いいのですが、もし意図的に「韓国車」なんて書いていたとしたら…。

「横浜寄港の韓国車から放射性物質」という見出しの小さな記事を日本人が見たら、関係ないと
思って素通りしてしまうと思います。実際にこのニュースに対して「何でも日本のせいにされては
かなわない」なんていうコメントもありました。確かにそう思う人もいるでしょう。でも西、英、
独では「日本車」と報道されています。しかも日本の記事よりも経過が細かく書かれています。

どうやら日本では、国民の不安を煽らないように情報をコントロールしているようです。この記事
も馴染みのない国のことだからか、何でもなかったかのように思わせている気がしてなりません。

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